膵疾患診療の最前線、EUS elastography
2010年3月12日 8:59 PM
当教室で超音波内視鏡による弾性イメージング、EUS elastographyを開始しました。
現在超音波内視鏡検査はB mode法による診断が確立されてきました。最近このB mode像に加え、病変の硬さを診断することが可能になりました。特に膵癌のような硬い癌の診断能向上に期待がもてます。アルコール多飲者に多い慢性膵炎も硬い事が知られており、慢性膵炎の診断にも寄与するものと思われます。今後消化管腫瘍などにも検査対象を拡げていく予定です。膵疾患でお困りの医療関係者の方、是非ご相談ください。(担当熊木、村上)
胆嚢・膵臓グループ