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熊木先生論文がAJGにアクセプトされました
 

お知らせ

昨日報告した熊木先生論文の詳細が明らかになりました。熊木先生から再度カナダよりメールをいただきました。

下に熊木先生本人からのコメントを載せます。

村上春樹の1Q84のような長編大作メールです。

以下by Dr Kumagi

1. Kumagi T, Guindi M, Fischer SE, Arenovich T, Abdalian R, Coltescu
C, Heathcote EJ, Hirschfield GM. Baseline bile duct loss and treatment
response predict long-term histological progression in primary biliary
cirrhosis. Am J Gastroenterol 2010 (in press)

胆管消失およびウルソに対する反応性が、原発性胆汁性肝硬変の線維化の進行に寄与するとした論文です。
Torontoに来て診療に慣れた頃より始めたprojectで、昨年1月に某雑誌に投稿してから1年半掛かりましたが、漸くacceptされました。
途中で挫折しそうになりましたが、粘り勝ちです!

2. Al-Harthy N, Kumagi T, Coltescu C, Hirschfield GM. The specificity
of fatigue in Primary Biliary Cirrhosis: Evaluation of a large clinic
practice. Hepatology 2010 (in press)

外来診療中の会話より始まった原発性胆汁性肝硬変と疲労感に関するprojectです。
「日本では、患者は疲労感を訴えるのか?こちら(北米)や北欧では、訴える人が多いが、スペインでは訴える人がほとんどいないらしい。」
と言うことは……肝外にも何か理由があるのかも……うつ病、発症年齢の違い(すなわち並存する疾患および治療)などなど。
これがもとで、前向きにデータを集積することになりました。
そして、projectを持っていなかったオマーンから来ていた、臨床研究の経験が全くない、同じclinical
fellow(3児の母)を指導をするようにボスに頼まれました。
もちろん、study designが異なるため、スペインと北米の違いについては分かりませんでしたが、内服薬やBMIが疲労感に寄与することが明らかになりました。
ある意味、これまでの概念を覆す結果であり、疲労感を訴える場合には、詳細なる問診に戻る必要があるとしたものです。
私はfirst authorではありませんが、初心者を指導することができとても満足しております。
ちなみに、オマーンへ戻った彼女は、オマーンで唯一の女性肝臓専門医として現在活躍しています。
次は、この経験を愛媛で活かす番です。

(お疲れさまでした.第3報へ続く?)

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消化器・内分泌・代謝内科学
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