済生会松山病院の八木先生と総合健康センターの古川先生がまとめた「血清アルブミンと潰瘍性大腸炎との関連性」の論文が、BMJ Open Gastroenterolにアクセプトされました。
八木先生と古川先生からコメントが届いています。
血清アルブミン値が高いほど、粘膜治癒が多く、その関連は交絡因子で補正後であっても有意でした。また、罹病期間別にみてみると、罹病期間が短い症例では有意でしたが、罹病期間が長くなるとその関連が消失していました。潰瘍性大腸炎における病態を反映する血清マーカーはいずれも特異度や感度が低いことが知られていますが、患者さんの罹病期間なども考慮に入れて活用するといいのかもしれません。
本研究は同門の先生方をはじめとした愛媛県の多くの先生方および本研究に同意いただいた患者様のご協力の上に成り立っております。また、日浅教授、池田先生、竹下先生のご指導によって本研究が遂行できておりますこと改めて感謝申し上げます。
CATEGORY : お知らせ