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論文名:

Predictors of treatment efficacy and ALT non-normalization with sofosbuvir/ribavirin therapy for patients with hepatitis C virus genotype 2

 

著者:

Takao Watanabe, Yoshio Tokumoto, Kouji Joko, Kojiro Michitaka, Norio Horiike, Yoshinori Tanaka, Fujimasa Tada, Yoshiyasu Kisaka, Seiji Nakanishi, Takashi Nonaka, Kazuhiko Yamauchi, Masashi Hirooka, Masanori Abe, Yoichi Hiasa.

 

掲載誌:

Journal of Medical Virology

 

以下渡辺先生からのコメントです

愛媛県内の当科関連病院の先生方で組織しておりますEhime Kan-en Network (EKEN-net)の研究成果です。今回HCV genotype 2型に対するソホスブビル+リバビリン治療の成績をまとめ、特に治療終了後のALT非正常化に寄与する因子について解析しました。ALT非正常化には肝線維化マーカーであるM2BpGiの高値が寄与しており、ALT非正常化例は治療後の肝発癌に特に注意した経過観察が必要と考えられたという内容を報告しています。

EKEN-netの諸先生方には大変お忙しい中、頻回のデーターの収集に御協力いただき深く感謝申し上げます。今後も精進してまいりますので御指導のほどよろしくお願い申し上げます。

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おめでとうございます!

(What do you see under the microscope?)

 

昨年末、第11回愛媛大学医学部医学科Best Teacher賞の臨床実習(いわゆるポリクリ)部門で、熊木天児先生が5年連続して選ばれました。月曜日および金曜日は地域医療学講座サテライトセンターであります久万高原町立病院で、火曜日〜木曜日は大学病院で熱く学生の指導にあたられております。

 

 

以下、熊木先生からのコメントです。

またまた今年も選んで頂き、嬉しい限りです。学習方法には、学習効果の定着を図るlearning pyramidというものがあり、Lecture(5%)からTeaching others(90%)まで様々な方法で学習が可能です。初めてこの図を見たとき、一般的な系統講義の定着率が5%であることを知ってがっかりしたのを記憶しております。

(ピラミッド写真出典元:ieposter.comより抜粋)

 

多段階的にその手法がある訳ですが、その学習内容によっては向き不向きがあります。しかし、臨床実習ではActive learning(特にLearning by doing)が最も効果的であり、このことを意識して学生教育にあたっています。最近では、座学の講義でもDemonstration〜Learning by doingの手法を取り入れ、参加が必須のため寝ている学生はいません。ただし、100人前後を1人で進めて行くにはまだまだ課題があり、改善策を模索中です。これからも共に楽しく学んでいきたいと思います。

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論文名:Upregulated absorption of dietary palmitic acids with changes in intestinal transporters in non-alcoholic steatohepatitis (NASH)

掲載誌:Journal of Gastroenterology

 

以下、宇都宮先生からのコメントです。

山本安則先生、池田先生、日浅先生をはじめとする第3内科の先生の熱心なご指導、角﨑さん、藤野さんら技官さんのご協力のもと、学位論文が今回アクセプトとなりました。論文完成からアクセプトまでに苦労しましたが、最終的に本当に大きな大きなバックアップに助けられ一つの形になったこと、今は感謝の言葉しか見つかりません。

研究内容としては「NASH患者におけるCD36とMTTPのアップレギュレーションに伴うパルミチン酸の吸収増加と肝臓の脂肪化・線維化との関わり」を明らかとしました。飽和脂肪酸は肝臓に炎症・脂肪化・線維化を惹起し、NASHを誘発することが知られています。これまでNASHでは、飽和脂肪酸の肝臓での新規合成、内臓脂肪由来の供給増加については増加することが報告されておりました。しかしながら、腸管由来の飽和脂肪酸の吸収動態については明らかとなっていませんでした。そこで、肝毒性の面で注目されているパルミチン酸を安定同位体で標識し、内視鏡で投与後に呼気を採取することで、パルミチン酸の腸管吸収動態の変化を評価しました。また、生検組織を用いたメカニズムの解明や肝病態との関わりについても検討しました。その結果、NASHではトランスポーターであるCD36とMTTPのアップレギュレーションに伴ってパルミチン酸の腸管吸収は増加しており、特に、門脈のパルミチン酸吸収増加は肝臓の脂肪化・線維化と関連することを明らかにすることができました。

今回の成果はほんの一握りですが、これまでこの実験を築き上げていただいた山本先生から受けついだバトンをまたさらに磨いて次へバトンを渡せるよう努力していきたいと思っています。繰り返しにはなりますが、今回一番お世話になりました山本先生、池田先生、日浅先生にこの場をお借りしまして深く感謝申し上げます。今後も初志貫徹、大学院の経験を生かし精進して参りたいと思いますのでご指導ご鞭撻の程よろしくお願いします

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論文名:Comparison between real-time tissue elastography and vibration-controlled transient elastography for the assessment of liver fibrosis and disease progression in patients with primary biliary cholangitis

著者:Yohei Koizumi, Masashi Hirooka, Masanori Abe, Yoshio Tokumoto, Osamu Yoshida, Takao Watanabe, Yoshiko Nakamura, Yusuke Imai, Atsushi Yukimoto, Teru Kumagi, Eiji Takeshita, Yoshiou Ikeda, Yoichi Hiasa
掲載誌:Hepatology Research

 

 

腹腔鏡下肝生検を行ったPBC症例に対して、real-time tissue elastography と transient elastographyで肝硬度・脾硬度測定してそ の診断精度を評価しています。また、無症候性PBCから症候性PBCへの進展予測に、RTEで測定した脾硬度が有用である可能性を報告しております。

 

 

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宮本勇治 先生が入局していただきました。
平成28年12月21日に、愛媛県立中央病院 消化器内科医長の宮本勇治 先生が入局の挨拶に来られました。
(日浅先生とガッチリ握手)
(廣岡先生、二宮朋之先生も加わって)
大学卒業後、癌研有明病院の藤崎先生のところで消化器内視鏡治療のトレーニングを受け、愛媛県立中央病院に就職されていました。一緒に来ていただいた二宮朋之先生からも、内視鏡技術のみならず医師として大変頼もしい人物とお聞きしています。お父様はアルコール依存症の治療で高名な、医療法人みやもとクリニック 院長 宮本正道 先生です。当医局にとって強力な一員になっていただけると思います。今後ともよろしく御願いいたします。
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先日、愛媛生協病院で研修中の近藤先生が生協病院のスタッフの方々とともに入局の挨拶に来られました。


(近藤先生が大変お世話になった生協病院スタッフの皆様と)

 

近藤先生は愛媛大学を卒業後、生協病院で初期研修を開始されました。生協病院はプライマリケア診療、救急診療のみならず家庭医診療にも力を入れられている病院として知られています。また、課外活動における医学生の指導にも定評があります。近藤先生は特にオーベンの原先生には公私にわたりお世話になり、将来の進路に迷いも出たとのことです。しかし、学生時代から最も関心のあった消化器内科の道を選ぶ決意をされました。

(日浅教授自らガッチリと握手)

 

 

初期研修での貴重な経験を土台に専門領域も極めていって欲しいと思います。これからますますプライマリケアの診療能力が問われる時代が到来して来ます。その点、当科のOBには地域医療学に所属し、プライマリケア診療に関わっているスタッフもいます。専門領域のみならずバランスよく診療できる医師を目指して下さい。とても楽しみです。


(プライマリケア診療に大いに関心のある地域医療学の熊木先生も加わって)

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先日の第106回消化器病学会四国支部例会で
山田七海先生が「非拡張胆管に経皮経肝胆道ドレナージチューブを留置後ランデブー法により内瘻化しえた2例」と題して発表されました。

(山田先生と指導医の今井先生)

 

(堂々とした発表の山田先生)
山田先生は初めての学科発表とのことで、指導医の今井先生と何度も打ち合わせを行い、見事に研修医奨励賞を受賞されました。

山田先生の今後のご活躍を期待しております。

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106 回日本消化器病学会四国支部例会、第 117 回日本消化器内視鏡学会四国支部例会を開催しました。

 

1210日、11日に松山市総合コミュニティセンターにおいて第 106 回日本消化器病学会四国支部例会(会長:日浅陽一)、第 117 回日本消化器内視鏡学会四国支部例会(会長:阿部雅則)を開催しました。

 

黄蘭会会員の諸先生方

年末の大変お忙しい時期にもかかわらず多数の演題とご参加をいただき誠にありがとうございました。

当日は天候にも恵まれ370名を超える参加者があり、シンポジウムや一般演題では多くの会場で活発な討論が行われ、盛会のうちに学会を終えることができました。これもひとえに黄蘭会の先生方の格別なるご支援ご協力の賜と存じます。厚く御礼申し上げます。

 

阿部雅則、日浅陽一

 

 

また、1211日に第11回日本消化器病学会四国支部専門医セミナーが熊木天児会長のもと開催され、こちらも多くの方々の参加をいただき、活発な討論が行われました。熊木先生の臨床推論の手法を取り入れた新しいセミナーの形を提案できたと思います。特に同門の先生方より、症例についての貴重なご意見、ご発言を賜り、大いに盛り上がったセミナーとなりました。ご協力いただき、誠にありがとうございました。

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アメリカ肝臓学会(AASLD)2016座談会 in Boston


11月11日から5日間、Bostonでアメリカ肝臓学会(AASLD)2016が開催されました。第3内科からは日浅、阿部、熊木、廣岡、大野、渡辺、宇都宮の7名が出席し、下記6演題を発表して来ました。今回は現地で特別ゲストを迎え、日浅教授の司会のもと会食しながら座談会が開催されましたのでご報告します。特別ゲストのコメントは最後の方です。

 

発表演題名

宇都宮:   “Upregulated palmitic acid absorption with altered intestinal transporters in non-alcoholic steatohepatitis (NASH)”

渡辺:   “The roles of Protein kinase R and its possibility as a therapeutic target in hepatocellular carcinoma with hepatitis C virus infection”

大野:   “Down-regulated acidic leucine-rich nuclear phosphoprotein 32 family member B (ANP32B) has a role in suppression of apoptosis, and is associated with poor prognosis in patients with hepatocellular carcinoma”

廣岡:   “The efficacy of radiofrequency ablation combined with transcatheter hepatic arterial chemoembolization for patients with BCLC stage B hepatocellular carcinoma”

熊木:   “Patients with HBV and HCV chronic liver disease under surveillance for HCC are diagnosed with pancreatic cancer at early stages”

阿部:   “Accumulation of monocytic myeloid-derived suppressor cells in the liver of a murine model of non-alcoholic fatty liver disease

日浅:皆さん、今回は発表お疲れ様でした。今回も6演題と多くの演題が採択され、皆さんの日頃の研究成果が確実に出ていますね。さて、座談会ということでまずは発表した研究内容を順番に教えてもらいましょうかね。まずは、一番若手の宇都宮先生から行きましょう。

(食後のデザートに大喜びの廣岡先生)

宇都宮:演題の要点ですが、飽和脂肪酸は肝臓に炎症・脂肪化・線維化を惹起し、非アルコール性脂肪肝炎(NASH)を誘発することが知られています。これまでNASHでは、飽和脂肪酸の肝臓での新規合成、内臓脂肪由来の供給増加については増加することが報告されておりました。しかしながら、腸管由来の飽和脂肪酸の吸収動態については明らかとなっていませんでした。そこで、腸管由来の飽和脂肪酸の吸収動態について注目し、肝毒性の面で注目されているパルミチン酸を安定同位体で標識し、呼気を採取することで、パルミチン酸のNASHにおける腸管吸収動態の変化を評価しました。その結果、NASHではパルミチン酸の腸管吸収は増加しており、特に、門脈のパルミチン酸吸収増加は肝臓の脂肪化・線維化と関連することが明らかとなりました。

(ドヤ顔の宇都宮先生)

日浅:そうですね、第3の経路があるかもしれないという研究内容ですね。NASHはここ数年最も注目されている分野と言っても過言ではないので、かなり注目されたのではないですか?

 

宇都宮:実は今回が2回目の国際学会への参加となりましたが、1回目はポスターを張ったものの傍観者然としており、学会中の記憶はあまり残っていませんでした。しかし、今回は次から次へと質問攻めに合い、前回に比べてポスターの近くに立つことができたと思います。(笑)

日浅:そうですか、それはそれですごいですね。先生は英語が得意と

聞いていますが、そのまま受け答えができたってことですね。

 

宇都宮:……。いいえ、私をガードしてくれていました熊木先生の同時通訳を介して答えました。

(外人に取り囲まれる宇都宮先生)

 

日浅:いやあ、それでもすぐに答えられたのだから大したものですよ。今後が楽しみですね。学位の論文も近々アクセプトされることでしょう。では、次は渡辺先生お願いします。

 

渡辺:演題の要点ですが、PKRがHCV関連肝細胞癌において、DNAメチル化酵素の発現に関与し、種々の遺伝子のメチル化を変化させていることを明らかにしました。特にPKRはPREX-1の発現を、DNAメチル化を介して増加させていました。さらに肝細胞癌のマウス皮下移植モデルを用いて、PKR阻害剤の投与が肝細胞癌の増殖を抑制することをin vivoで示すことができました。

(高い位置でもポスター貼りに困ることのない渡辺先生)

日浅:先生の研究のいわゆる”future direction”を教えて下さい。

渡辺:PKRの腫瘍の増殖抑制作用をうまく利用して新たな治療薬の開発へと進めることと、肝癌に対してPKRの持つ未知の作用を解明することです。

日浅:そうですね、新規治療にも展開する可能性のある、夢のある研究なので引き続き頑張って下さい。それでは大野先生に移りましょう。

 

大野:肝細胞癌におけるANP32Bの役割に関する研究内容です。ヒト肝細胞癌組織において、周囲の非腫瘍部と比較し相対的にANP32B mRNAの発現が低下している群において、UICC stageが進行しており、予後不良と関連することを見出しました。また、肝癌細胞株を用いた研究で、ANP32BはBadリン酸化やBak, Baxの発現に関連し、アポトーシスを制御している。ANP32Bは肝細胞癌に対する新しい治療標的、予後予測マーカーになりうる可能性が示唆されました。

(来年以降も国際学会での発表を誓った大野先生)

日浅:Audienceの反響は如何でしたか?

 

大野:興味をもった方が何人かはいらっしゃいました・・。今後は、英語力をつけてしっかりポスターの前で構えられるようにしたいです。

 

日浅:そうですね、さらに英語力を磨いて下さい。そして、研究に関する今後の方向性についてはさらに考えて行きましょう。では、ここからはベテランですね。皆さんは国際学会の場数も踏んでいるので、研究中あるいは今後研究を志す若い先生へのメッセージも含めてコメントを下さい。

(何度も会場に足を運んだと主張する廣岡先生のポスター)

廣岡:発表内容の要点はHCCでBCLC B1、B2に該当する症例に対して肝切除、RFAの予後が欧米で標準治療とされているTACEを上回っていたというものです。私はヨーロッパの国際学会専門なので、アメリカでの発表は初めてでしたが、日本が素晴らしい国だということを再認識しました。HCCの治療成績は群を抜いていますし、食べ物もそう。同じお金を出したらロブスターの10倍美味い伊勢海老が食べられますよ。

 

熊木:会期中m3の速報でも掲載されましたが、HCCサーベイランスが実施されていたHBVまたはHCVによる慢性肝疾患患者では、膵臓の間接所見、すなわち主膵管拡張および嚢胞性病変の拾い上げによって、膵癌の早期診断に繋がることを報告しました。数名の外国人から“very clever”とコメントを頂きました。日々の診療で常識として分かっているとこはたくさんあります。しかし、実際にはまだまだ解明されていないこともたくさんあります。日々の診療を振り返り、検証することこそ臨床力を高める近道だと思います。第3内科にはそのことを意識しながら診療している指導医がたくさんいますので、是非とも研究の道もかじってみて欲しいですものね。

(m3.comの取材を受けた熊木先生)

阿部:今回は3月に帰国しました中国からの留学生の姚さんと一緒に研究してきた骨髄由来抑制細胞の脂肪性肝疾患における役割を発表しました。今までに多くの先生と研究をしてきましたが、留学生を一から指導したのは初めてでした。姚さんの研究成果を国際学会で発表するのは感慨深いものがあります。肝臓と免疫の研究を始めて20年が経ちますが、研究は奥深くまだ解明することがたくさんあります。ぜひ多くの若い先生と研究を続け、臨床に還元できればと思っています。自分の発表とは別に今回の学会ではピッツバーグ大学留学中に指導したアメリカ人の大学院生も発表しており、一緒に食事にも行きました。そういう意味では非常に縁を感じる学会でした。

日浅:ベテランの先生はこれまでに研究成果を挙げてますので、さすが説得力のあるコメントですね。さてさて、皆さん学会以外にも印象に残ったことがあるはずでしょう。今後の抱負とともに順番にどうぞ。

 

宇都宮:熊木先生の逐次通訳のもと、初めて、研究のことで他国の研究者とコミュニケーションを取ったことが印象に残りました。学会でも多くの質問を受け、意義のある研究テーマであることを再確認でき、今後もさらに研究テーマを発展させていきたいと思います。学会以外のことになりますが、食べ物が予想以上においしく、滞在中にかなり肥えました。

(Bostonの魚介類を食べ尽くした宇都宮先生)

渡辺:今後も研究を続けて、継続してAASLDで発表できるようにがんばります。印象という訳ではありませんが、ジョン・ハーバード像の足を撫でて、いい論文がたくさん書けるようにお祈りして来ました。(笑)

(Gastroenterology, Hepatologyを目指す渡辺先生)

大野:ボストンはマラソンコースとしても有名です。準備したマラソングッズを身にまとい、ボストン市内の自然豊かな街並みや綺麗な川を眺めながら、絶好のランニングコースであるチャールズ川のほとりを早朝ランニングできとても爽快でした。時差ぼけのお陰でした。前回同様、今後も英会話、頑張ります。

(大野先生がジョギングを堪能したチャールズ川)

 

熊木:ボストンフィルハーモニーも良かったですね。しかし、最前列というのは椅子の脚しか見えませんね。

熊木:それから、あの大音量の中でも寝られる人がいるのにも驚きました。いくら時差ぼけとは言え。最前列の演奏者が苦笑してましたよ。



日浅:はは。それぞれ新しい発見があって良かったですね。一日中、学会会場に缶詰も辛いですからね。学会会場以外のイベントも国際学会参加の楽しみでもありますね。それでは、最後に本日の特別ゲストからコメントを頂くことにしましょう。

 

特別ゲスト:まず本日の会食ですが、割り勘でお願いします。

“I have nothing to disclose”

業界は厳しいんですよ。(笑)

(日浅教授就任後、実は初めての再会でがっちりと握手)

日浅:初めにdisclosureとは相変わらずさすがですね。(笑)

 

特別ゲスト:いや〜、皆さんに久しぶりにお会いできて嬉しく思います。それにしても凄いですね、AASLDに6演題も採択されるなんて。それ以上に驚いたのは、こんなに大所帯で国際学会へ参加されるようになったことですよ。昔はね……。

(熱く語りだし、暴走し始めそうになる特別ゲスト)

日浅:はいはい、まあまあその辺りで。それでは皆さん、帰国後もまた良い仕事をしましょう。そして、来年も来ましょう。

 

こうして楽しいひとときがあっという間に過ぎました。まだまだ物足りない方のために番外編を準備してあります。

 

番外編

初日、学会会場につくと我々より先回りしていた大先生の姿が……。

最終日に確認すると大先生に続けと、世界中の肝臓専門医が……。

ちょうど紅葉がきれいでした。

〜 THE END 〜 >

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今井祐輔先生が投稿していた、

”経カテーテル的動脈塞栓術を施行した胃十二指腸動脈および固有肝動脈分岐部に発生した未破裂肝動脈瘤の一例”
のタイトルで消化器病学会雑誌に採択されました。
また、”Histological assessment of the efficacy of drug eluting beads in portal tumor thrombosis of hepatocellular carcinoma.”
のタイトルでradiology case reportに採択されております。



小泉洋平先生が投稿していた、
“腹腔鏡下肝生検にて診断しえたFontan術後肝合併症の3例”のタイトルで、雑誌肝臓に採択されております。
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愛媛大学大学院
消化器・内分泌・代謝内科学
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