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バングラデッシュ訪問記
 

お知らせ

バングラデッシュ訪問記

長年の夢であったバングラデッシュを昨年末訪問した。

アクバルさんが日本に来て共同研究者になって20年は経っている。また、私たちの教室に合計6名のバングラデッシュの医師に来ています。早く行こうと思っていたが、なかなか思い立つ仕事がなかった。現在、私達が開発を進めてきて基礎的な研究が終了していたB型肝炎のワクチン療法を日本では臨床への応用は難しい課題が多いので、バングラデッシュで試験をしようと計画を進めていたが、最近アクバルさんを中心にB型肝炎のワクチン療法の臨床試験が開始され、いよいよ第3相臨床試験に入らんとする時で、まさに良い時期が来たと思った次第である。もちろん、アクバルさんの案内付きであった。クリスマス直前の飛行機事情の良くない時となってしまい、滞在期間は最少の3日間となった。大学での「肝細胞癌の治療」に関する講演と、日本でいう厚生労働大臣の訪問などの公式行事はもちろんあったが、多くは共同研究者との懇親やアクバルさんの親戚の自宅の訪問が多かった。また、私はそれを楽しみにしていた。以下、バングラデッシュの印象を挙げてみましょう。

 子供や若者が多く、活気があり、若者の眼に輝きがあった。もちろん、貧しさとすべてのところに発展途上であることは確かで、私が経験した日本の昭和30年代の雰囲気である。バングラデッシュの肝臓学会も発足したばかりである。日本の肝臓学会は1958年に設立した。日本は米国を目標に国民を挙げて頑張っていた。目標があり、若者が多く、課題はあっても、若者の眼には輝きがあった。政治的課題も多く、60、70年安保闘争を経験した。写真がすべてを物語ります。写真を見てください。

(1)懐かしいザーマンさんご夫婦

(2)アクバルさんの妹さん達とその夫君

(3)ヒラさんのお兄さん;元バングラデッシュ大統領のお孫さん

(4)厚生労働大臣との3時間に亘る語らい

(5)リキシャ乗車に挑戦

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愛媛大学大学院
消化器・内分泌・代謝内科学
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