第22回日本超音波医学会四国地方会および第11回四国地方会講習会を開催しました
2012年10月23日 12:26 AM
10月20日(土)、日本超音波医学会第22回四国地方会学術集会ならびに第11回四国地方講習会を松山市総合コミュニティセンターで開催いたしました。当科より会長として本学会を担当するのは平成5年1月30日に赤松興一先生が開催して以来、19年ぶりになります。
台風が気になっていましたが、幸い前日までに通り過ぎ、当日は秋晴れのさわやかな陽気となりました。同門の先生方には多数の演題と、ご出席を賜り、誠にありがとうございました。おかげさまで、60題の演題と220名以上のご出席を賜り、盛会に終えることができました。超音波医学会は超音波を核としたいろいろな臓器分野にまたがる横断的な学会です。
今回の学会では愛媛大学病態情報内科学の檜垣實男教授、井上勝次講師、医療情報部の石原謙教授に多大なご協力を賜り、多数の演題をいただきました。
また、会長講演の座長の労を、生体画像応用医学の望月輝一教授におとりいただき、廣岡先生とともに進めているエラストグラフィーの肝・脾硬度診断の話しを中心に当科の仕事について紹介させていただく機会をいただきました。
会長講演の座長は愛媛大学生体画像応用医学 望月輝一 教授におとりいただきました。
昼の時間帯には特別講演として、2人の超音波のエキスパートであるご高名な先生に御願いすることができました。消化器分野として近畿大学消化器内科の工藤正俊先生に「肝胆膵疾患の造影超音波診断」について
近畿大学医学部消化器内科 工藤正俊 教授の特別講演、座長は愛媛大学医療情報学 石原 謙 教授におとりいただきました
循環器分野として大阪大学保健学専攻機能診断科学講座の中谷敏先生に「大動脈弁狭窄症の診断と治療」という演題でご講演いただき、エキスパートならではの、すばらしい画像とわかりやすいご講演を拝聴させていただきました。
大阪大学保健学専攻機能診断科学講座 中谷 敏 教授の特別講演、座長は愛媛大学病態情報内科学 檜垣實男 教授におとりいただきました
また、審査員による公正な評価によりBest Imaging賞を3名の先生が受賞され、そのうちの一人として、当科の黒田太良先生が受賞されました。おめでとうございます。
学会後の講習会では、肝胆膵の演者として廣岡昌史先生に、甲状腺の演者として村上司先生に、消化管の演者として浦岡佳子先生にご講演いただきました。また、甲状腺の司会に松浦文三先生、消化管の司会に二宮朋之先生にご担当いただきました。
消化管のご講演をいただいた浦岡佳子先生と司会の二宮朋之先生。消化管の腹部エコー写真は圧巻でした。
また、Best Imagingの座長として川本龍一先生に、一般演題の座長として村上匡人先生、平岡淳先生、横田智行先生、熊木天児先生、木阪吉保先生に労をとっていただきました。難しい新人賞の評価委員として、阿部雅則先生にご協力いただきました。
参加いただいた医局の先生方には活発なご討議をいただき、誠にありがとうございました。また、学会準備から事務局長として協力してくれた廣岡昌史先生、事務を担当して頂いた野口絵里香さん、当日、司会、進行、受付とご尽力頂いた、宮岡沙織さん、今野文美さん、山中里美さん、稲生早紀子さん、写真撮影に御協力いただいた谷本憲治さん、小泉洋平先生、越智裕紀先生、徳本良雄先生、三宅映己先生、およびメッドの浅山祐介さん他、労務支援をいただいたスタッフの方々に深謝いたします。
本当にありがとうございました。
文責:日浅陽一