祝、上田晃久先生学位取得
2010年9月22日 7:03 PM
本日学位記授与式が行われ、当教室の上田晃久先生が大学院を卒業されました。医局でオーベンの松浦文三先生と記念撮影。
上田先生の学位論文はMutational analysis of predicted extracellular domains of human growth hormone secretagogue receptor 1a. でRegulatory Peptidesに掲載予定になっています。
上田先生は食欲増進に関与する消化管ホルモンの1つ「グレリン」の受容体機能解析を行いました。
グレリン受容体は7回膜貫通型G蛋白共役型受容体です。この受容体の細胞外部分の機能解析を行い、3つのアミノ酸残基が反応に重要であることを世界で初めて解明しました。今後この分野の薬剤開発のきっかけになり得る仕事として期待されています。
以下上田先生とQ&A
大学院生活の思い出は?
ー実験で同じ事を繰り返す日々が続いたことがきつく、思い出になってます。松浦先生に支えていただき感謝しています。
楽しかったことや、良かったことは?
ーありません・・・。(インタビュー終了)
と言いながら、大学院で研究生活中にきれいな奥さんまでゲットし、同じ事を繰り返しながら幸せになった、ちゃっかりものの上田先生でした。本日はおめでとうございました。
研究をする環境を与えていただいたことに大変感謝しているとのことでした。
上田先生は栄養外来にも積極的に取り組んでいます。お困りの症例などありましたら、御紹介をお願いいたします(月曜日)。