1月 講演会・研究会案内
2025年12月8日 11:54 AM
膵・消化管神経内分泌腫瘍セミナーin愛媛
日時:2026年1月7日(水)19:00~20:30
WEBセミナー
基調講演
四国がんセンター 消化器外科 医長
大田 耕司 先生
特別講演
国立がん研究センター中央病院 肝胆膵内科 医長
森實 千種 先生
2025年12月8日 11:54 AM
膵・消化管神経内分泌腫瘍セミナーin愛媛
日時:2026年1月7日(水)19:00~20:30
WEBセミナー
基調講演
四国がんセンター 消化器外科 医長
大田 耕司 先生
特別講演
国立がん研究センター中央病院 肝胆膵内科 医長
森實 千種 先生
内分泌グループの三宅先生が、15th ICDM (International Congress of Diabetes and Metabolism) にて Best Paper of the Year Award を受賞いたしました!
三宅先生より下記の通りコメントをいただきましたのでご紹介させていただきます。
「少し報告がおくれましたが、・・・
このたび、15th ICDM (International Congress of Diabetes and Metabolism) にて Best Paper of the Year Award を受賞いたしました。
このような名誉ある賞をいただき、とても光栄に思っております。
これからも臨床・研究の現場から価値あるメッセージを届けられるよう努めてまいります。
ご支援いただいた皆さまに、心より御礼申し上げます。」



素敵な写真をいただきました。
三宅先生おめでとうございます!
2025年12月1日 7:50 PM
6年生・岡野真大先生の論文が Endocrine Journal にアクセプトされました!
このたび、医学部6年生の岡野真大先生の論文
“Effect of body mass index change on the development of diabetes mellitus”
が、Endocrine Journal に受理されました。
本論文につきまして、指導医である三宅先生よりコメントを頂戴しましたので、下記にご紹介いたします。
岡野先生は3年生の頃から地道にデータ整理と解析を進め、学会発表を重ねながら着実に研究を深めてこられました。その集大成として、今回の論文受理につながったことを、大変嬉しく思います。おめでとうございます!
来年からは済生会今治病院で研修を開始されます。真面目さに加え、体力にも自信のある岡野先生なら、きっと臨床の場でも大いに活躍されることでしょう。
これからの更なるご成長を心より期待しています。頑張ってください!

岡野先生、このたびは誠におめでとうございます。
今後ますますのご活躍を教室一同、心より楽しみにしております。
2025年11月20日 7:00 PM
松山市民病院 木阪吉保先生より、新入局の三好先生への温かいメッセージを頂戴いたしましたので、ご紹介させていただきます。
以下、コメントをご案内いたします。
・三好杏佳先生 入局に寄せて
「三好先生、第三内科への御入局おめでとうございます。将来を決める大事な決断だけに、大いに悩まれた事と思います。先生を第三内科の仲間として迎え入れる事が出来て大変うれしく思います。
先生の研修を一年間見させていただき、最も関心したのはコミュニケーション能力が非常に高いと言うことです。患者さんのみならず、看護師をはじめコメディカルの評判がすこぶる良くて関心を通り越してびっくりしました。
特にベテラン看護師にかかると、並みの研修医であれば小言の一つも出てくるのですが、辛口コメントな病棟師長からも、あの子はしっかりしているとお褒めの言葉を頂きました。
また、研修の際も基本の「ほう、れん、そう」から、手技的なことまで積極的に参加して学んでいました。自分の研修医時代の事を思い出すと、比較すら恥ずかしくて出来ないくらいの差を感じてしまいます。
優秀で人柄も良い三好先生には、当然色々な科からのお誘いもあった事と思います。その中で第三内科を選んで頂いたことはこの上なく喜ばしい事と感じています。
これからも持ち前の明るさと積極性、そしてコミュニケーション力を武器に、輝かしいキャリアを積まれることを期待しています。」


また、このたび入局いただきました三好先生は、先日徳島県にて開催されました「第124回日本消化器病学会四国支部例会」において、立派なご発表を披露されました。
あわせて、オーベンである矢野 大先生からも温かいコメントを頂戴しておりますので、以下にご紹介させていただきます。
「先日の 第124回日本消化器病学会四国支部例会 において、研修医の三好先生が
- レンバチニブとTACE併用療法後に根治切除し得た肝細胞癌の一例 – を発表いたしました。
三好先生は先日入局された、期待の新進気鋭の先生です。落ち着いた態度で堂々とプレゼンテーションを行っておりました。
スライド作成や発表準備の段階から細部にまで目が行き届き、考察も非常に整理されており、指導医としても安心して発表を見守ることができました。4月からは代謝・内分泌領域を中心に診療にあたる予定ですが、ぜひ消化器領域にも引き続き関心を持ち、二刀流で活躍いただけることを期待しています。」

先生のさらなるご活躍を楽しみにしております。入局いただきありがとうございました。 HP担当より。
2025年11月14日 8:51 AM
西条市立周桑病院、関連病院で初期研修を行われた高橋遥奈先生が第3内科に入局されました!
以下、西条市立周桑病院で指導いただきました藤澤友樹先生より入局に際していただきましたコメントを紹介させていただきます。
入局、おめでとうございます。高橋遥奈先生は、西条市立周桑病院、関連病院で初期研修を積まれ、来年3月で、修了です。
当院から優秀な先生の入局、頼もしく思います。関連病院では、検査などの指導を多々して頂き、それが、先生の第三内科への関心を高めてくれたのだと思います。関連病院の諸先生方、ありがとうございました。
私から見た先生の評価
患者、医師、同僚、他、もろもろのコメディカルスタッフらとの適切な距離感を掴みとれる逸材です。適切な距離感を把握する。これが非常に難しい。研修医なので、独断で暴走してもいけない、かと言って傍観しているだけの研修医(見学医)もつまらない。
救急も、厭わずに、活発に動いてくれます。外来も自ら仕事を見つけて、積極的です。出しゃばり過ぎず、引っ込み過ぎず。初期研修で回ったどの科でも、大丈夫な先生です。
最後に老婆心ながら、
医療(臨床)は、患者、多職種との協同作業。医療は、経験7-8割、知識2-3割。経験は、年数、症例を重ねないとどうしようもありません。いくら自分が優秀で、仕事できても、知識があっても、協調性のない医師は、困ります。一人だけでできる医療なんて、ほとんどありません。皆の協力があってです。
奇しくも日本初の高市早苗女性総理が誕生しました。先生が、第三内科の革新的女医さんとして活躍するのを期待しています。
西条市立周桑病院 内科
藤澤友樹


高橋先生、ご入局おめでとうございます。周桑病院の救急などでHP担当Tも、先生には助けていただいてばかりです。御礼申し上げます。
楽しい3内科を一緒に築いていきましょう!
2025年11月4日 11:29 AM
〇NExT
日時:2025年12月3日(水)17:50~18:40
ZOOM配信
Lecture 1
松山市民病院 糖尿病・ 内分泌内科
藤岡 耀祐 先生
Lecture 2
愛媛大学 消化器・内分泌・代謝内科学
村上 慶匡 先生
〇UCエキスパートセミナー
日時:2025年12月6日(土)17:30~18:40
ハイブリッド開催
講演
関西医科大学 内科学第三講座 教授
長沼 誠 先生
〇第5回治療と仕事の両立支援セミナー
日時:2025年12月9日(火)19:00~20:30
オンライン開催
基調講演
愛媛大学医学部附属病院 総合診療サポートセンター センター長/特任教授
廣岡 昌史 先生
特別講演
産業医科大学医学部 両立支援科学 准教授
永田 昌子 先生
〇UC診療を考える会 Web Seminar
日時:2025年12月10日(水)19:00~19:50
Web Seminar
講演
愛媛県立中央病院 消化器内科
〇愛媛県 IBDフォーラム
日時:2025年12月12日(金)19:00~20:15
ハイブリッド形式
一般講演
愛媛大学大学院医学系研究科 地域消化器免疫医療学講座 特任講師
丹下 和洋 先生
特別講演
慶應義塾大学医学部 内科学(消化器) 教授
金井 隆典 先生
〇睡眠薬の適正使用を考える会
日時:2025年12月16日(火)19:00~20:00
ハイブリッド開催
基調講演
愛媛大学 総合健康センター 教授
古川 慎哉 先生
特別講演
愛媛大学医学部附属病院 睡眠医療センター センター長・特任教授
岡 靖哲 先生
〇第12回愛媛内分泌カンファレンス
日時:2025年12月18日(木)19:00~20:30
オンライン開催
演者
愛媛大学大学院医学系研究科 小児科学 准教授
濱田 淳平 先生
20251203_NExT
20251206_UCエキスパートセミナー
20251209_第5回治療と仕事の両立支援セミナー
20251210_UC診療を考える会 Web Seminar
20251212_愛媛県IBDフォーラム
20251216_睡眠薬の適正使用を考える会
20251218_第12回愛媛内分泌カンファレンス
2025年10月31日 9:06 AM
日本超音波医学会第35回四国地方会学術集会において、森田先生がThe Best Imaging Award、近藤先生が新人賞を受賞されました!
お二人の先生からいただきましたコメントを紹介させていただきます。
森田先生より
「Super-resolution micro vascular imagingとarrival time imagingにて血行動態を観察し得た肝腫瘤の一例」という演題で発表いたしました。
本症例は肝細胞癌をSuper-resolution micro vascular imagingとarrival time imagingを用いて観察し、腫瘍内の微細な血管構造を評価したものです。
超音波画面上に表示される画像は、実際の大きさよりも広がるため、一般的な超音波診断装置では微小な血管構造を描出するのは困難とされています。Super-resolution micro vascular imagingは特殊な画像処理を行うことで通常のB modeでは検知できない微小血流を可視化できる技術で、また時間的情報から血行動態を観察できるarrival time imagingを併用することで、本症例のような多発肝転移が併存する肝細胞癌であっても微細な腫瘍血管を観察することができました。
発表に際しましてご指導を賜りました日浅教授、廣岡先生、中村先生をはじめ、ご協力いただいた肝癌チームの先生方にこの場を借りて御礼申し上げます。
今回の発表で学んだことを今後の診療にも活かしていきたいと思います。
近藤先生より
先日、高知県で行われた日本超音波医学会第35回四国地方会学術集会にて新人賞を受賞いたしました。
演題は「肝実質のCentral and peripheral zonal differentiationを観察しえた門脈本幹血栓を合併した膵癌の一例」です。
門脈本幹血栓に伴う肝実質のCentral and peripheral zonal differentiationをArrival time parametric imagingを用いて描出した症例です。
Central and peripheral zonal differentiationは門脈血栓症などの門脈の血流障害時に造影CTにて観察される動脈相の造影パターンであり、エコーによる観察の報告は少ないです。Arrival time parametric imagingは造影剤の動態を時間的情報から可視化するエコーの技術であり、腫瘍の血行動態の評価に使用されてきました。この技術を用いて、Central and peripheral zonal differentiationを一画面に描出することができました。
今回発表にあたりご指導を賜りました日浅先生、廣岡先生、中村先生をはじめ、肝臓グループの先生方にこの場をお借りして厚く御礼申し上げます。
引き続きのご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
喜びのお二人のお写真です。

イケメンですね〜〜。
2025年10月23日 12:55 PM
先進消化器内視鏡開発学講座 森宏仁教授が開発された**「チャンネルスムーサーM:CSM」**が、ORTメディカル株式会社より発売されることとなりました。
森教授より、製品の特徴および開発に込められた想いについてコメントをいただきましたので、ご紹介いたします。
【森宏仁教授よりコメント】
軟性内視鏡を用いた検査や治療では、鉗子チャンネルを通じて様々なデバイスを出し入れします。
しかし、デバイス径と内視鏡ワーキング鉗子チャネル径との間隙は非常に狭く、デバイス挿入時に強い抵抗が生じます。ワーキングチャネルと鉗子の強い摩擦力は、以下の点で、内視鏡医のパフォーマンスの低下や内視鏡の鉗子チャネルの損傷などを引き起こします。
①ワーキングチャネルと鉗子の強い摩擦力は、デバイスを挿入する内視鏡医にストレスを感じさせる。特に、内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)等の高度な技術と長時間を要する内視鏡治療では、デバイス鉗子のチャネルを通した出し入れは多数回におよび、内視鏡医のパフォーマンスの低下にも影響する可能性がある。
②ESDでは、微細な電気メスの操作が必要とされ、ワーキングチャネルと鉗子の強い摩擦によりデバイスのスムーズな操作に制限が生じ、穿孔などのリスクを高めてしまう可能性がある。
このような課題を解決するため、私たちは内視鏡鉗子チャネルとデバイスの間に持続的かつ自動的に潤滑剤を塗布できる装置を発案し、開発を進めてまいりました。
その結果誕生したのが、潤滑剤持続塗布デバイス「Channel Smoother M(CSM)」(ORT Medical Co., Tokyo, Japan)です。
本デバイスは特許を取得し、製品化に至りました。
本製品が内視鏡医の皆様の操作性向上と、より安全で効率的な内視鏡診療の一助となれば幸甚です。
「Channel Smoother M(CSM)」は、JDDW 2025を機に発売
です。
2025年10月23日 12:39 PM
先進消化器内視鏡開発学講座、森宏仁教授の2つの研究成果が消化器内視鏡、Endoscopyにアクセプトされました!
森先生より論文のコメントをいただきましたのでHPで紹介させていただきます。
①「内視鏡用・全層縫合器ゼオスーチャーM®による消化管縫合法及び臨床導入の実際」
消化器内視鏡 特集号 「動画で魅せる内視鏡的創閉鎖法のすべて」 2025,37巻8号 東京医学社
(論文の要旨)
軟性内視鏡を用いたNatural Orifice Translumenal Endoscopic Surgery(NOTES)は,体表面に術創のない低侵襲手術として注目されたが、軟性内視鏡用の縫合機器の開発は進まず、次第に実現の難しい治療法と思われた。しかしNOTESの中でもESDの延長線上に位置し消化管壁の腫瘍を全層切除するEndoscopic Full- Thickness Resection(EFTR)は、軟性内視鏡用全層縫合器や既存クリップと外科縫合糸との組み合わせなどで切除面を縫合することで縫合の問題を解決し、現在本邦では、消化器内視鏡医がこの手術を施行している。本稿では、これまでにゼオンメディカル社と開発してきた消化管用・全層縫合器ゼオスーチャーM®の基本縫合動作とコツにつき分かりやすく解説し、ゼオスーチャーM®が適する臨床応用の実際につき述べた。
② Hirohito Mori, et al.
Endoscopic closure after endoscopic submucosal dissection using novel hooking attachment with knotting chain shaped thread system. Endoscopy, accept in press
(論文の要旨)
胃癌に対するendoscopic submucosal dissection (ESD) 後の出血などの予防に、人工潰瘍底の閉鎖の報告は多い。内視鏡専用の縫合器を用いた報告もある。しかしながら、昨今の経済状況からは、大型の縫合器の開発や改善には多額のコストがかかるため、既存の糸やクリップを用いた汎用性の高い方法でありながら、なおかつ斬新な人工潰瘍底の閉鎖方法である第2世代の縫合器開発がいぞがれている。我々は、HAWKS: hooking attachment with knotting chain shaped thread system縫合を発案・特許化・プロトタイプ作成し、臨床導入で確実な縫合を評価し報告した。


森先生おめでとうございました!
2025年10月17日 8:48 AM
愛媛県立中央病院の消化管グループが、Gastroenterology (IF: 2.6)へ投稿した、「潰瘍性大腸炎患者における非貧血性鉄欠乏症の関連因子」に関する論文がアクセプトされました。
「rising star」のS氏より、これからも頑張ります!とのコメント付きで論文の要旨をいただきましたので掲載させていただきます。
下記要旨です。
Factors associated with ulcerative colitis with non-anemic iron deficiency
非貧血性鉄欠乏症(Non-anemic iron deficiency: non-anemic ID)はQOLに悪影響を及ぼすことが報告されていますが,過小評価され見落とされている可能性があると考えました.そこでUC患者におけるNon-anemic IDの有病率に関連する因子を検討しました.2021年から2023年の間に愛媛県立中央病院で大腸内視鏡検査と同時にフェリチンを測定した貧血のないUC患者112人を対象とし,Non-anemic ID群(n=38)とNormal iron states群(n=74)に分けて患者背景や疾患活動性について比較検討しました.多変量解析を行ったところ,非粘膜治癒(OR 24.40、95%CI 4.16-143.00、p<0.001)および女性(OR 20.60、95%CI 3.71-115.00、p<0.001)がNon-anemic IDと独立して関連していました.非粘膜治癒,女性であることはUC患者におけるNon-anemic IDの有病率と独立して関連する因子でした.内視鏡的粘膜治癒が得られていない症例では有意にNon-anemic IDの有病率が高かったことから,Treat to Targetとして内視鏡的粘膜治癒が達成していない場合,鉄動態のモニタリングがNon-anemic IDの早期発見につながる可能性があると考えています.


おめでとうございました!