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肝臓グループの廣岡昌史先生が第32回日本門脈圧亢進症学会総会において、第2回國分賞を受賞されました!

以下の通り、廣岡先生よりコメントをいただきました。

第32回日本門脈圧亢進症学会総会において、第2回國分賞を受賞し、受賞講演を行いました。
國分賞は、第六代國分茂博理事長のご寄付を原資に設けられた賞であり、総会における若手発表者への優れた直接指導や、学術集会での顕著な活躍を通じて本学会の学術研究を推進し、将来的に本領域のリーダーとして社会への啓蒙と貢献が期待される学会員(55歳未満、海外研究者はこの限りではありません)に授与されます。

このたび、このような栄えある賞を賜り、誠に光栄に存じます。
今後も本学会を通じて門脈圧亢進症の診断・治療の進歩に微力ながら貢献するとともに、本賞の趣旨に沿って後進の指導にも力を尽くしてまいります。
この度は誠にありがとうございました。

廣岡先生、栄誉ある賞の受賞、誠におめでとうございます。

10月 講演会・研究会案内

〇愛媛HCC Expert Seminar
日時:2025年10月7日(火)19:00~20:30
ハイブリッド開催

 講演 
愛媛大学医学部附属病院 総合診療サポートセンター 特任教授
廣岡 昌史 先生

 特別講演 
三井記念病院 総合内科・膠原病リウマチ内科 科長
峯村 信嘉 先生

〇愛媛IBD医療連携講演会
日時:2025年10月16日(木)19:10~20:20
ハイブリッド開催

 特別講演 
倉敷中央病院 消化器内科 部長 兼 IBDセンター長
下立 雄一 先生

〇これからの糖尿病治療を考える会
日時:2025年10月17日(金)19:00~20:10
オンライン配信

 特別講演 
順天堂大学医学部附属静岡病院 糖尿病・内分泌内科 教授
野見山 崇 先生

20251007_愛媛HCC Expert Seminar
20251016_愛媛IBD医療連携講演会
20251017_これからの糖尿病治療を治療を考える会

CATEGORY : お知らせ 未分類 

愛媛県立中央病院 IBDセンターの論文が Inflammatory Bowel Diseases (IF:4.3)にアクセプトされました.
以下,first author Sからのコメントです.

愛媛県立中央病院 IBDセンターが投稿しておりました,Geboes scoreでミリキズマブの治療効果を予測する論文” Mirikizumab Efficacy in Ulcerative Colitis: Association With Pretreatment Geboes Score Features in a Case Series”が
Inflammatory Bowel Diseases (IF:4.3)にアクセプトされました.

潰瘍性大腸炎の新規治療薬であるミリキズマブ(オンボー)はTh17細胞の分化に不可欠なサイトカインを標的とするIL-23阻害薬です.潰瘍性大腸炎の病理スコアであるGeboes scoreのGrade 3(上皮への好中球浸潤)はTh17細胞が産生するIL-17によって誘導されます.そのためミリキズマブなどの生物学的製剤の有効性は組織学的所見と密接に関連している可能性があります.今回,活動期の潰瘍性大腸炎患者における治療前のGeboes scoreとミリキズマブの有効性との関連性を調査しました.2023年7月から2024年12月の間に,愛媛県立中央病院で臨床症状がある潰瘍性大腸炎患者に対してミリキズマブを投与した10例を対象とし,導入前のCSで得られたGeboes scoreとミリキズマブ導入24週での治療効果を評価しております.

ミリキズマブ治療開始24週後,6例が完全奏効(臨床的寛解かつ粘膜治癒)を達成しました. 2例の患者は部分奏効を示し,2名は無反応のため治療を中止しました.完全奏効6例のうち5例は上皮への著明な好中球浸潤を示しておりGrade 3.3でした.一方,部分奏効2例はいずれもGrade 3.2以下でした.特筆すべきは,粘膜固有層への好酸球浸潤がほとんどなくGrade 2A.0であった患者は全員が効果不応でした.上皮への顕著な好中球浸潤は、Th17優位のサイトカインプロファイルを示唆している可能性があり,逆に,大腸炎におけるIL-23-顆粒球-マクロファージコロニー刺激因子軸の重要な因子である好酸球が認められないことは,Th17の関与が限定的である可能性があります.

以上の結果から,治療導入前の組織学的所見によりMIRIの治療効果を予測できる可能性があると考えました.

本研究は愛媛県立中央病院の消化器内科診療に携わる先生方や医療スタッフのご協力によって行うことができました.深い感謝を申し上げます.

S先生面白い論文をありがとうございました。採択おめでとうございます!

このたび、浦岡正尚先生が当科にご入局されました。
池田宜央先生より、入局に際してのコメントをいただきましたので、ご紹介いたします。

浦岡先生は、故・浦岡正義先生のご子息であり、関西でも屈指の内視鏡検査・治療件数を誇る岸和田徳洲会病院にて7年間ご勤務されました。ご自身でも年間3000件を超える内視鏡検査・治療を行われるなど、豊富な経験と高い技術をお持ちです。現在は大阪にて「うらおか内科・内視鏡クリニック」を開業されておられますが、この度ご縁があり当科にご入局いただくこととなりました。
非常に卓越した技量をお持ちの先生に入局していただけることになり大変嬉しく思います。これからのご活躍を期待しております。

浦岡先生、今後ともご指導ご鞭撻のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。

CATEGORY : お知らせ その他 

肝臓グループの島本豊伎先生が、第62回日本消化器免疫学会総会にて奨励賞を受賞されました。
以下、島本先生より受賞にあたってのコメントをいただきましたの紹介させていただきます。

先日鹿児島にて行われた第62回日本消化器免疫学会総会にて奨励賞を受賞いたしました。
演題は「免疫抑制マウスへのHBs/HBc抗原の経鼻投与によるHBVに対する免疫応答の誘導」で、学位取得のため現在取り組んでいる実験データをまとめたものです。
我々が研究しているCVP-NASVACはB型肝炎の治療ワクチンであり、強い免疫誘導作用があることから、肝移植後の免疫抑制患者におけるHBV再活性化予防にも応用できる可能性があります。今回我々は免疫抑制マウスを用いた検討を行い、CVP-NASVACが免疫抑制下においても各種抗体を誘導し、HBVの増殖抑制に関わるHBc抗原特異的CTLが誘導されることを確認しました。また実際にCVP-NASVACによって得られた血清でのHBV中和活性も示されており、CVP-NASVACは免疫抑制中のHBV陽性患者に対しても有効である可能性があります。
今回発表にあたりご指導を賜りました日浅先生、吉田先生、肝臓グループの先生方、ならびに実験について様々なご助言・ご指導をいただいた白石先生、技官の皆様にこの場を借りて厚く御礼申し上げます。論文化や学位取得にはまだまだこれからですが、引き続きのご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

追伸:鹿児島は良い街でした。焼酎は絶品で(1杯250円で飲めます)、人生で一番おいしいロースカツを食べられました。1日1便ですが松山-鹿児島直通便もありますので、ぜひ一度お立ち寄りを。

9月 講演会・研究会案内

〇愛媛肝疾患治療セミナー2025
日時:2025年9月3日(水)19:00~20:30
WEB配信

 特別講演1 
愛媛大学大学院医学系研究科 消化器・内分泌・代謝内科科学 教授
日浅 陽一 先生

 特別講演2 
愛媛大学大学院医学系研究科 肝胆膵・乳腺外科学 教授
楳田 祐三 先生

〇愛媛肝・代謝疾患懇話会
日時:2025年9月8日(月)19:00~20:30
ハイブリッド開催

 一般講演 
愛媛大学大学院医学系研究科 地域生活習慣病・内分泌学 准教授
三宅 映己 先生

 特別講演 
佐賀大学医学部 肝臓・糖尿病・内分泌内科 教授
佐賀大学医学部附属病院 肝疾患センター センター長
高橋 宏和 先生

〇愛媛BTC Expert Seminar
日時:2025年9月9日(火)19:00~20:20
ハイブリッド開催

 特別講演Ⅰ 
熊本大学大学院 生命科学研究部 消化器外科学 准教授
林 洋光 先生

 特別講演Ⅱ 
東京女子医科大学 消化器内科 教授・基幹分野長
中井 陽介 先生

〇ESDセミナー in 愛媛
日時:2025年9月12日(金)19:00~20:30
現地開催

 演者 
慶應義塾大学医学部 内視鏡センター 消化器内視鏡技師
佐々木 基 先生
慶應義塾大学医学部 内視鏡センター センター長・教授
加藤 元彦 先生

〇HBV FORUM 2025 in Ehime
日時:2025年9月17日(水)19:00~20:00
現地開催

 演者 
国家公務員共済組合連合会 顧問
虎の門病院分院 名誉院長
熊田 博光 先生

〇FUJIFILM MEDICAL 60TH ANNIVERSARY SEMINAR IN 松山
日時:2025年9月20日(土)15:00~17:10
ハイブリッド開催

 第一部 講演1 
こいずみ内科・消化器内科クリニック 院長
小泉 洋平 先生

 第一部 講演2 
すがクリニック消化器内科・婦人科 院長
須賀 義文 先生

 第一部 講演3 
松山赤十字病院 救急部 部長
森實 岳史 先生

 第二部 講演 
慶應義塾大学 内視鏡センター 教授
加藤 元彦 先生

〇第175回愛媛消化器疾患懇話会(仮)
日時:2025年9月27日(土)16:30~18:30
ハイブリッド開催

 一般演題 
愛媛大学大学院 消化器・内分泌・代謝内科学 講師
山本 安則 先生

 特別講演 
東京大学大学院医学系研究科 消化器内科学 教授
藤城 光弘 先生

20250903_愛媛肝疾患治療セミナー2025
20250908_愛媛肝 代謝疾患懇話会
20250909_愛媛BTC Expert Seminar
20250912_ESDセミナー in 愛媛
20250917_HBV FORUM 2025 in Ehime
20250920_FUJIFILM MEDICAL 60TH ANNIVERSARY SEMINAR IN 松山
20250927_第175回愛媛消化器疾患懇話会(仮)

阿部先生 教授ご就任祝賀会のご報告
このたび、阿部雅則先生の地域医療・総合診療学講座 教授ご就任を祝し、肝臓グループと総合診療科の合同にて、祝賀会を開催いたしました。
当日は、阿部先生がこれまでにご指導された多くの先生方にもご出席いただき、温かい祝福と笑顔に包まれた和やかなひとときとなりました。
盛会のうちに無事終了いたしましたことをご報告申し上げます。

阿部先生の今後ますますのご活躍を、教室一同、心よりお祈り申し上げます。

当日の写真を以下に掲載させていただきます。

CATEGORY : お知らせ その他 

愛媛大学大学院医学系研究科 先進消化器内視鏡開発学講座の森宏仁先生の論文が欧文論文(Endoscopy誌)にアクセプトされました。
森先生より論文の要旨を下記の通りいただきましたので、紹介させていただきます。

論文名
「Endoscopic resection of gastric cancer involving pylorus and duodenum using novel anchor ring-shaped thread counter traction」
ジャーナル:Endoscopy
論文要旨:胃癌に対するendoscopic submucosal dissection (ESD)は確立した治療法であるが、病変の位置によって難易度は異なる。特に幽門輪から十二指腸に拡がった病変は難易度が高く、十二指腸穿孔や幽門輪狭窄のリスクも高い。ESDでのトラクションの報告は多数あるが、簡便で内視鏡に干渉しない確実な新たなトラクション法としてアンカーリング糸カウンター法について論じた。

論文のPDFが完成いたしましたので、ご紹介申し上げます。

なお、今後オープンアクセスとして公開されました際には、ぜひご一読いただければ幸いです。
森先生、このたびは誠におめでとうございます。

愛媛県立中央病院の中村綾花先生が第3内科に入局されました!
以下、県立中央病院で指導されたS先生より入局に際していただきましたコメントです。

中村先生,ご入局おめでとうございます!
なんと松山東高校では学年で常に序列1桁を維持していたようです.どおりで飲み込みが非常にいいと思いました.今,内視鏡が好き過ぎるようで,その高いポテンシャルを内視鏡手技に全振りしてくれています.先生のせいで”ゲーマーの方が内視鏡上手”という個人的な仮説が破綻しそうです.医師4年目という学年からするとかなり高い内視鏡手技レベルを持っているにも関わらず,自分の手技内容に納得せずさらに上を目指す姿勢は素敵です.これからも経験値を積んで,中村先生なりの”内視鏡道”を極めてください.

中村先生、ご入局おめでとうございます。
楽しい3内科を一緒に築いていきましょう!

CATEGORY : お知らせ その他 

済生会松山病院の松田宣完先生が3内科に入局されました!

指導にあたっていただきました東野誠先生より、入局に際して下記の通り、コメントをいただきました。
松田先生を紹介させていただきます。

「松田先生は双海町出身、愛媛大学をご卒業後、済生会松山病院で初期研修をされています。剣道経験者の松田先生は冷静沈着で真面目、どんな場面でも動じることなく、黙々と仕事をこなし、その姿はまさに“現代の侍”です。早朝から出勤して着実に業務をこなしつつ、患者さんやスタッフとのコミュニケーションも丁寧で、「一緒に働きたい」と思う先生でした。他診療科からもたくさんお誘いがあったと思われますが、専門領域をベースとしつつも総合内科的な診療ができる第3内科を選んでくれました。松田先生と今後一緒に働けることを大変うれしく思います。これからのご活躍を期待しております。」

松田先生、この度は入局いただきありがとうございます。楽しい3内科を一緒に作っていきましょう。

CATEGORY : お知らせ その他 
 
  • 研修会・講演会
  • 臨床研究
  • 外来のご案内
  • 黄蘭会
愛媛大学大学院
消化器・内分泌・代謝内科学
(第三内科)
Department of Gastroenterology and Metabology, Ehime University Graduate School of Medicine
〒791-0295 愛媛県東温市志津川454
愛媛大学医学部本館8F
TEL 089-960-5308
FAX 089-960-5310
mail : 3naika@m.ehime-u.ac.jp