アメリカ消化器病関連週間(DDW)への演題
2011年2月24日 10:01 AM
以下熊木先生からです。
「みんなで福留孝介に会いに行こう!」
大学病院および関連病院を含めて6題の演題が、5月上旬にシカゴで開催されますアメリカ消化器病関連週間(DDW)に採用されました。
1題が口頭発表となっています。以下、演題名です。
◎Poster発表
松浦ほか:Mutational analysis of predicted extracellular domains of human growth hormone secretagogue receptor 1a
今岡ほか:Characteristics of small-bowel tumors detected by double balloon endoscopy
平岡ほか:Rapid increasing trend of hepatocellular carcinoma in elderly in Japan
山西ほか:Regulatory dendritic cells pulsed with carbonic anhydrase I protect mice from colitis induced by CD4+CD25- T cells
畔元ほか:Biochemical response to ursodeoxycholic acid predicts long-term outcome in Japanese patients with primary biliary cirrhosis: a validation study (Hepatology Research: in press)
◎Distinguished Abstract Plenary(口頭発表15分)
熊木ほか:B Cell-Activating Factor as a novel marker in Autoimmune Pancreatitis (Pancreas: in press)
今年は多くの演題が採択されました。
特記すべき点として、消化管ホルモン、小腸腫瘍、炎症性腸疾患、肝細胞癌、原発性胆汁性肝硬変および自己免疫性膵炎と演題の内容が多岐に亘っていることが挙げられます。
また、DDW常連の平岡先生(県立中央病院)以外に今岡先生(済生会今治病院)が国際学会デビューをされることも見逃せません。檜垣先生(大学)とともに、ダブルバルーン小腸内視鏡検査で診断される小腸腫瘍の臨床的特徴をまとめ上げた共同研究で、既に英文誌にも投稿済みです。
大学内では、グループ間の壁なく各グループが切磋琢磨しており、先の「日本糖尿病学会への演題」の如く活発に活動しております。大学内にとどまることなく、関連病院の先生方との共同研究もますます発展させて行きたいものです。
学会期間中、iPhoneより速報をお送りしますのでお見逃しなく!