7月28日土曜日は「世界肝炎デー」および「日本肝炎デー」
2012年5月28日 5:46 PM
「世界肝炎デー」および「日本肝炎デー」のお知らせをさせていただきます。
世界保健機関(WHO)は、2010年に世界的レベルでのウイルス性肝炎のまん延防止と患者・感染者に対する差別・偏見の解消や感染予防の推進を図ることを目的として、7月28日を“World Hepatitis Day”(世界肝炎デー)と定め、肝炎に関する啓発活動等の実施を提唱しています。
日本では、今まで毎年5月第4週を「肝臓週間」として、ウイルス肝炎をはじめ肝疾患の啓発活動をしてきました。今年より、日本も世界と同期してさらなる啓発活動を推進するべく、7月28日を「日本肝炎デー」と制定し、普及啓発を行うこととなりました。
愛媛大学医学部附属病院は肝疾患診療拠点病院に指定されており、今年から同病院に設置されている肝疾患診療相談センターを核として、愛媛県および様々な機関の協力を得て、毎年7月28日ごろに街頭キャンペーンを含む啓発活動を行って行く予定です。今年は7月28日(土)に大街道入り口(城山側)で街頭キャンペーンを行い、さらに7月29日に、松山赤十字病院の上甲康二先生を責任者として市民公開講座「肝がん撲滅をめざして!」を愛媛県医師会館ホールで開催する予定です。
今年のスローガンは、「Know it. Confront it. Hepatitis affects everyone, everywhere」(肝炎は世界中の誰もが感染する病気。正しく理解し、立ち向かおう。)です。肝炎の予防、病気と治療に関する正しい理解が進むような活動をしたいと存じます。医局の先生方のご理解とご協力のほど、どうかよろしくお願いいたします。