9月28日に奥道後 壱湯の守にて日本肝臓学会が主催するSchool of Hepatology 2019 in Ehimeが日浅陽一先生の当番世話人で開催されました。
肝画像・病理診断のエキスパートから講義やライブデモンストレーションをしていただき、講師の先生から出題された問題に対して若手医師が討論する形式で行いました。過去にない最多24名の若手医師が応募し熱い討論が交わされました。当教室から廣岡、小泉、さらに同門の県立中央病院平岡先生がライブデモンストレーションを担当しました。肝臓グループの先生により運営が行われ盛況のうちに会を終えることができました。




〇第24回 愛媛糖尿病カンファレンス
日時:10月3日(木) 19:30~21:00
会場:大和屋本店 「大和の間(北)」
特別講演
岐阜大学大学院医学系研究科 分子・構造学講座 内分泌代謝病態学分野
教授 矢部 大介 先生
〇糖尿病治療UP TO DATE
日時:10月7日(月) 19:15~20:30
会場:リジェール松山 8F 「瑞穂」
特別講演
京都大学大学院医学系研究科 糖尿病・内分泌・栄養内科学
教授 稲垣 暢也 先生
〇循環器・消化器 Joint Meeting
日時:10月9日(水) 19:30~21:00
会場:道後温泉ふなや 3F 「光輪の間」
特別講演Ⅰ
独立行政法人労働者健康安全機構大阪労災病院
副院長 西野 雅巳 先生
特別講演Ⅱ
大阪医科大学附属病院 消化器内視鏡センター
准教授兼センター長 竹内 利寿 先生
〇愛媛軽症糖尿病懇話会
日時:10月16日(水) 19:00~21:00
会場:山の手ホテル 2階 ビクトリア
特別講演Ⅰ
九州大学病院 腎・高血圧・脳血管内科
講師 中村 宇大 先生
特別講演Ⅱ
岡山済生会総合病院 内科 糖尿病センター
診療部長 中塔 辰明 先生
〇第4回愛媛肝代謝病態研究会
日時:10月23日(水) 19:00~21:00
会場:リジェール松山 8階 「瑞穂」
特別講演
東京大学大学院医学系研究科 感染制御学生体防御感染症学
教授 森屋 恭爾 先生
〇糖尿病治療の課題に挑む~重症化予防へのアプローチ~
日時:10月24日(木) 19:00~20:30
会場:道後温泉ふなや
特別講演
近畿大学医学部 内分泌・代謝・糖尿病内科
主任教授 池上 博司 先生
〇Next Symposium 2019 in Ehime
日時:10月24日(木) 19:30~21:00
会場:大和屋本店 「大和の間」
特別講演Ⅰ
大阪医科大学 消化器内視鏡センター長
竹内 利寿 先生
特別講演Ⅱ
群馬大学大学院医学系研究科 内科学講座 消化器・肝臓内科学分野
教授 浦岡 俊夫 先生
〇第20回 愛媛GIフォーラム(旧愛媛GERD研究会)
日時:10月30日(水) 19:00~21:00
会場:道後温泉ふなや 3階 「光輪の間」
特別講演Ⅰ
杏林大学医学部 消化器内科学
教授 久松 理一 先生
愛媛膵臓胆道疾患研究グループ*(EPOCH Study Group)の膵臓がんの早期診断に繋がる研究成果がプレスリリースされました。詳細に関しては下記リンクをご参照下さい。
リンク:http://urx.red/vXzb
*愛媛膵臓胆道疾患研究グループ=Ehime Pancreato-cholangiology Study Group
愛媛大学医学部附属病院 第三内科・愛媛大学大学院 地域消化器免疫医療学講座 助教の富田英臣(とみだひでおみ)と申します。
いつも患者さまのご紹介をいただき、誠にありがとうございます。
私は2018年9月より1年間、昭和大学江東豊洲病院消化器センター(東京都江東区)に食道アカラシアおよびその類縁疾患に対する内視鏡下筋層切開術(Per-Oral Endoscopic Myotomy : POEM(ポエム))の技術習得のため留学に行ってまいりました。
POEMは、昭和大学江東豊洲病院の井上晴洋先生により開発された内視鏡治療で、食道アカラシアに対する外科手術(Heller-Dor手術)と同等あるいはそれ以上の効果が期待できます。当該施設は年間300例を超えるPOEMを行っており、国内で最も多い患者さんの治療にあたっています。四国ではこの治療を行える医療機関はなく、その診断・治療を地域の患者さまに提供することを目的として、修練を積んで帰局いたしました。
現在、高難度手技の申請を院内で行い、治療開始にむけて準備をすすめており、2019年10月~11月には治療を開始する予定です。以前にバルーン拡張を行ったり、手術を受けられた患者さんでも症状が十分改善していない方は治療の対象となります。
食道アカラシアは10万人に1人と稀な病気ですが、稀であるために見つけにくい病気でもあります。「呑み込むと胸でつかえる」「夜間に食べたものが口に上がってくる」などの症状がありましたら、まずは検査を受けていただくことが診断の第一歩です。そのような症状がありましたら、当方の外来にぜひご紹介、ご相談いただければ幸いです。どうかよろしくお願い申し上げます。
愛媛大学医学部附属病院 第三内科
富田 英臣

内視鏡的筋層切開術(POEM) (Inoue H. J Am Coll Surg. 2015より引用)
肝臓脂肪症の評価には、Fibroscanを用いたCAPの有用性が数多く報告されていますが、超音波Aモードを使用するため、リアルタイムで肝臓を視覚化することは困難です。 今回、超音波Bモードで減衰係数(ATT)を使用して脂肪肝を評価する診断技術を開発し、その診断能がCAPと遜色ないかどうかを評価して、英文誌「PLoS One」にアクセプトされています。是非ご一読ください。
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/31454369
〇愛媛慢性便秘治療研究会
日時:9月3日(火) 19:20~20:30
ANAクラウンプラザ松山 南館4階 「 エメラルド 」
特別講演
自治医科大学附属病院 消化器外科
教授 味村 俊樹 先生
済生会松山病院の清水嵩之先生が入局されました!
清水先生は現在済生会松山病院の内科に勤務されており,来年度からは大洲にあるご実家の病院でご活躍される予定です.

以下,清水先生より入局のコメントが届いております.
この度入局させていただきました清水 嵩之です。
私は大洲市出身で父が大洲市で開業医をしております。
今年で医師10年目になりますが初期臨床研修修了後、麻酔科学を3年、消化器・内分泌代謝内科学を5年と短いキャリアではありますが大洲市の医療に貢献できるよう修練を積んで参りました。来年4月からは父の病院で常勤医として勤めますが今後先生方の御指導を仰ぎながら大洲の医療を支えていきたいと考えております。
まだまだ若輩者ではありますがどうぞよろしくお願いいたします。
済生会松山病院 内科 清水 嵩之

今年も肝炎啓発運動として、7月27日に街頭キャンペーンを行いました。
昨年同様、坊ちゃん広場周辺で行いました。本格的な猛暑の中での開催となりました。大学からは肝疾患診療相談センター、看護部 (消化器疾患病棟、外来)、総合診療サポートセンター、栄養部から参加していただきました。大学外からは愛媛県健康増進課、全国健康保険協会 (協会けんぽ)愛媛支部、松山市保健所、愛媛新聞、さらには患者団体の方たちにも参加していただきました。また今年度は、当院薬剤部、さらに院外の薬局の薬剤師の方々にも20人以上初参加していただいたこともあり、参加人数は歴代最大で80人近くとなりました。
また、愛媛大学医学部附属病院のマスコット、あいちゃん・だいちゃんに加え、みきゃん, こみきゃんも参加してくれました。こみきゃんは初参加でしたが、ものすごい人気で、常に子供たちにかこまれていました。
参加いただいた皆様で、パンフレットやうちわを配り、肝炎検査の重要性について訴えました。
また今年度も愛媛県の協力により、大街道の「てくるん」にて無料肝炎ウイルス検査と相談も行いました。
キャンペーンに参加いただいた皆様、準備に奮闘してくれたスタッフの皆様、本当にどうもありがとうございました。


現在,愛媛大学で研修中の島本豊伎(トヨキ)先生と村上主樹(カズキ)先生が入局されました!



期待の新人が一気に二人も入ったことで,医局はさらに活気があふれています!
今後のますますのご活躍を期待しております!
以下,それぞれのオーベンの先生よりコメントが届いております.
オーベンより一言(木阪先生→島本先生)
「おはよう、島っち。もう朝ですよ。」
「今日はとても大切な日。島っちが教授に第三内科入局の許しを頂く日だったでしょ。」
「この日のためにお前を優秀な医師に育て上げたつもりです。」
島っちは第三内科医局まで連れられて来た。
「ここから真っ直ぐ行くと教授室です。」
「教授にちゃんと挨拶するのですよ。さあ、いってらっしゃい。」
教授室で日浅教授に会う島っち。
「よくぞ来た!優秀なる木阪のコベン、島っちよ!」
「すでにオーベンから聞いておろう。そなたのオーベン木阪は重たい透視着をきて長時間ERCPを行った末に、腰を痛めてポンコツになってしまったのじゃ。」
「しかしオーベンの跡を継ぎ、消化器内科になりたいというそなたの願い、しかと聞き届けたぞ。」
「そなたならきっとオーベンの意思を継ぎ、第三内科を発展させてくれるじゃろう。」
(参考文献:ドラゴンクエストⅢ そして伝説へ 改変)
島本先生、第三内科に入局おめでとうございます、そしてありがとうございます。
先生の冒険はまだまだ始まったばかりです。これから山あり谷あり、色々なことが待ち受けている事と思います。困った時には第三内科の仲間に相談してみてください。きっと力になってくれると思います。私生活(女性関係)で困った時には・・・助けは必要ないですね。
「島っちよ、そなたはもう十分強い!!」
オーベンより一言(黒田先生→村上先生)
村上先生,入局おめでとうございます.そして本当にありがとうございます.
もともと消化器内科に興味を示してくれていた先生のオーベンになると聞いたとき,先生が入局してくれなかったら自分は第三内科をクビになるのではないかと内心ヒヤヒヤしていました(笑)
病院を訪れる患者さん,またそのご家族の多くは,病気に関して不安や絶望,孤独を感じているものです.研修期間は1ヶ月しかありませんでしたが,村上先生はそのような患者さん,ご家族のところに足繁く通い,常に笑顔で接することの出来る,そしてその患者さんのために何が出来るかを真剣に考えてあげることの出来る,医師として最高の資質を持った先生だと感じました.自信を持ってこれからも頑張っていってください.
第三内科は最高に素晴らしい医局なので,先生が入局したことは人生の分岐点選択としては最高の一歩を踏み出したと確信しています.が,万が一,いや億が一,医師生活において何か不満や疑問を抱くようなことがあれば,いつでも相談に来て下さい.間違いなく何もしてあげられませんが,速やかに飲み会を開く覚悟は出来ています!何なら奥さん候補探しもお手伝いします(笑)
一緒に頑張りましょう!