吉田先生が東京生化学研究会のH27年度奨励金に採択されました
2014年12月23日 10:03 AM
財団法人東京生化学研究会の平成27年度奨励金に吉田理先生の研究が採択されました.
吉田先生の今後の益々の御活躍に期待しております
2014年12月23日 10:03 AM
財団法人東京生化学研究会の平成27年度奨励金に吉田理先生の研究が採択されました.
吉田先生の今後の益々の御活躍に期待しております
2014年12月12日 8:08 AM
2014年12月11日 12:03 PM
学生時代から日浅教授(当時准教授)とは相思相愛(?)であり、教授自らホッとされておりました。
2014年12月9日 6:25 PM
2014年12月4日 10:24 AM
渡辺先生からSingle topic conferenceの報告です。
11/20~21に広島で開催されたJSH Single topic conferenceに参加してきました。
2014年12月2日 11:15 AM
アメリカ肝臓学会(AASLD:American Association for Study of Liver Diseases)の第61回annual meetingがボストンで開催されました。平成26年11月7日から11月11日まで、アメリカ合衆国ボストンでアメリカ肝臓学会が開催されました。
今年の演題採択率は50%程度ですが、当科から4題の演題が採択され、日浅先生、阿部先生、熊木先生、吉田先生、小泉(洋)先生、山本(安)先生、黒田先生の7名が参加しました。すべてポスタープレゼンテーションでの採択でしたが、小泉先生と山本先生は優秀演題賞であるPresidential Poster of Distinctionを受賞しました。
阿部先生は「Wisteria floribunda agglutinin-positive Mac-2 binding protein as a predictor of liver fibrosis in patients with nonalcoholic fatty liver disease」の演題で発表されました。
山本先生は「Branched-chain amino acids improve intestinal malabsorption of dietary long-chain fatty acids and preserve intestinal fatty acid transporters in liver cirrhosis」の演題で発表されました。左上にはPresidential Poster of Distinctionの勲章が輝いています。
黒田先生は「Pancreatic congestion in liver cirrhosis correlates with impaired insulin secretion.」の演題で発表されました。この研究成果はJ Gastroenterol.に報告されています。ネクタイが多少曲がっているところがポイントです。日本から参加された他施設の先生方から、様々な質問や今後この研究を発展させていく上でのアドバイスなどを受けていました。
小泉先生は「Portal hypertension due to outflow block in non-cirrhotic patients with nonalcoholic fatty liver disease」の演題で発表されました。この研究内容は廣岡先生が先日Radiologyに報告した内容をベースに、NAFLD症例の比較対象としてC型慢性肝炎患者の血行動態も評価した内容になっています。
ボストンは街の至る所できれいな紅葉が見られ、心落ち着く街です。
ハーバード大学で他の多くの観光客に混ざって、John Harvardの像の足に触っている2人。どこからどう見ても日本人観光客です。はたして頭が良くなる・幸福が訪れるというご利益は本当でしょうか?
来年のAASLDは2015年11月13日から17日、サンフランシスコで開催されるようです。西海岸での開催とあって、黒田先生が早くも来年の参加に向けて意欲を燃やしていました。
2014年11月27日 10:49 PM
祝・ご入局!
現在、済生会松山病院で研修中の白石佳奈先生が入局のご挨拶に来られました。
日浅教授、宮岡弘明院長先生、内科主任部長村上英広先生との記念撮影です。
引き続き、消化器内科や一般内科にこだわらず、プライマリケアや救急診療にも力を入れて研鑚を積んで下さい。
今後の益々のご活躍を期待しております。
2014年11月17日 5:30 PM
論文名:Characterization of the biliary tract by virtual ultrasonography constructed by Gd-EOB-DTPA-enhanced magnetic resonance imaging
以下小泉洋平先生からのコメントです
EOB-MRIの肝細胞相で胆管が描出されていることを利用して,仮想超音波(RVS)を行う際に,EOB-MRI肝細胞相のDICOM画像を使用してRVS像を構築することで,仮想超音波上で胆管の走行が視認可能となり,RFA時の支援画像として有用という内容になっています.
本論文の投稿にあたり,日浅先生,廣岡先生,他ご指導いただきました先生方に御礼申し上げます.
2014年10月29日 8:05 PM
以下、渡辺先生からのコメントです
今回、日本肝臓学会の冠アワードである「第13回MSD Award」優秀賞を受賞しました。受賞論文は「Protein kinase R modulates c-Fos and c-Jun signaling to promote proliferation of hepatocellular carcinoma with hepatitis C virus infection. (PLoS One 8(7):e67750, 2013)」です。
Protein kinase RNA-dependent (PKR)はHCV複製によって増加し、HCV増殖を阻害する細胞内蛋白です。我々はこれまでにPKRがC型肝炎患者の肝細胞癌組織において非癌部組織に比べて高発現していることを同定しました。そこでHCV関連肝細胞癌におけるPKRの役割を明らかにすることを研究の目的としました。HCV関連肝細胞癌株としてHuh7.5.1を用いてHCV複製可能なJFH1, H77sを作成し、同細胞株においてPKR siRNA、および発現プラスミドを用い、PKRの発現を増減させることで変化する遺伝子をPCRアレイ、リアルタイムRT-PCR、ウエスタンブロット法で確認しました。細胞増殖の変化についてMTSアッセイを行い、さらにヒト肝細胞癌組織34例を用いて、同定した分子についてRT-PCR、ウエスタンブロット法にてPKR発現変化との関連について検討しました。PKRの発現の増減によりc-Fos, c-Junの発現が増減し、さらにPKRはそれぞれの上流にあり、MAP kinase関連遺伝子であるErk1/2およびJNKのリン酸化を誘導することが分かりました。またPKR発現に伴う細胞増殖の亢進がみられ、その亢進はErk1/2→c-Fos, JNK→c-Junの両経路に依存していました。ヒト肝細胞癌組織においてもPKRはリン酸化c-Fos,リン酸化c-Junの発現を増加させており、PKRはHCV関連肝細胞癌においてc-Fos, c-Junの活性化を介して細胞増殖能を亢進させ、癌の進展に寄与している可能性があります。
日浅陽一教授を始め多くの先生方に御指導を頂き、研究成果を発表することができました。先生方にこの場を借りて感謝を申し上げます。基礎研究、臨床研究ともに今後も頑張っていきます。今後とも御指導のほどよろしくお願いいたします。
2014年10月21日 11:10 AM
2012年12月より本邦でもバイポーラ電極針でのラジオ波焼灼術(RFA)が可能となっています。複数の電極針を用いマルチポーラとして使用することにより従来のモノポーラシステムでのRFAに比し、一度に短時間で広範囲の焼灼や腫瘍を直接穿刺せずに焼灼することが可能となった一方で、複数の電極針と腫瘍がどのような立体的位置関係になっているのかを腹部超音波上で認識することは困難です。このため、本治療においてはシミュレーターの開発が急務であり、現在当科では、廣岡先生を中心に日立アロカメディカル社と共同で、磁気位置検出ユニットを用いることにより、複数の電極針と腫瘍の立体的な位置関係を客観的に判断することが可能となるシミュレーターを開発していますこのシミュレーターの有用性については、今後、学会・論文で報告していく予定です。
愛媛新聞社:掲載許可番号 G20141001-01759