豚胃を使ったESDの研修を始めました
2013年4月25日 11:06 AM
早期胃癌に対する内視鏡的治療として、内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)の手技が確立されています。
当科では、ESDに興味がある先生方の研修のfirst stepとして今月より豚胃を使ったESDの研修を始めました。
今回使用した豚胃で作ったデモ病変
手技の指導医として、光学医療診療部から池田先生、壷内先生が。
実際に研修を受けた先生は、内分泌・NASHが専門の三宅先生。愛媛大学医学部付属病院で研修をしている研修医の奥嶋先生、
初めての試みで豚胃がなかなか膨らまないトラブルもありましたが
小さいデモ病変ではありましたが参加された先生方が無事に豚胃の
久々の内視鏡処置に緊張の面持ちの三宅先生(左)と指導担当の壷内先生(右)
研修医1年目の一ノ宮先生、オーベンの壷内先生の指導が良いのか、カメラを持つ姿が既に板についてきています
同じく研修医1年目の奥嶋先生、カメラを持ち始めた頃って、画面の動きに沿って体を動かしちゃうんですよね。気持ちはものすごくわかります(笑)
今後、システムを確立して愛媛県内のこれからESDを始める若手
今回研修に参加された先生方を見ればお分かりの通り、研修医・後期研修医(3-5年目)の先生方だけでなく、普段内視鏡処置を経験する機会が少なく、興味があるけど中々研修の場が無いという先生方にとって敷居の低い研修の場を提供できればと考えております。次回以降も豚胃ESD研修を開催継続していく予定ですので、興味のある先生方は、壷内先生までご連絡ください。
<連絡先>
壷内 栄治
〒791-0295
愛媛県東温市志津川 医学部本館8F
愛媛大学大学院 医学系研究科医学専攻 先端病態制御内科学(第三内科)
TEL 089-960-5308 FAX 089-960-5310
愛媛大学医学部附属病院 中央診療棟2階
光学医療診療部
TEL:089-960-5596
E-mail: etsubouc@m.ehime-u.ac.jp