渡辺先生の論文がJournal of Medical Virologyにacceptされました
2017年1月7日 9:00 AM
論文名:
Predictors of treatment efficacy and ALT non-normalization with sofosbuvir/ribavirin therapy for patients with hepatitis C virus genotype 2
著者:
Takao Watanabe, Yoshio Tokumoto, Kouji Joko, Kojiro Michitaka, Norio Horiike, Yoshinori Tanaka, Fujimasa Tada, Yoshiyasu Kisaka, Seiji Nakanishi, Takashi Nonaka, Kazuhiko Yamauchi, Masashi Hirooka, Masanori Abe, Yoichi Hiasa.
掲載誌:
Journal of Medical Virology
以下渡辺先生からのコメントです
愛媛県内の当科関連病院の先生方で組織しておりますEhime Kan-en Network (EKEN-net)の研究成果です。今回HCV genotype 2型に対するソホスブビル+リバビリン治療の成績をまとめ、特に治療終了後のALT非正常化に寄与する因子について解析しました。ALT非正常化には肝線維化マーカーであるM2BpGiの高値が寄与しており、ALT非正常化例は治療後の肝発癌に特に注意した経過観察が必要と考えられたという内容を報告しています。
EKEN-netの諸先生方には大変お忙しい中、頻回のデーターの収集に御協力いただき深く感謝申し上げます。今後も精進してまいりますので御指導のほどよろしくお願い申し上げます。