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お知らせ
 

お知らせ

矢野怜先生の学位論文がアクセプトされました!
おめでとうございます。

以下、矢野先生からのコメントです。

この度、学位論文として報告した「lymphatic drainage dysfunction via narrowing of the lumen of cisterna chyli and thoracic duct after luminal dilation」がHepatology internationalに受理されました。以下は論文の概要です。門脈圧亢進に伴って、肝で生成されるリンパ液が増加するため排泄路である肝外リンパ管も拡張することは過去にも報告されていますが、難治性腹水へ至ったような非代償期の肝硬変では肝外リンパ管は狭小化していること、ドレナージ能が低下している可能性があることを我々は報告しました。肝硬変の腹水にはリンパ管のドレナージ能の関与も検討すべきと考えられます。海外では難治性腹水に対してリンパ管にドレナージステントを留置しているような施設もあり、今後焦点が当てられる領域ではないかと考えています。また、ダイナミックCTや頚部エコーでリンパ管は描出ができることも方法として挙げています。
指導医である廣岡先生には最初から頼りきりで、ご迷惑を多々おかけしたと思いますが、その度に丁寧にご指導いただき大変感謝しております。
日浅教授にも、定期的にアドバイスをいただき、有り難く存じます。肝臓グループの先生にもご助言をいただきましたし、特に中村先生にはエコーなどの作業をお願いすることも多く、この場で感謝申し上げます。
また、大学院1年目の際に勤務していた松山赤十字病院の先生方にも、大学院講義などに参加させていただいたり、大変有り難く思います。
今後も積極的に頑張りたいと思います。よろしくお願いします。

7月 講演会・研究会案内

〇第23回愛媛消化器超音波カンファレンス
日時:7月1日(土) 16:00~18:10
ハイブリッド形式
会場:四国労金サービス(R-2番町ビル)5階会議室 
※Zoomウェビナーによる配信も行います
会費:500円
オンライン事前申し込み:7月1日13:00まで

 一般演題 
(1)愛媛大学大学院医学系研究科 消化器・内分泌・代謝内科学
矢野 怜 先生

(2)愛媛県立中央病院 検査部 
奥田 安範 先生
(3)住友別子病院 臨床検査センター
曽我部 晃文 先生
 特別講演 
近畿大学医学部 消化器内科
教授 西田 直生志 先生

〇第3回愛媛肝疾患連携セミナー
日時:7月11日(火) 19:00~20:20
ハイブリッド形式
会場:ANAクラウンプラザホテル松山 南館2階「サファイア」 
※Zoomウェビナーによる配信も行います
オンラインによる参加をご希望の場合は参加登録をお願いいたします。

 講演① 
愛媛大学医学部附属病院 肝疾患診療相談センター
副センター長 今井 祐輔 先生

 講演② 
HITO病院 
医師事務作業補助者  西原 彩加 先生
    管理栄養士 三木 千春 先生
    理学療法士 和田 葵  先生

 講演③ 
松山赤十字病院 肝胆膵内科
外来看護師 伊与田 智子 先生

〇Viral hepatitis WEB lecture
日時:7月13日(木) 19:00~20:10
WEB形式(Zoomウェビナーシステム)
参加ご希望の場合は、事前登録をお願いいたします。

 講演1 
徳島大学大学院 医歯薬学研究部 実践地域診療・医科学 
特任教授 河野 豊 先生

 講演2 
川崎医科大学 消化器内科学
教授 仁科 惣治 先生

〇愛媛下垂体疾患研究会(大学院特別講義)
日時:7月21日(金) 18:30~20:00
場所:愛媛大学医学部 臨床講義棟 2F 臨床第一講義室

 一般演題 
1.愛媛大学大学院医学系研究科 消化器・内分泌・代謝内科学 
 金本 麻友美 先生

2.愛媛大学大学院医学系研究科 脳神経外科学 
 稲垣  遼 先生
3.市立八幡浜総合病院 小児科 
 宇都宮 秀和 先生
 特別講演 
虎の門病院 小児科
伊藤 純子 先生

〇SASと糖尿病 Webセミナー
日時:7月26日(水) 19:00~20:00
完全WEB配信(Zoom)
参加ご希望の場合は、事前登録をお願いいたします。

 講演 
愛媛大学 総合健康センター 
教授 古川 慎哉 先生

20230701_第23回愛媛消化器超音波カンファレンス案内状
【案内状】0711_第3回愛媛肝疾患連携セミナー
【7月13日開催ウェビナー】Viral hepatitis WEB lecture
20230721愛媛下垂体疾患研究会 (確定版)
SASと糖尿病Webセミナー案内

2023年6月1日に三宅映己先生が、竹下英次先生の後任として病棟医長に就任しました。経験豊富な三宅先生は、医療界で高い評価を受けており、患者さんのケアに情熱を注いできました。スタッフ一同、三宅先生の手腕に期待しています。

CATEGORY : お知らせ 

小西史哲先生の論文がHepatology ResearchにAcceptされました。

1年生から6年生まで第三内科に通い、少しずつデータを整理し、何とか卒業までに投稿できました。
Acceptのお祝いの電話で「自分のHepatology Researchの冊子をもって、第三内科へ挨拶に来いきます!」と言った?、言わされた言葉を期待して待っています(笑)。
これからも、頑張って下さい!

みやけてるき

6月 講演会・研究会案内

〇第3回 治療と仕事の両立支援セミナー
日時:6月6日(火) 19:00~20:30
Web形式(Zoom)
配信会場:ANAクラウンプラザホテル松山 本館3階「ローズ」 
個人視聴参加のみとなります。聴講会場は用意しておりません。
参加申し込み:6月2日まで

 基調講演 
松山赤十字病院 副院長
藤﨑 智明 先生

愛媛産業保健総合支援センター(両立支援促進員)
社会保険労務士 米子 真理 先生

 特別講演 
伊那中央病院 腫瘍内科 部長
黒澤 彩子 先生

〇FD診療を考える会
日時:6月28日(水) 19:00~20:00
Web形式(Zoomウェビナー)
参加ご希望の場合は、事前申し込みをお願いいたします。

 講演 
愛媛大学医学部附属病院 光学医療診療部
特任講師 山本 安則 先生

6.6開催【案内状FIX単位あり】第3回 治療と仕事の両立支援セミナー
6.28 FD診療を考える会

山本先生、古川先生、おめでとうございます。

以下、古川先生からのコメントです。

愛媛大学医学部附属病院光学医療診療部の山本先生と一緒にまとめた運動習慣と過敏性腸症候群に関する論文がEuropean Journal of Gastrotenterology and Hepatology(IF 2.586)にアクセプトされました。愛媛大学の健診データを活用して解析を実施しました。
過去にすでに消化器疾患と診断されたものおよび治療中の対象者、体重減少などの身体症状があるものを除外したためかもしれませんが、今回のコホートでの過敏性腸症候群の有病率は6.5%とやや過去の報告よりも低値でした。
運動の頻度、主たる運動の強度、運動パートナーの存在と過敏性腸症候群との関連性を検討したところ、運動頻度は中等度で有意に低く(調整後OR 0.65 (95% confidence interval, CI: 0.51–0.83)で、主たる運動強度は強い(調整後OR0.62 [95% CI: 0.48–0.78])、および中等度(調整後OR0.76 [95% CI: 0.61–0.95])と負の関連性がありました。また、友人(調整後OR 0.71 [95% CI: 0.54–0.93])やグループ(調整後0.53 [95% CI: 0.40–0.70])での運動はそれぞれ負の関連性がありました。
すでに機能性ディスペプシアでも同様な検証をしており、機能性胃腸障害は運動の頻度、強度、一緒に運動する友人及び集団が負の関連性を持つことが示されました。
日本でも運動量を増加させたところ、過敏性腸症候群の症状が緩和した報告があることから、矛盾しないと考えられます。
引き続きさまざまな生活習慣と消化器疾患との関連性についても解析をすすめる予定です。引き続きよろしくお願いいたします。

5月 講演会・研究会案内

〇糖尿病合併症の重症化予防セミナー
日時:5月15日(月) 19:00~20:00
Web形式 
Zoomウェビナーによる視聴となります。参加ご希望の場合は、事前登録をお願いいたします。

 特別講演 
愛知医科大学 糖尿病内科 教授
神谷 英紀 先生

〇愛媛肝細胞癌seminar
日時:5月16日(火) 19:00~20:20
ハイブリッド形式
会場:ホテルマイステイズ松山3階「ドゥエミーラ」 
Web参加の場合は、Zoomによる視聴となります。事前登録をお願いいたします。

 特別講演Ⅰ 
岡山大学学術研究院 医歯薬学域 腫瘍微小環境学分野 教授
冨樫 庸介 先生

 特別講演Ⅱ 
広島大学病院 消化器内科 講師
河岡 友和 先生

〇Liver Science Forum 2023
日時:5月18日(木) 19:00~20:10
ハイブリッド形式
会場:ホテルサンルート松山 3階 芙蓉の間 
Web参加の場合は、Zoomによる視聴となります。事前登録をお願いいたします。

 講演1 
愛媛県立中央病院 消化器内科 部長
多田 藤政 先生

 特別講演 
岡山大学学術研究院医歯薬学域 消化器・肝臓内科学 教授
大塚 基之 先生

〇第40回道後腹部画像カンファレンス(AB-CD)(大学院フォーラム)
日時:5月20日(土) 15:30~18:00
ハイブリッド形式
会場:愛媛大学医学部40周年記念講堂 
オンラインにて参加希望の場合は、お申し込みをお願いいたします。
オンライン参加申し込み締切日:5月19日(金)17:30

 一般演題 
(1) 愛媛県立中央病院 消化器内科 中谷 康輔 先生
(2) 愛媛大学医学部附属病院 放射線科 利森 亘 先生
(3) 今治市医師会市民病院 曽我部 恭成 先生
(4) 愛媛大学大学院医学系研究科 消化器・内分泌・代謝内科学 國分 勝仁 先生

 特別講演 
高知大学 外科学講座(消化器外科) 教授 瀬尾 智 先生

〇HCV International Symposium
日時:5月24日(水) 19:00~20:40
ハイブリッド形式
日本語へ同時通訳が入ります。
情報交換会を予定しております。
会場:ホテルサンルート松山3階 芙蓉の間 
Web参加の場合は、事前登録をお願いいたします。

 
愛媛県県立中央病院 消化器内科 
主任部長 平岡 淳 先生


Sammy Saab,MD,MPH,FACG,FAASLD,AGAF
Professor of Medicine and Surgery
Chief,Transplant Hepatology
Medical Director of Adult Liver Transplant,UCLA

〇Aska肝疾患研究会
日時:5月25日(木) 18:30~20:10
Web形式(Zoomウェビナー)
参加ご希望の場合は、事前登録をお願いいたします。

 一般講演 
順天堂大学医学部附属静岡病院 栄養科 主任
髙山 卓也 先生

 特別講演Ⅰ 
愛媛大学医学部附属病院 栄養部 部長
利光 久美子 先生

 特別講演Ⅱ 
愛媛大学大学院医学系研究科 消化器・内分泌・代謝内科学 教授
日浅 陽一 先生

〇ARNI 高血圧 Web Symposium in 愛媛
日時:5月31日(水) 19:00~19:50
Web形式(Microsoft Teams)
参加ご希望の場合は、事前登録をお願いいたします。

 講演 
上原内科クリニック 院長
上原 聡 先生

20230515八幡浜_DM合併症重症化予防セミナー
5.16 愛媛肝細胞癌セミナー案内状 final
Liver Science Forum 2023ハイブリッド版案内状
【案内状】第40回道後腹部画像カンファレンスABCD
【ハイブリッド】5.24(水) HCV International Symposium
【あすか製薬】5月25日Aska肝疾患研究会案内状
0531ARNI 高血圧Web Symposium (002)

以下は矢野先生からのコメントです。
Internal Medicineへ投稿した「A case of hepatocellular carcinoma showing tumor shrinkage due to an abscopal effect」という症例報告がアクセプトをいただきました。
論文の概要なのですが、骨転移を有する肝細胞癌の予後は不良であることが知られていますが、テセントリク+アバスチン療法で腫瘍が増悪している症例に対して、骨転移部に症状緩和としての放射線療法を行った後から腫瘍全体が縮小し、TACEなど局所療法も組み合わせることでCRを得ることができた一例になります。放射線照射によって腫瘍抗原を放出することが、効果の高い免疫療法に寄与したものと考察しております。

矢野先生、アクセプトおめでとうございます。
自転車の運転は気をつけて!!!

この度、「炭酸脱水酵素I (Carbonic Anhydrase I; CA I) を用いた潰瘍性大腸炎に対する新規免疫治療法の開発」という研究テーマが、若手研究者の育成を目的とし、研究科⻑裁量経費から毎年度1名に助成金を授与する令和5年度愛媛大学大学院医学系研究科研究奨励賞に採択されましたので、ご報告させて頂きます。

丹下先生よりコメントです。

学位論文において、マウスレベルにおいて、ヒト由来CA I (human CA I; hCA I)の経口投与が腸炎抑制効果を示すことを同定しましたが、潰瘍性大腸炎患者において、大腸上皮細胞・糞便中におけるCA Iが腸炎時にどのような変動を示しているのかどうか、また、免疫細胞の組成や腸内細菌叢に与える影響が依然として解明できておりませんでした。潰瘍性大腸炎の患者において、大腸内視鏡検査時に大腸上皮や糞便中のCA Iを定量することで、潰瘍性大腸炎患者の腸管、糞便中におけるCA Iの存在量と腸内細菌叢との関連や、免疫細胞のポピュレーションの変化、さらには臨床経過を考察することで、腸炎の再燃リスクや、治療効果の予測因子となる可能性を検討し、臨床応用に際して、更なる知見を得ることを目的とし、研究奨励賞に応募したところ採択を得ることができました。
本研究により、潰瘍性大腸炎患者において、CA Iの減少が治療への抵抗性や再燃の上昇につながる結果が得られれば、hCA Iの経口投与による潰瘍性大腸炎患者に対する新規免疫治療法の効果がより期待できる結果となります。今回賞をいただきました研究は、最終的には、潰瘍性大腸炎の患者様に、CA1という蛋白をお薬として投与し、難治性疾患である潰瘍性大腸炎を治すことを目標としています。今回いただきました賞を一つの励みとして、今後とも日々の診療・研究に邁進し、愛媛大学、地域、潰瘍性大腸炎の患者様のために精進して参りたいと存じます。
最後になりましたが、大学院の期間、私の希望を尊重し、山西先生、森先生、八木先生と代々引き継いできた腸炎をテーマとした研究プロジェクトに携わらせていただき、一から指導していただきました日浅陽一教授に、この場を借りて御礼申し上げます。また、消化管グループ、竹下英次先生、池田宜央教授をはじめとして、諸先輩方、同僚、技官さん、愛媛大学という環境の力添えがあってこそ、このような賞をいただけたと存じますので、改めて深く御礼申し上げます。

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4月 講演会・研究会案内

〇TERUMO 糖尿病セミナー in 愛媛
日時:4月17日(月) 18:50~20:00
WEB形式(Zoom ウェビナー) 
参加ご希望の場合は、事前登録をお願いいたします。

 特別講演 
徳島大学先端酵素学研究所 糖尿病臨床・研究開発センター
准教授 黒田 暁生 先生

〇Kowa Web カンファレンス
日時:4月18日(火) 19:00~20:30
ハイブリッド形式
会場:ホテルマイステイズ松山2階「エテルノ」 
Web参加の場合は、Zoomによる視聴となります。

 一般講演 
愛媛大学大学院医学系研究科
消化器・内分泌・代謝内科学講座
講師 三宅 映己 先生

 特別講演 
横浜市立大学大学院医学系研究科
肝胆膵消化器病学教室
主任教授 中島 淳 先生

〇タケキャブ発売8周年記念 Web講演会 in 愛媛
日時:4月19日(水) 19:00~19:45
WEB配信(Microsoft Teams) 
参加ご希望の場合は、お申し込みをお願いいたします。

 講演 
島根大学医学部 内科学講座内科学第二 
准教授 石村 典久 先生

〇進化する糖尿病治療 in 愛媛
日時:4月20日(木) 19:00~20:00
Online形式(Webex) 

 講演 
朝日生命成人病研究所附属病院 糖尿病内科 治験部長
大西 由希子 先生

〇IBD診療 up date セミナー in 愛媛
日時:4月24日(月) 19:00~20:30
WEB配信(Teams配信開始18:45) 

 セッションⅠ 
愛媛県立中央病院 消化器内科 
医長 IBDセンター長
北畑 翔吾 先生

 セッションⅡ 
独立行政法人地域医療機能推進機構 東京山手メディカルセンター 
消化器内科 IBDセンター長
深田 雅之 先生

4.17 TERUMO 糖尿病セミナーin愛媛
4月18日KowaWebカンファレンス
【確定】20230419タケキャブ発売8周年Web講演会 (002)
【確定版】4月20日(木)イーライリリーマンジャロ講演会案内状
230424 IBD診療 up date セミナー in 愛媛

 
  • 研修会・講演会
  • 臨床研究
  • 外来のご案内
  • 黄蘭会
愛媛大学大学院
消化器・内分泌・代謝内科学
(第三内科)
Department of Gastroenterology and Metabology, Ehime University Graduate School of Medicine
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