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韓国ソウルで開催されたアジア太平洋消化器病学会週間(APDW 2018)で松浦先生が発表されました!
 

お知らせ

2018年11月14日から18日まで,韓国ソウルでアジア太平洋消化器病学会週間(APDW 2018)が開催され,当教室の松浦先生が参加されました.

以下,松浦先生よりコメントをいただいております!

 

APDW 2018に参加して

松浦文三

2018年11月14日から18日まで,韓国ソウルでのアジア太平洋消化器病学会週間(APDW 2018)に参加してきました。今回は,韓国消化器病学会週間(KDDW)との共同開催です。APDWは3000名以上の参加者のある学会です。私は,「Intensive treatment for obesity at our hospital」を発表してきました。過去には,APDWが日本で開催されるときには何度か発表してきましたが,今回日本以外の開催地での発表は初めてでした。東京女子医大の橋本悦子先生と行きの飛行機が同じでしたので,金浦空港に着いたあと宿泊ホテルまでタクシーでご一緒させていただきました。ソウルは狭い土地に約1000万人が住んでいるため,もともと車の多い都市ですが,加えて到着日は,韓国では一生を左右する,かの有名な大学お受験の前日で,しかもラッシュ時だったので,ホテルまで1時間近くかかりましたが,タクシー代は安く,3000円少しでした。2015年にアジア肥満と消化器疾患研究グループ(GOASIA)が発足し,日本からは菅野健太郎先生,中島淳先生とともに私も当初からメンバーに加えていただいており,毎年APDW開催時にGOASIAのmeetingを持つことになっており,今回も11月17日の昼にdiscussionしてきました。

学会の空き時間には,今年で見納めかもしれないDemilitarized Zone (DMZ)へ行ってきました。第二次世界大戦後,米ソに分割統治されることとなった朝鮮半島。1950年に朝鮮戦争が勃発し,3年間にわたって混乱が続き,1953年,北緯38度に南北の境となる軍事境界線が引かれ,休戦協定が結ばれてからは,南北境界線は事実上の国境となりました。DMZは普段は落ち着きをみせています。しかしながら,現役の兵士が24時間監視をし,北朝鮮がソウルへ向けて掘っていた第3トンネルの中には重々しい空気が流れ,戦争がまだ終結してない事実を象徴するエリアです。また,ソウル市内の景福宮殿も見学し,異文化に触れてきました。

APDWは,来年はインドのコルカタ,再来年はマレーシアのクアラルンプールで開催されます。

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愛媛大学大学院
消化器・内分泌・代謝内科学
(第三内科)
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