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お知らせ
 

お知らせ

松岡海南先生が12月18日(日)に開催された第127回日本内科学会四国地方会において、初期臨床研修医奨励賞を受賞されました。便潜血検査を契機に発見された無症状メトロニダゾール抵抗性アメーバ性大腸炎について、素晴らしいプレゼンテーションを行いました。

本人からのコメントです。
今回は、メトロニダゾール抵抗性アメーバ性大腸炎に対し、パロモマイシンが有効であった症例について発表させていただきました。本症例は、メトロニダゾール1500mg/日を10日間内服しましたが内視鏡所見で改善がなく、嚢子も検出されたため、メトロニダゾール2250mg/日を10日間内服した後、パロモマイシン1500mg/日を10日間内服し、治癒が得られました。メトロニダゾール抵抗性アメーバ性大腸炎は本邦では6例報告されており、その多くがメトロニダゾールとパロモマイシンの併用で治癒しています。アメーバ性大腸炎の診療の際には、メトロニダゾール抵抗例も念頭に治療する必要があると考えます。
最後に、この度はこのような貴重な機会をいただきましたことに改めて感謝いたします。
まだまだ至らない点も多いですが、今後とも精進を重ねてまいります。ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

指導医(山本安則先生)よりコメントです。
 松岡先生には、他科研修で忙しい中、下調べから発表までとても熱心に取り組んでいただきました。いつも明るくて芯がしっかりしているため、仕事を任せても安心感があります。春からは、ついに消化器内科の道へ!これからも、一緒に仕事ができるのを楽しみにしています。また、今回は専攻医の丹下正章先生にも抄録作成時からたくさんご指導いただきました。重ねてお礼申し上げます。これからも一緒に消化管グループを盛り上げていきましょう!

先日山田佳樹先生が入局されました。

市立宇和島病院の藤堂裕彦先生からコメントが届いています。

山田先生は愛媛大学を卒業後、初期研修1年目を市立宇和島病院で、2年目を愛媛大学病院で研修され、この度、第3内科に入局されました。1年目に糖尿病・内分泌内科で研修をされているときから、そして当科での研修が終わった後も、特に糖尿病症例に積極的にかかわっていく姿勢が見られ、「もしかしたら来てくれるかも」と思っていました。実現して本当にうれしいです。何事も真摯に取り組まれる先生ですので、内分泌・代謝グループのホープとして大きく成長してくれるでしょう。

山田先生、入局おめでとうございます。

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1月 講演会・研究会案内

〇進化する糖尿病治療 in 愛媛
日時:1月19日(木) 19:00~20:00
ハイブリッド開催
会場:えひめ共催会館 4F 『末広』
Web参加ご希望の場合は、Webexアプリのダウンロードをお願いいたします。

 Special Lecture 
大阪医科薬科大学 腎臓内科
教授(特別職務担当教員)
美馬 晶 先生

〇第22回愛媛消化器超音波カンファレンス
日時:1月21日(土) 15:00~17:30
ハイブリッド開催
会場:愛媛大学医学部40周年記念講堂
会場参加、WEB参加いずれの場合もインターネットアプリ「peatix」にて事前申し込み(チケット購入)をお願いいたします。

 一般演題 
1.愛媛大学医学部附属病院 検査部  南 ゆうな 先生

2.市立八幡浜総合病院 臨床病理科  山村 展央 先生

3.愛媛大学大学院 消化器・内分泌・代謝内科学  矢野 怜 先生

 特別講演 
東邦大学医療センター大森病院 臨床生理機能検査部
丸山 憲一 先生

 

2023年1月19日(木)愛媛大学松浦先生 座長イーライリリー講演会案内状

第22回愛媛消化器超音波カンファレンスのご案内 最終版A

済生会今治病院の八木専先生の論文「Association between Mucosal Healing and Lipid Profiles in Patients with Ulcerative Colitis: A Cross-Sectional Study」が「Digestion」に掲載されることになりました。

以下、八木先生からのコメントです。

最近の報告によると、潰瘍性大腸炎(UC)が心血管疾患(CVD)の危険因子であることが示されました。また、脂質異常症は、CVDの十分に確立された危険因子です。ただし、脂質を考慮した炎症性腸疾患 (IBD)に関する論文は限られ、さらに、IBD患者の内視鏡活動と脂質との関連を評価した研究はありません。そこで、UC患者の粘膜治癒(MH)と脂質との関連性を検討しました。今回、MHをMayo endoscopic score (MES) 0とし、221名を対象に解析した結果、脂質異常症の治療を受けていない患者では、高HDL-C (>66 mg/dL)はMHと有意に正の関連がありました (オッズ比 [OR] 2.58、95% CI: 1.04–6.64、p=0.037)。またT-cholとTGは、脂質異常症の治療薬に関係なく、MHと関連していませんでした。以上からMHは、脂質の投薬を受けていないUC患者のHDL-Cと有意に正の関連があったことを報告させていただきました。我々の研究により、疾患の状態により、MHとHDL-Cの関連性に影響を与える可能性があると考えています。

最後に、今回は愛媛潰瘍性大腸炎研究 第12報目となりますが、いつもご指導ご鞭撻を頂いております同門の先生方に、この場をかりて感謝申し上げます。この様に論文が掲載されましたのも、先生方に日頃臨床で助けて頂いているおかげである思います。今後とも、日常診療や論文という形で還元できればと考えています。今後ともよろしくお願い申し上げます。

教室の矢野怜先生が2022年11月25日から26日に開催された第44回日本肝臓学会東部会で若手症例報告奨励賞を受賞されました。

肝細胞癌に対してアテゾリズマブ、ベバシズマブを投与しabscopal効果がおきCRが得られた症例報告を行い評価をいただきました。
おめでとう! (廣岡先生からのコメントです)

12月 講演会・研究会案内

〇IBD Symposium in 愛媛
日時:12月6日(火) 19:00~20:30
WEB開催 (配信会場:ホテルマイステイズ松山)
参加ご希望の場合は、当日までに事前登録をお願いいたします。

 特別講演1 
名古屋大学医学部附属病院 光学医療診療部 
准教授 中村 正直 先生

 特別講演2 
浜松医科大学 内科学第一講座 
教授 杉本 健 先生

〇愛媛糖尿病性腎症重症化予防学術講演会
日時:12月8日(木) 19:00~20:00
WEB開催 (Zoomウェビナー)
参加ご希望の場合は、事前登録をお願いいたします。

 特別講演 
徳島大学大学院医歯薬学研究部 腎臓内科学分野 
教授 𦚰野 修 先生

〇高齢者2型糖尿病治療 WEBセミナー in 松山
日時:12月9日(金) 19:00~20:00
ZoomウェビナーによるWEB形式
視聴ご希望の場合は、事前登録をお願いいたします。

 講演 
京都大学大学院医学研究科 糖尿病・内分泌・栄養内科学 
助教 小倉 雅仁 先生

〇NET Web Seminar 2022
日時:12月20日(火) 19:00~20:25
Microsoft Teamsによるオンライン形式
視聴ご希望の場合は、事前登録をお願いいたします。

 講演 
愛媛県立中央病院 PETセンター長 
井上 武 先生

愛媛大学大学院医学系研究科 消化器・内分泌・代謝内科学 
小泉 光仁 先生

 特別講演 
京都大学大学院医学研究科 リアルワールドデータ研究開発講座 
松本 繁巳 先生

12.6 IBD Symposium in 愛媛

2022愛媛糖尿病性腎症重症化予防講演会 (1)

案内状_高齢者2型糖尿病WEBセミナーin松山

【確定】NET Web Seminar 2022

10月27日から開催されているJDDW2022(福岡)で今年もエコーハンズオンセミナーを開催しました。日浅教授と近畿大の南先生の企画により、午前が診断エコー、午後が治療エコーを中心にライブデモンストレーションが行われました。当教室からもインストラクターで廣岡と小泉が、被験者で中谷が参加しています。初めに久留米大学の黒松先生から久留米大学伝統の左からのスクリーニングエコーと体位変換を惜しみなく披露いただきました。さらに肝血流ドップラーや胆嚢・膵臓の描出、エラストグラフィの適切な方法などのレクチャーが行われました。午後からはラジオ波やマイクロ波の穿刺を最先端のエコー装置を活用しながらデモを行いました。指紋認証や顔認証を応用したフィリップス社のautoregistrationなど最先端の機能にも触れた楽しいセミナーとなりました。そして最後の討論会は白熱し過ぎてやっぱり時間超過でした。来年も続く予定です。

愛媛大学医学部附属病院 光学医療診療部の山本安則先生と愛媛大学総合健康センターの古川慎哉教授が共同で投稿しておりました、日本人若年層におけるBMIと過敏性腸症候群(IBS)に関する論文がInternational Journal of Colorectal Disease(IF 2.796)にアクセプトされました。

山本安則先生からのコメントです。

肥満度(BMI)と過敏性腸症候群(IBS)の関連は、アジア人集団では一貫しておりません。また、若年層におけるこの問題についてのエビデンスは存在しておりません。そこで、本研究では日本人の若年層におけるBMIとIBSの関連性を検討しました。
愛媛大学新入生8,923名を対象に解析した結果、IBSの有病率は6.5%、女性の有病率が男性よりも有意に高い結果でした(6.0% vs. 7.2%, p = 0.029)。また、女性では、体重過多(BMI≧25 kg/m2)であることがIBSと独立して正の相関を示しました(調整後オッズ比 [OR]。1.81[95%信頼区間(CI):1.13-2.79])。一方、男性では、BMIとIBSとの関連はみられませんでした。
肥満(過体重)は、腸管透過性や結腸および直腸における便通過速度を更新させることが報告されています。また女性の過体重は、特に不安やうつ病の発症リスクを増加させ、これはIBSのリスクともオーバーラップします。我々のこれまでの研究において、運動習慣がIBSに対し予防的に働くことが示されており、若年女性にとって、肥満予防と運動習慣はより重要かもしれません。

本研究では多くの愛媛大学の学生さんの協力によって行うことができました。また加えて、愛媛大学総合健康センタースタッフや学生健診にご協力いただいております先生へ感謝申し上げたいと思います。
引き続き宜しくお願い申し上げます。

中谷康輔先生が10月15日に徳島で開催された第32回日本超音波医学会四国地方会で新人賞を受賞しました。門脈ー肝静脈短絡路により非典型的血行動態を呈した肝細胞癌について報告し、素晴らしいプレゼンテーションをしました。

11月 講演会・研究会案内

〇外科系内科系感染症講演会
日時:11月1日(火) 19:00~20:40
会場:ANAクラウンプラザホテル松山 南館4階エメラルドルーム
ZOOMオンラインとのハイブリッド開催
オンラインにてご参加の場合は、事前登録をお願いいたします。

 一般演題1 
松山赤十字病院 総合内科  新山 優 先生

 一般演題2 
医療法人住友別子病院 外科  津田 直希 先生

 一般演題3 
愛媛県立中央病院 消化器内科  吉野 武晃 先生

 特別講演 
熊本大学大学院生命科学研究部 生体情報解析学講座
教授 伊藤 隆史 先生

〇Diabetes Update in EHIME
日時:11月9日(水) 19:00~20:30
会場:ANAクラウンプラザホテル松山 南館2F「サファイア」
ハイブリッド開催
Web視聴ご希望の場合は、事前登録をお願いいたします。
WEB申込締切:11月8日(火)

 講演Ⅰ 
済生会今治病院 内科 部長
上田 晃久 先生

 講演Ⅱ 
香川大学 薬理学
教授 西山 成 先生

〇外科系内科系感染症講演会
日時:11月17日(木) 19:00~20:35
松山会場:TKP松山市駅前カンファレンスセンター2B
四国中央会場:ホテルグランフォーレ 2F 「ポーラスター」
2ヵ所の会場とZOOMオンラインとのハイブリッド開催
各会場、定員20名となっております。
会場参加・Web参加いずれの場合も、事前参加登録をお願いいたします。

 一般講演 
社会医療法人石川記念会 HITO病院
総合診療科・糖尿病内科  五十野 桃子 先生

 特別講演 
独立行政法人国立病院機構
四国こどもとおとなの医療センター 臨床研究部
部長 吉田 守美子 先生

〇愛媛肝胆膵疾患治療フォーラム
日時:11月17日(木) 19:00~20:30
会場:ホテルマイステイズ松山(Zoom配信)
Web開催
参加ご希望の場合は、事前登録をお願いいたします。

 特別講演Ⅰ 
山形大学大学院医学系研究科 医学専攻外科第一講座
教授 元井 冬彦 先生

 特別講演Ⅱ 
順天堂大学大学院医学研究科 画像診断・治療学
教授 椎名 秀一朗 先生

【22年11月1日】②外科系内科系感染症講演会2022案内状

1109DIABETES UPDATE IN EHIME

【松山会場】第27回愛媛糖尿病カンファレンス_ハイブリッド

【四国中央会場】第27回愛媛糖尿病カンファレンス_ハイブリッド開催

【Fix】愛媛肝胆膵疾患治療フォーラム

 
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愛媛大学大学院
消化器・内分泌・代謝内科学
(第三内科)
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