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愛媛県立中央病院の中村綾花先生が第3内科に入局されました!
以下、県立中央病院で指導されたS先生より入局に際していただきましたコメントです。

中村先生,ご入局おめでとうございます!
なんと松山東高校では学年で常に序列1桁を維持していたようです.どおりで飲み込みが非常にいいと思いました.今,内視鏡が好き過ぎるようで,その高いポテンシャルを内視鏡手技に全振りしてくれています.先生のせいで”ゲーマーの方が内視鏡上手”という個人的な仮説が破綻しそうです.医師4年目という学年からするとかなり高い内視鏡手技レベルを持っているにも関わらず,自分の手技内容に納得せずさらに上を目指す姿勢は素敵です.これからも経験値を積んで,中村先生なりの”内視鏡道”を極めてください.

中村先生、ご入局おめでとうございます。
楽しい3内科を一緒に築いていきましょう!

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済生会松山病院の松田宣完先生が3内科に入局されました!

指導にあたっていただきました東野誠先生より、入局に際して下記の通り、コメントをいただきました。
松田先生を紹介させていただきます。

「松田先生は双海町出身、愛媛大学をご卒業後、済生会松山病院で初期研修をされています。剣道経験者の松田先生は冷静沈着で真面目、どんな場面でも動じることなく、黙々と仕事をこなし、その姿はまさに“現代の侍”です。早朝から出勤して着実に業務をこなしつつ、患者さんやスタッフとのコミュニケーションも丁寧で、「一緒に働きたい」と思う先生でした。他診療科からもたくさんお誘いがあったと思われますが、専門領域をベースとしつつも総合内科的な診療ができる第3内科を選んでくれました。松田先生と今後一緒に働けることを大変うれしく思います。これからのご活躍を期待しております。」

松田先生、この度は入局いただきありがとうございます。楽しい3内科を一緒に作っていきましょう。

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盛田真先生の学位論文「Endoplasmic reticulum stress sensor protein PERK in hepatic stellate cells promotes the progression of hepatocellular carcinoma via p38δ MAPK/IL-1β axis」がScientific Reportsにアクセプトされました!おめでとうございます。

以下、盛田先生よりいただきましたコメントです。

本研究では、MASH肝細胞癌の腫瘍微小環境における肝星細胞の小胞体ストレスセンサーPERKの役割について検討いたしました。MASHにおいて腸管からの吸収が亢進しているパルミチン酸 (PA)を肝星細胞に添加し、小胞体ストレスを誘導したところ、PERKシグナルが活性化し、細胞増殖作用を有する炎症性サイトカインIL-1βの発現が増加しました。また、PERKの発現をPERK siRNA/plasmidで調節したところ、IL-1βの発現が減少/増加したことから、PERKはIL-1βの発現を制御していることが明らかになりました。さらに、PAで刺激した肝星細胞の培養上清で肝癌細胞を培養すると、増殖能・遊走能・浸潤能が促進しましたが、肝星細胞のPERKノックダウンにより、これらの悪性形質は抑制されました。この結果から、肝星細胞におけるPERKはIL-1β分泌を介して肝細胞癌の進展を促進することが示されました。また、肝星細胞におけるPERKを介したIL-1β産生機構を明らかにするために、RNA-seq解析を行った結果、PERKとIL-1βの中間分子として、p38δ MAPKを同定いたしました。以上より、肝星細胞におけるPERKはp38δ MAPK/IL-1β軸を介してMASH肝細胞癌の進展を促進することが示されました。
最後に、本研究の遂行にあたり、多大なるご支援・ご指導を賜りました日浅教授、徳本先生、共著者の先生方、技官の皆様に心より御礼申し上げます。
今後も学位研究を通じて培った知見を活かし、より一層研究に励んでまいりますので、引き続きご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。

本研究成果の詳細につきましては、以下のリンクよりご覧いただけます。
https://rdcu.be/epLHD

このたび、愛媛県立中央病院 消化器内科の多田藤政先生が、第33回愛媛医学会賞を受賞されました。
以下、多田先生からの受賞コメントをご紹介いたします。

「このたびは第33回愛媛医学会賞という名誉ある賞を賜り、謹んで御礼申し上げます。

令和7年5月31日、松山市にて開催された令和6年度愛媛医学会総会において、本論文が高く評価され、表彰いただきました。この場をお借りして、ご指導いただきました平岡先生、日浅教授をはじめ、貴重な症例をご提供くださった同門の先生方に心より感謝申し上げます。

本論文は昨年、黄蘭会臨床研究賞および日本消化器病学会奨励賞も受賞しており、今回の受賞により、三つの学術賞をいただくこととなりました。多くの先生方からの温かいご支援とご評価に、身の引き締まる思いでおります。

今後も、日々の診療の中で生まれるClinical Questionに真摯に向き合い、臨床現場に貢献できる研究を続けてまいります。引き続きご指導・ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。」

令和7年5月24日付の愛媛新聞掲載記事および論文要旨は、本記事の下部に掲載しております。お時間のある方は、ぜひご一読ください。


愛媛新聞掲載記事:「愛媛医学会賞 2氏選出」2025年5月24日付愛媛新聞
(掲載許可番号:d20250604-01)

論文要旨:
国際共同非盲検第III相試験「IMbrave150試験」において、切除不能肝細胞がん患者に対するアテゾリズマブ+ベバシズマブ併用療法(Atez/Bev)がソラフェニブよりも全生存期間(OS)および無増悪生存期間(PFS)を延長することが示されました。その結果、アテゾリズマブ+ベバシズマブ併用療法は切除不能肝細胞がん患者において現在の一次治療として採用されています。私たちの論文は、RELPECグループ(市中病院を中心とした多施設共同研究グループ)に所属している施設においてIMbrave150試験で登録症例の除外基準となっている「胃食道静脈瘤(EGV)を合併している」または「半年以内にEGVの治療歴がある」症例における有害事象(AE)、OS、PFSを比較検討しています。

EGVを合併した症例では肝予備能低下が多く見られ、OSは不良でしたが、PFSには差がみられませんでした。肝予備能を中心とした両群間で有意な差がある項目を用いて、Propensity scoreを作成し、Inverse probability weighting(IPW)で補正した結果、OSとPFSには変化がありませんでした。また、EGV出血に関しても両群間で差がみられませんでした。これにより、EGVに対する適切な内視鏡治療が行われた場合、Atez/BevはEGVを有する切除不能肝細胞がん患者における有効な治療選択肢となりうることが示唆されました。
多くの先生方からの評価を受け、このような栄誉に輝くことは大変光栄であります。今後も、Clinical Questionに対する一助となるよう努めて参りますので、引き続きご指導を賜りますようお願い申し上げます。今後ともよろしくお願いいたします。

肝臓グループの矢野怜先生が、第33回愛媛医学会賞を受賞されました。
以下、矢野先生からの受賞コメントを紹介します。

この度は愛媛医学会賞という名誉ある賞を賜り、大変光栄に存じます。
同門の多田先生とのダブル受賞となり、そちらに関しても大変貴重な経験と思っております。
新聞記事にも取り上げていただきました。多田先生のコメントに添付されておりますのでご興味のある方はご一読いただければ幸いです。

受賞対象となった論文は、「Lymphatic drainage dysfunction via narrowing of the lumen of cisterna chyli and thoracic duct after luminal dilation」の題で Hepatology International に掲載された学位論文です。
近年、肝疾患におけるリンパ液の機能異常や形態異常、さらにはその病的意義に対する関心が高まりつつあり、特に、腹水形成とも関与が指摘されており、重要な研究テーマとなっています。
本研究では、multi-detector-row CTや高周波超音波検査法を用いて、乳糜槽および胸管といった肝外リンパ管の観察を行い、肝疾患の進行に伴うリンパ管の形態変化とその病態的意義を明らかにしました。具体的には、肝静脈圧較差(hepatic venous pressure gradient; HVPG)を指標とし、慢性肝疾患から代償性肝硬変の段階ではHVPGとリンパ管径が良好な正の相関を示す一方で、非代償性肝硬変に進行すると一部の症例でリンパ管が狭小化し、これが難治性腹水の発症と強く関連することを示しました。

本研究は、廣岡先生、日浅先生をはじめ、日頃よりご指導くださっている先生方のお力添えあっての成果です。また、日々支えてくれている家族を含め、多くの皆様に心より感謝申し上げます。今後もより一層研鑽を積み、愛媛から世界に向けて発信できるよう、今以上に謙虚に、そして真摯に取り組んでまいりますので、引き続きご指導・ご鞭撻のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。

やったぜ、岡野君!

5月12日(月)〜5月16日(金)にかけて、当院で開催されました第3回えひめ生命医科学コンソーシアム ポスター発表会において、今年から新設された、ポスター賞(学部生部門・大学院生部門)・優秀賞に医学部5回生の岡野真大くんが選出されました。

指導に携わっていただいた当科の三宅先生よりいただきましたタイトル、
「やったぜ、岡野君!」で、紹介させていただきます。

岡野先生、この度は大変おめでとうございます。
今後の益々のご活躍をお祈り申し上げます。

立派な研究成果を示してくださいました。
抄録を紹介いたします。

総 BMI 変化量と年間 BMI 変化量が糖尿病発症に及ぼす影響についての検討
【目的】総 BMI 変化量と年間 BMI 変化量が糖尿病発症に及ぼす影響を明らかにする。
【方法】対象は検診を 2 回以上受診した非糖尿病者 13,949 名。糖尿病の発症は HbA1c≧6.5%、もしくは
FBS≧126mg/dL で判定した。観察開始時と観察終了時の総 BMI 変化量と年間 BMI 変化量をもとに それぞれ
6 群に分類し糖尿病発症の有無を解析した。
【結果】多変量解析は 0.25≦総 BMI 変化量<0.25 の群と比較し、総 BMI 変化量<-2 で糖尿病発症が有意に
減少し、2≦総 BMI 変化量<4、4≦総 BMI 変化量で糖尿病発症が有意に増加した。また、年間 BMI 変化量が-
0.05≦年間 BMI 変化量<0.05 と比較して、0.3≦年間 BMI 変化量で糖尿病発症が有意に増加した。
【結論】糖尿病発症を抑制するためには BMI 増加量を意識した指導が有用と考えられた。

1-8病棟を支えてくださった本田 晃子師長が、ご異動されることとなりました。

4年間にわたり、1-8病棟を支えてくださった本田 晃子師長が、この度ICU看護師長としてご異動されることとなりました。

急性期からがん終末期まで非常に多くの患者さんを抱える当科におきまして、本田師長は、常に患者さまに寄り添い、温かく丁寧な看護を提供してくださいました。また、看護スタッフ一人ひとりに目を配り、私たち医師とも密に連携してくださいました。
そのおかげで、私たちは安心して患者さんの治療に専念することができました。そして何よりもその温かいお人柄は、私たちにとって大きな支えでした。

4月より新たな部署におかれまして、すでにご勤務されておられますが、今後はICUの師長として、より一層ご活躍されることと存じます。
当科も重症患者の対応においてICUと密に連携する必要があり、今後も変わらずお世話になると思いますが、引き続きよろしくお願い申し上げます。

これまでの多大なるご貢献に心から感謝申し上げますとともに、今後のご健勝と更なるご活躍を心よりお祈り申し上げます。


[日浅 陽一教授から本田 晃子師長への花束贈呈]

文責 病棟医長 山本 安則

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松浦文三教授の最終講義が行われました。

2025年3月5日に,医学部40周年記念講堂において,松浦文三教授の最終講義が「ホルモンに魅せられて」のタイトルで行われました。学外からは,恩地前教授,愛媛県立中央病院の二宮(朋)先生,松浦先生の同期入局の四宮先生はじめ多くの方々,学内からは,各講座の先生方,1-8病棟の看護師さん,栄養部の栄養士さん,NSTのメンバー,治験センターの看護師さん,医局員,医局技術補佐員の多くの方々にご参加いただきました。

松浦先生が何故ホルモン(内分泌)を専攻したか,そして2000年の米国Mayo Clinic留学以後今まで続けてこられた消化管ホルモン研究,術直後から減少するグレリンと増加するGLP1による代謝改善/減量効果をもたらすsleeve状胃切除術の効果,温州ミカンに多く含まれる-クリプトキサンチンのMASH/MAFLD改善効果などを中心とした研究の概説,15年間の寄附講座の活動報告,最後に,①いくつになってもチャレンジを-留学も研究も臨床も,②横広がりとともに,とことん追求も-人の出会いも研究も,③思いがけない結果(出会い)を大切に,をmessageとして,講義を終了されました。
松浦先生から,「皆様,長い間お世話になり,ありがとうございました」のお言葉をいただきました。

貴重なご講演、本当にありがとうございました。

第3内科に新たなメンバーが増えました!
研修医の齋藤舞先生が入局のご挨拶に来られました。齋藤舞先生は愛媛県立中央病院で研修をされ、消化器疾患に興味を示されました。
入局にあたり、県立中央病院で指導にあたってくださった松岡海南先生からコメントをいただきましたのでUPさせていただきます。
入局おめでとうございます。今後ともよろしくお願いします。

以下松岡海南先生からいただきましたコメントと入局時の写真です。

齋藤先生
ご入局おめでとうございます!
齋藤先生は愛媛県立中央病院で2年間初期研修を行っており、2年目に2ヶ月間消化器内科をローテートし、消化器内科の道を選んでいただきました。
本当に優しくて温厚で、どんなに忙しくても穏やかで、細やかな気遣いをみせてくださります。患者さんだけでなく私たち周りのスタッフも癒されることが多いです。
そして検査や治療も積極的にこなす芯の強さもあり、メキメキと腕をあげています!
今後も一緒に消化器内科医として楽しく頑張っていきましょう!

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市立宇和島病院の先生方から楽しそうな近況報告と熱いメッセージが届きました!
以下、期待のホープ、和泉先生からいただきました文面とお写真です(HP担当としては、HY先生の凛々しいお顔が見れてとても嬉しかったです)。

こんにちは!市立宇和島病院で勤務しております和泉翔太です。この度市立宇和島病院消化器内科スクラブが完成しました!記念にこの場をお借りして報告させて頂きます。

折角の機会ですので市立宇和島病院 消化器内科をご紹介させて頂きます。
私は2024年4月より市立宇和島病院で勤務しており、4月から10月の半年間で上部消化管内視鏡検査約400件、大腸内視鏡検査約80件と多くの経験を積ませて頂きました。またERCPも60件程度施行しており、ESDやEVLなどの処置にも主実施医として携わらせて頂いております。当院は消化器病・消化器内視鏡・肝臓学会の認定施設であり、症例の蓄積がそのまま専門医取得に直結するということも、県内でも指折りの恵まれた環境です。
また、消化器内科としての勤務だけではなく、救急診療にも関わる機会が多く1次救急から3次救急まで幅広い経験ができることも本病院の特徴です。
ここまで聞くとただただ激務と思われるかもしれませんが、複数主治医制+待機制の導入といった余暇をしっかりとれるような制度も導入され、オンオフのはっきりした日常を過ごすことができるような仕組み作りも進めて頂いております。

内視鏡スキルを向上したい、種々の専門医を取得したい、一般内科としての救急スキルを磨きたい、夜間や休日は自分の時間を過ごしたいなど、多くのニーズに応えられる施設ではないかと勝手ながら思っております。
もしよろしければ第三内科への入局、そしてゆくゆくは市立宇和島病院での勤務してみませんか??
興味を持って下さった方は、ぜひ第三内科の見学をお申込み下さい。
一緒に働ける日を紺色のスクラブに身を包んでお待ちしています。

文責:和泉翔太

●医局HPでは、近況の報告等、随時受け付けております●
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愛媛大学大学院
消化器・内分泌・代謝内科学
(第三内科)
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