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越智裕紀先生の論文がHepatologyにアクセプトされました!
 

お知らせ

NAFLD患者に対する肝臓・脾臓硬度測定の有用性を報告した論文がHepatologyにアクセプトされました。

NAFLD患者に対する肝硬度測定が線維化進展度を診断するために有用であることは周知の事実です。FibroScanやARFIでの報告はありましたがReal-time tissue elastographyでの報告はありませんでした。

このたび越智裕紀先生らはReal-time tissue elastographyで肝硬度を測定し線維化診断に有用であることを証明しました。さらに脾臓硬度と肝血流を計測し血行動態の変化と門脈圧亢進が比較的早い段階から変化していることを論文にし、Hepatologyにアクセプトされました。

NAFLD患者に対する肝硬度測定が線維化進展度を診断するために有用であることは周知の事実です。FibroScanやARFIでの報告はありましたがReal-time tissue elastographyでの報告はありませんでした。

このたび越智裕紀先生らはReal-time tissue elastographyで肝硬度を測定し線維化診断に有用であることを証明しました。さらに脾臓硬度と肝血流を計測し血行動態の変化と門脈圧亢進が比較的早い段階から変化していることを論文にし、Hepatologyにアクセプトされました。

(first authorから)

まずオーベンの廣岡先生、corresponding authorの日浅先生をはじめとする、関係者の先生方に深謝いたします。いろいろな意味で非常に恐縮しております。小泉洋平先生が確立されたReal-time tissue elastographyを用いた肝硬度の測定をNASHで使用させていただきました。今回の結果は、先人の先生方が積み重ねられてきたものが素晴らしかったからだと思っております。この様な今後はこの結果に恥じぬ様に、さらに研鑽をつみたいと思います。

(オーベンから)

Real-time tissue elastographyではAmerican J Roentgenologyに1編、Radiologyに2編を論文掲載することが出来、今回Hepatologyに載せることができました。関係の先生方どうもありがとうございました。越智先生は病棟で最も忙しい先生の1人で、大学の病棟で今日も一番多くの方を担当していていますし、血管造影やらRFAやら手裏剣なげの修行やらで、大活躍中です。これからもがんばってください、ニンニン(広岡)。

(チーフより)

論文は、Real-time tissue elastographyがNAFLDの肝線維化診断に有用であるという内容と、NAFLDの線維化早期に門脈圧亢進症がみられるという2段構成になっています。リバイスで帰ってきたときに門亢症についての記載をのけるようなsuggestionと、評価するsuggestionがあり、どうするかずいぶん迷いました。結果的には記載して再投稿しアクセプトされ、ほっとしています。今回は過去のelastographyの研究を積み重ねてきた結果、得られた成果だと思います。御協力いただいた先生方に深謝いたします(日浅)。

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