広岡昌史先生の論文がHepatology researchにアクセプトされました。
2020年5月14日 9:03 PM
広岡昌史先生の論文がHepatology researchにアクセプトされました。
論文名:Efficacy of combining electric-field and C-plane imaging to obtain ultrasound–ultrasound fusion images in monopolar radiofrequency ablation for patients with liver cancer
著者:Masashi Hirooka, Yohei Koizumi, Takaaki Tanaka, Yoshiko Nakamura, Yoshio Tokumoto, Masanori Abe, Yoichi Hiasa
以下、広岡先生からのコメントです。
本論文は過去と現在の超音波画像を同期するUS-US fusion imagingにおいて広岡らが特許取得したC-plane技術を活用し、このC-plane imaging上に焼灼範囲シミュレーション技術 E-fieldを用いることで有効かつ安全な肝癌治療を行うという内容です。このたび日本肝臓学会の英文誌Hepatology Researchに採用されることになりました。この超音波fusion imagingシステムは愛媛大学、日立製作所、大阪赤十字病院において共同開発を行い、現在日立製作所の超音波フラッグシップモデルArietta850に搭載され販売されています。今年度の診療報酬改定によりラジオ波焼灼時に本論文のようなfusion imagingシステムを使用することにより200点の診療報酬が加算されることになっています。是非本システムをご活用ください。