畔元先生の論文がInternal Medicineにaccept されました!
2017年5月23日 6:17 PM
膵サルコイドーシスの診断に超音波内視鏡検査が有用であった畔元先生(現四国がんセンター)の論文がInternal Medicineにaccept されました。
論文名:Diagnostic challenge in pancreatic sarcoidosis using endoscopic ultrasonography
著者:Nobuaki Azemoto, Teru Kumagi, Mitsuhito Koizumi, Taira Kuroda, Hirofumi Yamanishi, Yoshinori Ohno, Yoshiki Imamura, Eiji Takeshita, Yoshiko Soga, Yoshiou Ikeda, Morikazu Onji, Yoichi Hiasa
掲載誌:Internal Medicine
以下、指導医である熊木先生からのコメントです。
初投稿から4年、3つ目の雑誌Internal Medicine(日本内科学科の英文誌)にaccept。初めに投稿した雑誌は、納得の門前払いですぐさま2つ目の雑誌へ投稿。ところが、無理難題なコメントに諦めの境地(←コレ、重要)。そこで、無理なものは無理と割り切って回答期限切れに(←時として諦めて寝かすことも重要)。ところが、回答期限どころか、そもそも眠ったままでした。今回、3つ目の雑誌に投稿してから、reviseを1回経由して3ヶ月でのaccept でした。眠っていたものを久しぶりに読むことになった訳ですが、時間経過とともに熟したんだと思います。まさに、4年間の眠りから覚めて……。
大野→黒田→畔元、胆膵グループ3連荘でaccept。
畔元先生、おめでとうございます!
続いて筆頭著者であります畔元先生からのコメントです。
2013年に最初に投稿して4年たちました。当初は膵サルコイドーシスに対して世界で初めて造影EUSとEU Sエラストグラフィを施行した1例と息巻いておりましたが、 なかなか認められず、 最後はかなりトーンダウンした内容となってしまいました。しかしながら、 熊木先生のおかげでやっと日の目をみることができました。 またいろいろなところで協力していただいた小泉光仁先生、 本当にありがとう。今後も英語論文作成に意欲的に取り組んでいきたいと思います。
論文内容はEUS- FNAが膵サルコイドーシスの診断に有用であった症例です。 また造影EUSとEUSエラストグラフィも行っており、興味深い1例と思います。
お時間がありましたらぜひご一読ください。