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論文名:Short sleep duration reduces the risk of nonalcoholic fatty liver disease onset in men: a community-based longitudinal cohort study.

 
著者:Miyake T, Kumagi T, Furukawa S, Hirooka M, Kawasaki K, Koizumi M, Todo Y, Yamamoto S, Abe M, Kitai K, Matsuura B, Hiasa Y.
 
 
 
掲載誌:PLoS One. 2014 Sep 19;9(9):e107882.
 
以下、三宅先生からのコメントです。
 
 
 
検診シリーズ第6段、尿酸と耐糖能異常の発症の関係を調査した論文です。
 
尿酸が糖尿病や糖尿病発症のリスクであることは知られていますが、耐糖能異常発症の危険因子である空腹時血糖値別にみた尿酸のリスクについて検討した報告はありません。
 
 
 
今回我々は空腹時の血糖値で層別化し、耐糖能異常の発症と尿酸値に注目し解析を行い、空腹時の血糖値が高い男性群においてのみ、尿酸が耐糖能異常発症のリスクになるという結果がえられ報告しました。
 
 
 
PLoS Oneへ今回初めて投稿しましたが、4人の査読者から非常に厳しい質問が3回も来ました。締め切り数時間前に再投稿できた時もありました。『もう二度とこのjournalには投稿したくない!』と、思いました。
 
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論文accept情報

廣岡先生、三宅先生、黒田先生、有光先生の論文がacceptになりました。

廣岡先生は
「Nonalcoholic Fatty Liver Disease: Portal Hypertension Due to Outflow Block in Patients without Cirrhosis.」にてRadiologyにacceptされています。Radiology. 2014 Oct 10:132952. [Epub ahead of print]

 

三宅先生は

「Hyperuricemia is a risk factor for the onset of impaired fasting glucose in men with a high plasma glucose level: a community-based study.」でPLoS Oneにacceptされています。 PLoS One. 2014 Sep 19;9(9):e107882.

 

黒田先生は

「Pancreatic congestion in liver cirrhosis correlates with impaired insulin secretion.」でJ Gastroenterol.にacceptされています。J Gastroenterol. 2014 Oct 5. [Epub ahead of print]

 

有光先生は

「The ligand binging ability of dopamine D1 receptors synthesized using a wheat germ cell-free protein synthesis system with liposomes」でThe European Journal of Pharmacologyにacceptされています。

 

有光先生はこれが学位論文となり、黒田先生も学位論文となる予定です。

今回acceptになった先生方の今後の益々のご活躍を期待しております

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平成26年度学位記授与式が行われました。

今年度、当科からは竹治智先生が学位記を授与されました。

竹治先生はJ Gastroenterol Hepatolに学位論文を投稿され、acceptされています。

今後の益々のご活躍を期待しております。

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第3内科では日浅教授の下で、今後も新たな研究プロジェクトにも日々取り組んでいきます。

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第16回(平成28年度) 日本内分泌学会四国支部学術集会の会長が県立新居浜病院の南尚佳先生に決定

日本内分泌学会四国支部では,四国4県の持ち回りで,毎年9月に四国支部学術集会を開催しています。第16回の四国支部学術集会は平成28年の開催で,愛媛県が当番になります。先日の四国支部幹事会・評議員会・総会にて,県立新居浜病院の南尚佳先生が会長に推薦され,承認されました。同門の先生方には,是非とも,学会運営にご協力,ご支援のほど,お願い申し上げます。

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論文名:Levels of Alkaline Phosphatase and Bilirubin are Surrogate Endpoints of Outcomes of Patients with Primary Biliary Cirrhosis – an International Follow-up Study.
著者:Lammers WJ, van Buuren HR, Hirschfield GM, Janssen HL, Invernizzi P, Mason AL, Ponsioen CY, Floreani A, Corpechot C, Mayo MJ, Battezzati PM, Parés A, Nevens F, Burroughs AK, Kowdley KV, Trivedi PJ, Kumagi T, Cheung A, Lleo A, Imam MH, Boonstra K, Cazzagon N, Franceschet I, Poupon R, Caballeria L, Pieri G, Kanwar PS, Lindor KD, Hansen BE; the Global PBC Study Group.
掲載誌:Gastroenterology. 2014 Aug 23. pii: S0016-5085(14)01040-3. doi: 10.1053/j.gastro.2014.08.029.
 
以下、熊木先生からのコメントです。
Got into Gastroenterology!
とうとうやりました、多国籍軍による共同研究デビュー!
内科学では世界最高峰の一つであるJAMAには◎◎◎すぎると言われ蹴られましたが、消化器病学最高峰のGastroenterologyにacceptされました。
原発性胆汁性肝硬変と言う稀な疾患ですが、その長期予後に胆道系酵素の血清アルカリフォスファターゼ値および黄疸の指標である血清ビリルビン値が重要としたものです。この両マーカーは組織学的な検討においても浮上してきたマーカーです(Kumagi T, et al. Am J Gastroenterol 2010)。へえ〜、胆道系疾患だからそんなの当たり前じゃんと思われるかもしれませんが、いやいや意外と正当に示す事が難しいのです。そのことを北米・EU諸国との共同研究で示す事ができました。比較的稀な疾患にも関わらず、5,000例弱(うち私自身がトロント大学でまとめたのは700例弱)と言うメガデータおよび結果のシンプルさが受けたのだと思います。最も古い症例は1959年に診断された症例です。
稀な慢性疾患の臨床研究では、endpointの設定が難しく、単施設では症例も少ないためになかなか物を言えません。その点を多施設共同研究が解決してくれます。トロント大学時代の臨床研究がイギリス・ドイツとの共同研究に広がり、さらにはthe Global PBC Study Groupへと発展しました。The Global PBC Study Groupは下記の施設に所属する専門家でチームが結成され、メガデータで臨床研究を推し進めております。
日本:Ehime University (Ehime).
カナダ:University of Toronto (Toronto), University of Alberta (Alberta).
アメリカ:UT Southwestern Medical Center (Dallas), Virginia Mason Medical Center (Seattle), Mayo Clinic (Rochester), Arizona State University (Phoenix).
イギリス:University of Birmingham (Birmingham), The Royal Free Hospital (London).
オランダ:Erasmus University Medical Centre (Erasmus),  Academic Medical Center (Amsterdam).
ベルギー: University Hospitals Leuven (Leuven).
フランス:Hôpital Saint-Antoine (Paris), Centre de Référence des Maladies Inflammatoires des VoiesBiliaires (Paris).
イタリア:Humanitas Clinical and Research Center (Rozzano), University of Padua (Padua), Università degli Studi di Milano (Milan).
スペイン:University of Barcelona (Barcelona), IDIBAPS (Barcelona).
当グループとしては今回の臨床研究が処女作ですが、今後もさらに続きます。これからも日々の診療に役に立つ情報を発信して行きたいと思います。
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先日の戎井理先生(県立中央病院糖尿病・内分泌内科)、そして原泰彦先生(県立今治病院糖尿病内科)に続き、坂尾ひとみ先生が新谷哲司先生(松山市民病院糖尿病)とともに入局のご挨拶に来られました。

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笑顔で日浅教授と握手される坂尾先生

坂尾先生は愛媛大学をご卒業後、大学病院で初期研修を終え、松山市民病院で後期研修を受けております。糖尿病診療に夢中な明るい先生です。

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新谷先生、お世話になりました!
坂尾先生、引き続き充実した研修を受けて下さい。

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番外編:写真撮影に間に合わず……。

 

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三宅先生の睡眠時間とNAFLDの発症に関する研究成果がJournal of Gastroenterologyにacceptされました。
論文名:Short sleep duration reduces the risk of nonalcoholic fatty liver disease onset in men: a community-based longitudinal cohort study.
著者:Miyake T, Kumagi T, Furukawa S, Hirooka M, Kawasaki K, Koizumi M, Todo Y, Yamamoto S, Tokumoto Y, Ikeda Y, Abe M, Kitai K, Matsuura B, Hiasa Y.
掲載誌:J Gastroenterol 2014 (in press)
以下、三宅先生からのコメントです。

 

 

検診シリーズ第5段、睡眠時間と非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)の発症の関係を調査した論文です。
睡眠時間が生活習慣病や動脈硬化性疾患へ影響を及ぼすことが知られていますが、NAFLD発症へ及ぼす影響についてはわかっておりません(あまり皆さんの興味がないだけかもしれません)。
今回我々はNAFLD発症と睡眠時間に注目し解析を行い、男性のNAFLD患者では睡眠時間が少ない方がNAFLDの発症が少ないという結果がえられ報告しました。
この結果は従来から言われている睡眠時間と生活習慣病の関係をみた研究結果とは逆の結果となりました。
理由としては、短い睡眠時間、つまり起きている時間が長い人は、消費エネルギーが増加するので、睡眠時間と生活習慣病の直接的な関係(他の間食習慣などの影響を除いた関係)では、今回得られたような結果となるのではないかと考えています。

非アルコール性脂肪性肝疾患にこだわり、はや9年。もう少し病態のメカニズムの解明に近づくような仕事をする必要があると感じています。次こそは、多くの方々の心に残るような論文を書きたいと思います(あまり期待されていないと思いますが)。

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祝・ご入局!

先日の戎井理先生に続き、原泰彦先生(県立今治病院糖尿病内科)が上田晃久先生(県立中央病院糖尿病・内分泌内科)とともに入局のご挨拶に来られました。

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日浅教授としっかり握手される原先生

原先生は愛媛大学をご卒業後、初期研修を終え、県立中央病院および県立今治病院で糖尿病診療に従事されて来ました若手のホープです。

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上田先生、お世話になりました!

これからますますのご活躍が楽しみです。

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先日、愛媛県立中央病院糖尿病・内分泌内科主任部長の戎井理先生が入局のご挨拶に来られました。

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日浅教授と握手される戎井先生

戎井先生は愛媛大学をご卒業後、京都大学で暫く研鑽を積まれ、愛媛に戻られました。その後は多くの方が既にご存じの通り、県内の糖尿病・内分泌診療をリードして下さっている先生です。

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松浦先生(地域生活習慣病・内分泌学講座教授)と握手される戎井先生

愛媛大学第3内科同門会では、大学病院と関連病院が強固な連携で診療・研究・教育を行っており、ますます強い絆で持って発展が期待されます。

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池田医局長(光学医療診療部准教授)と熊木副医局長(地域医療学准教授)が加わっての撮影

とても頼もしい先生(兄貴)を仲間に迎え入れられることができ、同門会会員一同非常に喜んでおります。今後ともご指導のほど、よろしくお願い申し上げます。

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世界肝炎デーに関連して7月28日松山城とくるりんをライトアップしました。

7月28日は世界肝炎デー、日本肝炎デーです。肝炎に対する偏見を減らし、理解を深めるために様々なイベントが行われています。7月26日に街頭キャンペーンを行いましたが、7月28日肝炎デー当日には、いよてつ高島屋の協力のもと「くるりん」のライトアップを行いました。また、愛媛県には松山城のライトアップに協力いただきました。
肝炎デーのテーマカラーはスカイブルーです。皆さん、ライトアップに気づきましたか?
気づかなかった方のために、写真を載せておきます。ライトブルーに浮かび上がる「くるりん」、「松山城」きれいですね。また来年も行う事ができればと思います。

7.29

7.29.2

 

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愛媛大学大学院
消化器・内分泌・代謝内科学
(第三内科)
Department of Gastroenterology and Metabology, Ehime University Graduate School of Medicine
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愛媛大学医学部本館8F
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FAX 089-960-5310
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