DDW 2011 report
2011年6月10日 3:26 PM
先日、アメリカ消化器病週間(DDW 2011)へ6名が参加しましたので予告通りレポートします。
当初は昨秋のBostonで開催されましたAASLDと同様、iPhoneからreal timeに送る予定でしたが、Wi-Fi環境が限られており送られませんでした。
HP更新はreal timeが命だけに悔しい!
その悔しさを充実したレポートにかえさせて頂きます。
今回のDDW 2011はアメリカ中部に位置しておりますChicagoで開催されました。会場は建物の非常にきれいなMcCormick Placeでした。吹き抜けになっており、建物の中が明るいと言うのが印象的でした。
では、本題に。
まずは先頭バッターで畔元先生が“Biochemical response to ursodeoxycholic acid predicts long-term outcome in Japanese patients with primary biliary cirrhosis”の演題名で発表して来ました。
あれっ、ポスターだけで本人がいない!?
貼り逃げ?
いやいや、大丈夫です。ちゃんといますよ。
恒例の証拠写真。これがないと会場に行っていると言う証拠が残りません。
続いて私が “B Cell-Activating Factor as a novel marker in Autoimmune Pancreatitis”の演題名で発表して来ました。4人(アメリカ人2名、オーストラリア人、インド人)から質問を受けましたが、全て難なく対応できました。さすがに15分のoral presentationは長い!一応、あれでも緊張していたのです。
翌日には松浦先生と山西先生、翌々日には平岡先生が発表を終えました。
平岡先生:Rapid increasing trend of hepatocellular carcinoma in elderly in Japan
山西先生:Regulatory dendritic cells pulsed with carbonic anhydrase I protect mice from colitis induced by CD4+CD25- T cells
今回、トリを飾る今岡先生の発表です。
演題名:Characteristics of small-bowel tumors detected by double balloon endoscopy
幸か不幸か質問者は日本人のみでした。
そのためか、それとも渡航直前に論文がacceptになっていたためか、余裕の表情でした。