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愛媛県立中央病院 消化管グループの論文が JGH open (IF:1.5) にアクセプトされました!
 

お知らせ

愛媛県立中央病院 消化管グループの論文が JGH open (IF:1.5) にアクセプトされました.
以下,破竹の勢い、旭日昇天の勢いで有名な、昇り竜のごときfirst author S先生からいただきましたコメントです.

愛媛県立中央病院 消化器グループが投稿しておりました,「潰瘍性大腸炎の病型別にみたLRGと糞便マーカーの診断能の比較」についての論文” Effect of Disease Extent on Leucine-Rich α2-Glycoprotein as a Marker for Endoscopic Mucosal Healing in Patients With Ulcerative Colitis”が JGH open (IF:1.5) にアクセプトされました.

JGH Open. 2026; 10(2): e70341.

現在,潰瘍性大腸炎患者のバイオマーカーには,血清マーカーであるCRPやLRG,糞便マーカーである免疫便潜血検査や便中カルプロテクチンがあります.しかし,実臨床においてどのように使い分けるかは明確ではありません.そこで今回,潰瘍性大腸炎の病型別に各種マーカーの診断能を比較検討しました.

愛媛県立中央病院に通院している潰瘍性大腸炎患者のうち,潰瘍性大腸炎と同時期にLRGを測定した171名を対象に,全大腸炎群と左側大腸炎および直腸炎群の2群に分類して,各種マーカーと内視鏡的活動性との間の相関を評価しました.

全大腸炎を呈する潰瘍性大腸炎患者において,LRGは便マーカーと同等の診断精度を示しました(内視鏡的粘膜治癒予測曲線下面積[AUC]:LRG 0.92,便免疫化学検査[FIT] 0.95,便中カルプロテクチン[Fcal] 0.96)(FIT vs. LRG、p = 0.886,Fcal vs. LRG,p = 0.412).一方,左側大腸炎および直腸炎の患者では,便マーカーは内視鏡的粘膜治癒予測においてLRGよりも優れた診断精度を示しました(AUC:LRG 0.66,FIT 0.94,Fcal 0.92)(FIT vs. LRG,p <0.001,Fcal vs. LRG、p = 0.004). 本研究の結果は,潰瘍性大腸炎の管理において,病型に応じたバイオマーカーの選択が有用である可能性を示唆しています.左側大腸炎型および直腸炎型の患者では,診断精度の高い糞便マーカーが推奨されますが,全大腸炎型の患者で便検体が採取できない場合には,LRGは有効な代替手段となります. 本研究は愛媛県立中央病院の消化器内科診療に携わる先生方や医療スタッフのご協力によって行うことができました.深い感謝を申し上げます. S先生をはじめ、県立中央病院の先生方、この度はacceptおめでとうございます!

 
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愛媛大学大学院
消化器・内分泌・代謝内科学
(第三内科)
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