研修医の和田先生が内科学会四国地方会で発表しました
2016年11月27日 6:58 PM
平成28年11月27日に開催された第115回内科学会四国地方会にて、和田悠先生が「A型劇症肝炎に伴う高ビリルビン血症の遷延に対してビリルビン吸着療法が有用であった1例」で発表しました。
初めてとは思えない堂々としたプレゼンテーションでした
和田先生の今後のご活躍を期待しております
2016年11月27日 6:58 PM
平成28年11月27日に開催された第115回内科学会四国地方会にて、和田悠先生が「A型劇症肝炎に伴う高ビリルビン血症の遷延に対してビリルビン吸着療法が有用であった1例」で発表しました。
初めてとは思えない堂々としたプレゼンテーションでした
和田先生の今後のご活躍を期待しております
2016年11月15日 9:55 AM
2016年11月1日 10:34 AM
〇第16回日本プライマリ・ケア連合学会四国支部総会
四国地域医学研究会
第16回愛媛プライマリ・ケア研究会
合同学術集会
日時:11月12日(土)14:00~19:00
11月13日(日) 8:30~11:30
愛媛県看護協会大研修室
特別講演
宮崎大学医学部地域医療・総合診療医学講座 教授 吉村 学先生
〇第2回Panacreatic Cancer Forum in EHIME
日時:11月17日(木)19:00~21:00
大和屋本店 2階 「大和の間」
特別講演
大阪府立成人病センター 膵がんセンター 内科系部門長 井岡 達也先生
〇Insulin Therapy Update 2016
日時:11月21日(月)19:00~21:00
松山全日空ホテル
特別講演
東京慈恵会医科大学 糖尿病・代謝・内分泌内科 准教授 西村 理明先生
〇IBD Forum in Ehime
日時:11月22日(火)19:15~20:30
松山全日空ホテル 南館4階 「エメラルドルーム」
特別講演
滋賀医科大学大学院 感染応答・免疫調節部門消化器免疫分野 教授 安藤 朗先生
〇Next Symposium 2016 in Matsuyama
日時:11月28日(月)19:30~21:00
大和屋本店 2階 「大和の間」
特別講演Ⅰ
北浜法律事務所・外国法共同事業 医師・弁護士 長谷部 圭司先生
特別講演Ⅱ
愛知医科大学 内科学講座 消化器内科 教授 春日井 邦夫先生
〇第21回愛媛糖尿病カンファレンス
日時:
11月30日(水)
リジェール八幡浜
特別講演
岡山大学病院 糖尿病センター 助教 利根 淳仁先生
〇愛媛県 Liver Sciences Forum
日時:
12月1日(木)
JALシティ松山
特別講演
山梨県立病院機構 理事長・東京大学 名誉教授 小俣 政男先生
〇第67回愛媛肝胆膵研究会
日時:12月3日(土)16:00~18:30
松山市医師会館
特別講演Ⅰ
三重大学大学院医学系研究科 病態制御医学講座 消化器内科学教授 竹井 謙之先生
特別講演Ⅱ
名古屋大学大学院 腫瘍外科学 講師 伊神 剛先生
〇愛媛糖尿病フォーラム2016
日時:12月5日(月)19:00~20:55
松山全日空ホテル 南館4階 「エメラルドルーム」
特別講演
京都大学大学院医学研究科 糖尿病・内分泌・栄養内科学 教授 稲垣 暢也先生
〇松山IBDセミナー
日時:12月6日(火)19:00~20:20
いよてつ会館 5階 「ブリリアント」
特別講演
札幌厚生病院 副院長兼IBDセンター長 本谷 聡先生
〇第106回日本消化器病学会四国支部例会
第117回日本消化器内視鏡学会四国支部例会
日時:12月10日(土)11日(日)
松山総合コミュニティセンター
〇愛媛県アクロメガリ講演会
日時:12月14日(木)
東京第一ホテル松山
特別講演
神戸大学医学部附属病院 糖尿病・内分泌内科 助教 福岡 秀規先生
〇C型肝炎学術講演会
日時:12月15日(木)19:30~20:40
大和屋本店 2階 「大和の間」
特別講演
広島大学大学院 消化器・代謝内科学 教授 茶山 一彰先生
2016年10月27日 4:27 PM
2016年10月11日 5:04 PM
10月8日に日本超音波医学会第26回四国地方会と第15回講習会(会長:廣岡昌史)を開催しました。56題の非常に多くの演題を応募いただきました。
参加者も223名で朝早くから活発な討論が各会場で繰り広げられました。
特別講演では日本超音波医学会理事長の工藤正俊教授から「肝胆膵領域の超音波診療:最近の動向」というテーマで最先端の話題を提供いただきました。
ランチョンセミナーでは循環器・呼吸器・腎高血圧内科学教室の檜垣實男教授に座長の労をとっていただき、東京大学検査部・循環器内科学の大門雅夫先生より「心臓弁膜症治療に心エコー図を活かす」というタイトルで講演をいただきました。
今回の目玉、ハンズオンセミナーは腹部超音波診療の権威でいらっしゃいます川崎医大の畠二郎先生、兵庫医大の飯島尋子先生らにご指導をいただきました。予想を超える多くの参加者でハンズオン会場は賑わいました。
本会の開催にあたりましては以上の先生方の他多くの先生方にご支援いただきこの場をお借りしまして御礼申し上げます。来年は10月7日に高知で開催される予定です。
2016年10月8日 3:06 PM
愛媛県立中央病院の富田英臣先生が入局されました。
富田先生は、がん研有明病院で内視鏡診療の研修をされ、現在は愛媛県立中央病院消化器内科で活躍されております。
日浅先生、富田先生、二宮朋之先生
がん研で培った知識や技術だけでなく、症例のデータベース化の重要性や地道な集計の重要性を行動を持って後輩の先生方へ示して頂いているそうです。
熊木先生、池田先生も加わっての1枚
富田先生の今後のご活躍を期待しております
2016年10月4日 3:59 PM
道後STUDYのベースラインデータ解析し、日本人2型糖尿病患者では、プロトンポンプ阻害薬(PPI)やヒスタミンH2受容体拮抗薬(H2RA)の使用にかかわらず、若年であるほど胃食道逆流症(GERD)の有病率が高まることを明らかとし、「Digestive Diseases and Sciences」9月22日オンライン版に掲載され、ケアネットに取り上げられています。
日本人2型糖尿病患者における年齢と胃食道逆流症(GERD)の関連を検証した疫学研究は限られている。そこで、道後STUDYのベースラインデータを用いて、患者の年齢とGERD有病率との関連を検討しています。
対象とした19歳以上の2型糖尿病患者847人を、年齢により1)56歳未満、2)56歳以上64歳未満、3)64歳以上71歳未満、4)71歳以上89歳未満の4つの群に分けて、GERDの有病率を比較した。GERDは、QUESTスコア4点以上と定義しました。
対象患者全体のGERD有病率は31.5%であった。年齢が若いほどGERD有病率が高く、GERDの調整後のオッズ比は、71歳以上89歳未満群に比べて、56歳未満群では3.73(95%信頼区間2.16~6.53)、56歳以上64歳未満群では1.98(同1.21~3.27)、64歳以上71歳未満群では1.66(同1.05~2.68)でした(P for trend=0.001)。
全体での解析
Variable | Prevalence (%) | Adjusted OR (95% CI) | ||
Age | ||||
19 ≤ age < 56 | 90/214 (42.1) | 3.73 (2.16–6.53) | ||
56 ≤ age < 64 | 67/212 (31.6) | 1.98 (1.21–3.27) | ||
64 ≤ age < 71 | 69/231 (29.9) | 1.66 (1.05–2.68) | ||
71 ≤ age < 89 | 41/190 (21.6) | 1.00 | ||
P for trend | 0.001 |
プロトンポンプ阻害薬(PPI)またはヒスタミンH2受容体拮抗薬(H2RA)を服用している201例に限定した解析においても、56歳未満であることがGERDの存在と関連していました。(調整後オッズ比5.68、95%信頼区間1.55~22.18、P for trend=0.02)。
PPI, H2RA 内服中患者での解析結果
Variable | Prevalence (%) | Adjusted OR (95% CI) | ||
Age | ||||
19 ≤ age < 56 | 16/32 (50.0) | 5.68 (1.55–22.18) | ||
56 ≤ age < 64 | 15/46 (32.6) | 1.88 (0.68–5.24) | ||
64 ≤ age < 71 | 25/64 (39.1) | 2.08 (0.89–4.96) | ||
71 ≤ age < 89 | 16/59 (27.1) | 1.00 | ||
P for trend | 0.02 |
日本人2型糖尿病において若年であればGERDが多く、PPIの効果も十分でない可能性が示されました。
2016年9月9日 3:26 PM
〇第41回愛媛内分泌代謝疾患懇話会
日時:9月8日(木)19:00~21:00
JALシティ松山 3階 「ドゥエミーラ」
〇SEM in Ehime 2016
日時:9月13日(火)19:00~20:45
松山全日空ホテル 南館4階 「エメラルドルーム」
特別講演Ⅰ
がん研究会有明病院 内視鏡診療部 消化器内科部長 藤崎 順子先生
特別講演Ⅱ
神戸大学大学院医学研究科 内科学講座 消化器内科学分野 教授 東 健先生
〇SEM in Ehime 2016
日時:9月30日(火)19:00~20:30
大和屋本店 2階 「大和の間」
特別講演
横浜市立大学大学院医学系研究科 分子内分泌・糖尿病内科学 教授 寺内 康夫先生
〇日本超音波学会第26回四国地方会学術集会・第15回四国地方会講習会
日時:10月8日(土)
愛媛大学40周年記念講堂
〇愛媛肝代謝病態研究会
日時:10月21日(金)
リジェール松山
〇愛媛県病院薬剤師会講演会
日時:10月22日(土)17:00~19:00
愛媛県薬剤師会館 3階 大会議室
特別講演
愛媛大学大学院医学研究科 消化器・内分泌・代謝内科学 教授 日浅 陽一先生
〇地域医療再生セミナー
日時:10月26日(木)14:30~17:30
愛媛大学40周年記念講堂
2016年7月21日 8:46 AM
論文名:Early pancreatic volume reduction on CT predicts relapse in patients with type 1 autoimmune pancreatitis treated with steroids
著者:Yoshinori Ohno; Teru Kumagi; Tomoyuki Yokota; Nobuaki Azemoto; Yoshinori Tanaka; Kazuhiro Tange; Nobu Inada; Hideki Miyata; Yoshiki Imamura; Mitsuhito Koizumi; Taira Kuroda; Yoichi Hiasa
掲載誌:Orphanet Journal of Rare Diseases (in press)
以下、大野先生からのコメントです。
この論文は、自己免疫性膵炎(AIP)においてCTにおける膵容積の早期変化がステロイド治療後の再燃を予測するという報告です。AIPは良性疾患ですが、日常診療において再燃が多いと感じていました。今まで治療前の因子と再燃の関係の報告はされていましたが、ステロイド治療経過においてC型肝炎のインターフェロン治療における早期のSVR予測みたいなものがないものかと思ったことがきっかけでした。
私が経験しましたAIPの方は著名な膵腫大があったのですが、ステロイド治療によって著名に縮小しました。また、その後の経過も良好でした。伸縮性のあるゴムのようなもので、線維化が進んだAIPにおいてはその変化が小さいために胆管や膵管の狭窄などが起こりやすく、再燃につながるのではないかと考えました。また、膵容積の初期の変化がステロイド抵抗性を反映するのではないかと考えました。
初めは14例でまとめて発表し、これで終わりの予定でしたが、熊木先生がとても褒めてくれて(おだてられて?)・・是非症例を増やして解析してみよう、と言ってくれたことが始まりでした。最終的には41例のAIP症例で解析することができました。ご協力下さいました先生方、ご指導して頂いた熊木先生には大変お世話になりました。この場をかりて御礼申し上げます。
以下、熊木先生からのコメントです。
褒めて育てる。これが基本です。まあ、おだてるとも言いますが……。
冗談はさておき、大野先生おめでとうございます。初めに発想を聞いた時には、(元々思っていましたが)患者さんひとり1人を丁寧に診療している先生なんだなとあらためて感心しました。
コメントにありますように、AIPはステロイド治療によく反応する疾患ですが、一方では再燃も多く、ステロイド長期投与に伴う副作用も気になるところでありました。何か良い指標になるものはないかとの発想でした。これで、ステロイド治療を中止できる方、継続した方が良い方の区別ができれば良いですね。ただし、必ずしも多い症例での解析ではないため、やはりひとり1人の方を丁寧に診させて頂き、慎重に判断していきたいところです。
2016年7月19日 3:25 PM