平成28年7月9日(土)に第35回黄蘭会が開催されました。
15時から黄蘭会会長 坂上先生の開会の挨拶で始まりました。
日浅先生より、教授講話
今年の教授講話は、日浅教授が就任されてからの第3内科の実績や、これからの第3内科のあり方等についてお話しいただきました。
第35回黄蘭会 懇親会が19時から開催されました。
乾杯の音頭を幡慶一先生から頂きました。
今年も多くの同門の先生方と懇親を深めることができました。
本年度で坂上先生が黄蘭会会長任期満了となりました。
総会で次期会長は堀池 典生先生に決定しました。
今年の太田康幸賞は広岡昌史先生が受賞されました。受賞演題は、「Nonalcoholic Fatty Liver Disease: Portal Hypertension Due to Outflow Block in Patients Without Cirrhosis.」でした。
今年の恩地森一賞は黒田太良先生が受賞されました。受賞演題は、「Pancreatic congestion in liver cirrhosis correlates with impaired insulin secretion」でした。
臨床研究賞は畔元信明先生が受賞されました。受賞演題は、「Utility of Contrast-Enhanced Transabdominal Ultrasonography to Diagnose Early Chronic Pancreatitis.」でした。
症例報告賞は小泉光仁先生が受賞されました。受賞演題は、「An Unusual Cause of Abdominal Pain. Gastroenterology.」でした。
新入会の先生方からもご挨拶頂きました。
前回の黄蘭会からの1年間で13人の先生方に入局して頂きました。
最後は今年もみんなで万歳三唱で閉会。
〇第35回愛媛大学黄蘭会
日時:7月9日(土)15:00~
国際ホテル松山 3階 「常盤東中の間」
〇糖尿病学術講演会
日時:7月22日(金)19:00~21:00
松山全日空ホテル 南館4階 「エメラルドルーム」
特別講演
滋賀医科大学 糖尿病・腎臓・神経内科 教授 前川 聡先生
〇第145回愛媛糖尿病同好会
日時:7月29日(金)18:50~
伊予鉄高島屋 9階 「ローズホール」
特別講演
島根大学医学部 内科学講座 内科学第一
教授 杉本 利嗣先生
〇平成28年度 肝がん撲滅運動 市民公開講座
日時:7月31日(日)13:30~16:30
ホテルJALシティ松山 3階 「ドゥエミーラ」
〇ハーボニー発売記念講演会
日時:8月18日(木)19:00~
松山全日空ホテル
特別講演
大阪大学大学院医学系研究科 内科学講座 消化器内科学
教授 竹原 徹郎先生
〇第66回愛媛肝胆膵研究会
日時:8月20日(土)16:00~
テレビ愛媛 7階 「EBCホール」
特別講演Ⅰ
宮崎大学医学部 消化器内科学講座 教授 河上 洋先生
特別講演Ⅱ
国立感染症研究所 副所長 脇田 隆字先生
〇愛媛GIフォーラム
日時:8月24日(水)19:00~21:10
ふなや 3階「光輪の間」
特別講演
昭和大学 江東豊洲病院 消化器センター センター長 井上 晴洋先生
先日、市立宇和島病院で勤務されております宮崎先生が、内分泌内科の宮内省蔵科長とともに入局のご挨拶に来られました。
宮崎先生は愛媛大学をご卒業後、初期研修を市立宇和島病院で開始されました。内分泌内科をローテーションで選択され、びびっと来たものがあったとのことです。そうとあれば宮内先生が逃す訳がありません。4月からは後期研修。内分泌専攻を決意し、複雑怪奇な病態を有する内分泌疾患をさも簡単かのように指導されることで定評のあります宮内先生のご指導のもと、めきめきと実力をつけられております。これからの活躍が益々楽しみです!
女性医師キャリアアップ支援
第3内科は専門領域であります消化器・内分泌・糖尿病のみならず、プライマリケア・地域医療にも力を入れております。そして、何と言っても女性医師のキャリアアップにも力を入れております。新臨床研修制度が始まって以来、関連病院で勤務されております女性医師の離職率はゼロ。引き続き、女性医師が美しく輝けるよう支援していきたいと思います。興味のあります学生および研修医の皆さん、県外からの帰省や転科を考えている皆さん、気軽に声を掛けて下さい。皆さんのキャリアアップを支援します。
愛媛県糖尿病対策推進会議活動の一環として、南海放送ラジオ番組を通して、糖尿病の予防や治療法について広報する試みがなされています。
2015年の放送内容が愛媛県医師会のWebサイト(下記リンク)にまとめてありますので、聞き逃してしまったかたや、もう一度聴いてみたい方は是非チェックしてみて下さい
http://www1.ehime.med.or.jp/dm/2015/list.html
小泉洋平先生の日本超音波医学会(英文誌)Journal of Medical Ultrasonics Vol.42 No.2に掲載された、「Characterization of the biliary tract by virtual ultrasonography constructed by gadolinium ethoxybenzyl diethylenetriamine pentaacetic acid-enhanced magnetic resonance imaging 」が日本超音波医学会第11回伊東賞(論文賞)に選ばれました。
授賞式は、H28年度ファイヤーサイドトーク会場にて行われました。
以下小泉先生より
今回、このような栄誉ある賞を頂くことができ、とても光栄に思っております。これもご指導いただきました日浅先生、廣岡先生あってのことと深謝しております。今後も精進していきたいと思っておりますので,今後ともご指導ご鞭撻の程よろしくお願いします。
〇C型肝炎対策セミナー
日時:5月27日(金)13:30~16:30
愛媛県医師会館
〇タケキャブ錠発売1周年記念講演会
日時:6月2日(木)19:00~
松山全日空ホテル 南館2階 「サファイア」
特別講演
川崎医科大学 消化管内科学 教授 塩谷 昭子先生
〇糖尿病学術講演会(COME)
日時:6月8日(水)19:30~20:40
ホテルJALシティ松山 3階 「ドゥエミーラ」
特別講演
金沢大学 医薬保健研究域 脳・肝インターフェースメディシン研究センター
准教授 太田 嗣人先生
〇愛媛県肝疾患トータルケアフォーラム
日時:6月20日(月)19:00~20:40
松山全日空ホテル
特別講演
金沢大学 医薬保健研究域 医学系 教授 金子 周一先生
〇糖尿病治療を考える会
日時:6月21日(火)19:00~20:45
ひめぎんホール 第一会議室
特別講演
社会福祉法人 三井記念病院 糖尿病代謝内科 部長 五十川 陽洋先生
〇愛媛HBVコアセミナー
日時:6月28日(火)19:30~20:30
松山全日空ホテル
特別講演
国家公務員共済組合連合会虎の門病院 分院長 熊田 博光先生
バングラデシュ訪問
5月5日から、日浅陽一教授と吉田理先生がバングラデシュを訪問しました。5月7日にRegional Hepatitis Summit in Dhakaに参加しました。日本からは愛媛大学と東芝病院のアクバル先生が参加し、World Hepatitis AllianceのCharles Gore氏、The John C Martin FoundationのLillian Lou氏、インドのグループ、バングラデシュからは共同研究者のBangabandhu Sheikh Mujib Medical University(BSMMU)だけでなく、バングラデシュの厚生大臣、通産大臣、数十名のB型慢性肝炎患者が参加しました。日浅教授はバングラデシュと愛媛大学と30年にわたる協力について発表されました。今後もBangabandhu Sheikh Mujib Medical Universityと共同で研究を進めていきたいと考えております。
(写真はサミット後に撮影、前列左端から:Gore氏、アクバル先生(東芝病院)、Dr. Mamun(BSMMU)、Hellal氏(BSMMU)、日浅教授、吉田先生)
済生会今治医療福祉センター長の恩地森一先生が平成27年度日本病態栄養学会 アグライア賞を受賞されました。受賞タイトルは「栄養免疫学へのチャレンジ:病態栄養形成への樹状細胞とB細胞活性化因子の役割」です。
同賞は、日本病態栄養学会の最高賞と位置付けられ、清野裕 先生、門脇孝 先生、稲垣暢也先生、武田英二 先生に次ぎ5人目として受賞されました。
樹状細胞(DC)とサイトカインに関係した研究を中心にした栄養免疫学の研究が高く評価され、また、日本病態栄養学会の理事として、NST制度の立ち上げやがん病態栄養専門管理栄養士制度の創設など、管理栄養士の育成に努めたことも評価されての受賞と伺っております。
おめでとうございました。
第113回日本内科学会総会・講演会が平成28年4月15日から17日まで開催されました。
会期中に、医学部生および前期後期研修医を対象とした、「医学生・研修医の日本内科学会ことはじめ 2016東京」も併せて開催され、当科からは研修医の川上真由先生、鶴居亮輔先生、現在済生会松山病院で後期研修中の佐々木千世先生が発表しました。
会場の東京国際フォーラム、多くの研修医・指導医の先生が参加され、活発な質疑応答が交わされていました。
川上先生は、「腹腔鏡下肝生検にて診断しえたFontan 術後肝合併症(FALD)の3 例」で発表。指導は小泉(洋)先生でした。
発表前は若干緊張の色がみえましたが、いざ発表が始まると、堂々としたプレゼンテーションで、座長の東京大学 建石先生、日本赤十字社医療センター 吉田先生からの質問にも自分の言葉で答え、しっかりとした質疑応答でした。
鶴居先生は、「同時重複病変を認めた消化管MALTlymphoma の臨床的特徴と治療法についての検討」で発表。指導は山本(安)先生でした。
開始直前まで練習した成果を発揮して、スムーズなプレゼンテーションでした。座長の東京大学 平田先生、東京警察病院 小椋先生からの質問も、前日のシミュレーション通り(?)だったのか、迷いのない回答でした。
佐々木先生は「自己免疫性肝炎に合併したサイトメガロウイルス感染症の1 例」で発表。指導は小泉(洋)先生でした。
佐々木先生は昨年も、内科学会のこの会で発表されており、流石の安定感でした。発表前も一番余裕があります(笑)。質疑応答も、指導医の先生の出る幕が無く、完璧な受け答えでした。
川上先生と鶴居先生の発表が、優秀演題賞に選ばれ、そのまま授賞式に参加しました。
一足先に愛媛に戻られていた日浅先生も受賞報告を聞いて大喜びです。
手渡される瞬間は流石に二人とも緊張していますが、、
受け取った後の鶴居先生のドヤ顔
発表が終わってホッとした表情の川上先生
川上先生からのコメントです。
このたびは、第113回日本内科学会総会・講演会の出席・発表に声をかけていただき、無事に4月16日に発表を終えてきました。
当日は緊張で周囲から心配されるほどであり、また拙い発表でしたが、有り難くも優秀演題賞をいただくことができました。私一人では決して頂けるものではなく、賞を頂けたのは偏に熱心にご指導くださったオーベンの小泉先生のおかげです。小泉先生ありがとうございました。心よりお礼申し上げます。
鶴居先生からもコメントが届いております。
まずはじめに、今回の発表に関しまして直接指導いただいた山本(安)先生、このような機会を与えて下さった日浅教授をはじめとした三内科の先生方に厚くお礼申し上げます。結果は素直に嬉しく思いますが、全国の同年代の方々の熱意に触れることができ自分の未熟さを痛感するとともに、大変刺激を受ける機会となりました。お世話になった先生方に少しでも早く恩返しできるよう、日々の研修をより一層頑張りたいと思います。これからもご指導・ご鞭撻の程、よろしくお願い致します。
川上先生、鶴居先生、受賞おめでとうございました。
佐々木先生も発表お疲れ様でした。