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お知らせ
 

お知らせ

胆膵グループの石川将先生がEndoscopy E-videoに投稿した症例報告がアクセプトされました。
以下石川先生よりいただきましたコメントです。

今回Endoscopy E-videoに投稿していた症例報告がアクセプトされましたので御報告させて頂きます。
タイトルは「Retrieval technique for a sheared guidewire remnant in the gallbladder duct using a novel basket catheter」です。
本論文は胆嚢管内で破損したガイドワイヤーを新型バスケットカテーテルで回収するテクニックに関して報告したものです。本症例は稀な事象ではありますが、時折経験する他の異物除去等においても応用出来る手技ではないかと考えています。
継続して報告していけるよう、今後とも精進していきますのでご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い致します。

https://eref.thieme.de/ejournals/1438-8812_2024_S01?fromSearch=true&context=search#/10.1055-a-2432-3302

12月 講演会・研究会案内

〇NET Web Seminar 2024
日時:12月9日(月)19:00~19:45
オンライン配信

 講演 
愛媛大学医学部附属病院 消化器内科
小泉 光仁 先生

〇第2回 えひめMetabolicセミナー
日時:12月10日(火)18:50~20:30
ハイブリッド開催
会場:会場:ホテルマイステイズ松山 3Fドゥエミーラ

 特別講演 
信州大学大学院 国際医学研究推進学教室 教授
田中 直樹 先生

〇第4回 DiaMond Seminar in 四国
日時:12月12日(木)19:00~20:00
オンライン配信

 講演1 
香川大学医学部 内分泌代謝・先端医療・臨床検査医学 教授
村尾 孝児 先生

 講演2 
市立八幡浜総合病院 内科 部長
酒井 武則 先生

〇第10回愛媛内分泌カンファレンス
日時:12月19日(木)19:00~20:10
会場:リジェール松山 8F クリスタルホール

 一般講演 
愛媛大学医学部附属病院 検査部 副技師長
谷口 裕美 先生

 特別講演 
愛媛大学 総合健診センター 教授
古川 慎哉 先生

20241209_NET Web Seminar 2024
20241210_第2回 えひめMetabolicセミナー
20241212_第4回 DiaMond Seminar in 四国
20241219_第10回愛媛内分泌カンファレンス

渡辺崇夫先生がまとめた、EKEN studyグループの臨床研究がJournal of Gastroenterologyにアクセプトされました。

以下、渡辺先生からのコメントです。

論文名:Clinical factors to predict changes of esophagogastric varices after sustained viral response with direct-acting antiviral therapy
著者名:Takao Watanabe, Yoshio Tokumoto, Hironori Ochi, Toshie Mashiba, Fujimasa Tada, Atsushi Hiraoka, Yoshiyasu Kisaka, Yoshinori Tanaka, Sen Yagi, Seiji Nakanishi, Kotaro Sunago, Kazuhiko Yamauchi, Makoto Higashino, Kana Hirooka, Masaaki Tange, Atsushi Yukimoto, Makoto Morita, Yuki Okazaki, Masashi Hirooka, Masanori Abe, Yoichi Hiasa

本論文は、愛媛県内で組織するEKEN study Groupの先生方にご協力いただき、C型肝硬変症例のDAA治療後によるSVR達成後の食道胃静脈瘤の変化、また静脈瘤増悪・改善に寄与する因子を明らかし、それらを利用した予測のためのスコアリングを提案したものです。
ご指導いただいた徳本先生、また何より、大変お忙しい中ご協力いただいたEKEN study Groupの先生方に深く感謝申し上げます。EKENの研究として初めて、JGにアクセプトという高評価を受け、本当にうれしいです。今後ともご協力のほど、なにとぞよろしくお願いいたします。

奥嶋優介先生の学位論文がScientific Reportsにアクセプトされました。

以下指導医の渡辺先生からのコメントです。

論文名:PKR associates with 4.1R to promote anchorage-independent growth of hepatocellular carcinoma and lead to poor prognosis

本論文は奥嶋先生の学位論文です。
内容としては、渡辺が継続している肝細胞癌におけるPKRの役割に関するものです。これまでにPKRが肝細胞癌の増殖に寄与することを示してきましたが、詳しい機序としてPKRの直接の下流分子は明らかでありませんでした。今回の論文ではIP-MSを利用してPKRの結合蛋白質として4.1Rを同定し、肝癌進展におけるPKR-4.1R axisの作用機序を明らかにしたものです。
本研究は、分子病態医学の今村健志教授の御指導のもと、准教授の川上良介先生、また今村教授を通して、東京大学医科学研究所の村上善則教授 (現、日本医科大学 先端医学研究所 分子生物学部門)、伊東剛先生、笠井優先生、名古屋市立大学薬学研究科の井上靖道教授にも共同研究としてご協力をいただきました。
上記の先生方、第3内科の技官の皆様、分子病態医学の皆様に深く感謝申し上げます。

11月2日(土)、3日(日)の2日間、アイテムえひめにおいて、レディ薬局主催で開催された健康フェスタ2024に愛媛県と協力しブースを出展しました。
1日目はあいにくの雨で午後から中止となりましたが、2日目は晴天で、前日にも増して多くの方に来ていただけました!
肝炎の検査、治療の重要性について啓発するとともに、健康相談も含めて多くの市民の皆様と触れ合い、お話しをすることができました。


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内分泌グループの松浦文三先生が、UEG Week 2024に参加し、肥満減量手術がMASLDに与える影響について報告されました。
以下松浦先生よりコメントです。

UEG Week 2024に参加して
松浦文三

2024年10月12-15日に,オーストリアのウィーンで開催されたUEG Week 2024に参加してきました。ウィーンでのUEG Weekは2016年に次いで2回目です。今回の国際学会は12年ぶりに若い先生(沼田先生)と一緒に参加しました。前回若い先生(上田先生)と一緒に参加したのは2012年のSan DiegoでのDDWでした。
これまで代謝改善/減量手術のデータを国内外の学会で発表してきましたが,今回は「Usefulness of laparoscopic sleeve gastrectomy for NAFLD (MASLD)」と題して発表しました。手術前および手術1年後のfibroscanのデータから,CAP(dB/m)値は348から279に改善し,肝硬度(kPa)は12.1から7.6に改善した,という内容です。
ウィーンは日本より気温が5-10℃程度低く寒かったですが,学会の合間にはSchoenbrunn宮殿や市内の音楽家の銅像を見学してきました。
次回は2025年10月4-7日にドイツのベルリンで開催予定です。

肝臓グループ 島本豊伎先生が、日本超音波医学会 四国地方会のBest imaging award部門にて優秀賞を受賞されました。

以下島本先生よりコメントです。

「Micro B-flow imagingにより骨腫瘤性病変内に腫瘍血流を描写し得た肝細胞癌の一例」という演題で発表いたしました。
本症例は肝細胞癌の肋骨転移巣をMicro B-flow imagingを用いて観察し、腫瘍内の微細な血管構造を評価したものです。
肝細胞癌の骨転移は溶骨性であることが多く、エコーによる内部性状の評価が可能である場合があります。
Micro B-flow imagingは特殊な画像処理を行うことで通常のB modeでは検知できない血流由来の信号を増幅して描出する技術で、本症例のような骨病変であっても微細な腫瘍血管を観察することができました。

発表に際しましてご指導を賜りました日浅教授、廣岡先生をはじめ、ご協力いただいた肝癌チームの先生方にこの場を借りて御礼申し上げます。
今回の発表で学んだことを今後の診療にも活かしていきたいと思います。

大変嬉しい出来事を共有させていただきます。
オーベンの八木専先生より入局にあたってのコメントをいただきましたので掲載いたします。

原田克巳先生入局おめでとうございます。
現在、研修医2年目ですが、常に落ち着いて行動ができ、温厚ながら、積極的に何かに挑戦しようとする姿勢が魅力的です。また、社交的であり、内科医としてコミュニケーションがしっかりでき、将来頼もしい存在です。
愛媛大学出身で出身地はあの池田先生と同じ福山市。だからでしょうか、1年目からバリバリ内視鏡を上手にこなしているのが印象的です。
大学時代はバレー部で今もときどき病院でバレーに参加するなど、文武両道もでき、プライベートでも結婚されており、充実した研修医生活を送れているように拝見します。
現時点でなにも言うことはありません!このままのスタイルでこれからも大いに飛躍することを期待しています。


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11月 講演会・研究会案内

〇宇和島医師会学術講演会
日時:11月1日(金)19:00~20:05
ハイブリッド開催
会場:JRホテルクレメント宇和島2階 「クレメントホール」

 講演1 
愛媛大学大学院医学系研究科 消化器・内分泌・代謝内科学
村上 慶匡 先生

 講演2 
雨宮内科医院 副院長
田中 翔 先生

〇第55回愛媛内分泌代謝疾患懇話会
日時:11月5日(火)19:00~20:35
会場:TKP松山市駅前カンファレンスセンターホール 2D

 講演1 
松山第一病院 院長
松原 史明 先生

 講演2 
愛媛大学 地域生活習慣病・内分泌学 助教
中口 博允 先生

 特別講演 
川崎医科大学 糖尿病・代謝・内分泌内科学 主任教授
金藤 秀明 先生

〇愛媛県の胆膵疾患を考える会
日時:11月6日(水)19:00~
ハイブリッド開催
会場:ホテルマイステイズ松山 2階エテルノ

 基調講演 
松山赤十字病院 肝胆膵内科 部長
横田 智行 先生

 特別講演 
大阪暁明館病院 顧問 / 近畿大学名誉教授
竹山 宜典 先生

〇第29回愛媛糖尿病カンファレンス
日時:11月7日(木)19:00~20:30
ハイブリッド開催
会場:西予市宇和文化会館 中ホール

 一般講演 
医療法人 恕風会 大州記念病院 糖尿病内科部長
清水 嵩之 先生

 特別講演 
昭和大学藤が丘病院 内科(糖尿病・代謝・内分泌)教授
長坂 昌一郎 先生

〇愛媛HCC imAE Management Seminar
日時:11月13(水)19:00~20:20
ハイブリッド開催
会場:TKP松山市駅前カンファレンスセンター カンファレンスルーム4B

 講演1 
松山赤十字病院 肝胆膵内科 副部長
越智 裕紀 先生

 講演2 
松山赤十字病院 薬剤部 部長
村上 通康 先生

 特別講演 
東京科学大学大学院(旧東京医科歯科大学) 臨床腫瘍学分野 主任教授
浜本 康夫 先生

〇いまさら聞けない!? ウイルス性肝炎セミナー
日時:11月14(木)19:00~20:00
WEB開催

 講演1 
松山赤十字病院 肝胆膵内科 副部長
越智 裕紀 先生

 講演2 
愛媛県立中央病院 消化器内科 部長
多田 藤政 先生

〇内分泌内科医と整形外科医で診る希少疾患
日時:11月20(水)19:00~20:00
ZOOM形式

 特別講演 
岡山大学学術研究院 医歯薬学域 総合内科学 教授
大塚 文男 先生

 講演1 
愛媛労災病院 整形外科
寺崎 隼人 先生

 講演2 
愛媛大学大学院医学系研究科 消化器・内分泌・代謝内科学講座 講師
三宅 映己 先生

〇GIP/GLP-1受容体作動薬の可能性を考える
日時:11月21(木)19:00~20:00
オンライン講演会

 講演1 
埼玉県済生会川口総合病院 糖尿病・内分泌内科 主任部長
田中 聡 先生

 講演2 
松山第一病院 内科 部長
眞鍋 健一 先生

〇Mounjaro Seminar in Ehime
日時:11月22(金)19:00~20:00
ハイブリッド形式
会場:TKP松山市駅前カンファレンスセンター カンファレンスルーム2B

 講演1 
松山第一病院 内科部長
眞鍋 健一 先生

 講演2 
医療法人石橋医院 副院長
石橋 興介 先生

〇愛媛胆道癌治療セミナー
日時:11月28(木)19:00~20:15
ハイブリッド開催
会場:TKP松山市駅前カンファレンスC 2階 『ルームB』

 講演1 
愛媛大学大学院 医学系研究科 消化器・内分泌・代謝内科学 特任講師
小泉 光仁 先生

 講演2 
愛媛大学大学院 医学系研究科 肝胆膵・乳腺外科 教授
楳田 祐三 先生

20241101_宇和島医師会学術講演会
20241105_第55回愛媛内分泌代謝疾患懇話会
20241106_愛媛県の胆膵疾患を考える会
20241107_第29回愛媛糖尿病カンファレンス
20241113_愛媛HCC imAE Management Seminar
20241114_いまさら聞けないウイルス性肝炎セミナー
20241120_内分泌内科医と整形外科医で診る希少疾患
20241121_GIPGLP1受容体作動薬の可能性を考える
20241122_Mounjaro Seminar in Ehime
20241128_愛媛胆道癌治療セミナー

愛媛県立中央病院の多田藤政先生が第31回日本門脈圧亢進症学会総会において、日本門脈圧亢進症学会田尻賞(和文原著部門)を受賞されました。

以下、多田藤政先生より、受賞にあたってのコメントです。

この度は日本門脈圧亢進症学会田尻賞(和文原著部門)を受賞し、この名誉に謙虚に感謝申し上げます。
令和6年9月26日に高知市で開催された第31回日本門脈圧亢進症学会総会において、本論文が厚い評価を受け、表彰されました。この場を借りて、ご指導いただきました平岡先生、日浅教授、そしてたくさんの症例をご提供いただきました同門の先生方に深く感謝申し上げます。

内容ですが【背景/目的】門脈圧亢進症合併症例の予後改善やサルコペニア進展阻止のため栄養介入をすべき症例の臨床像は未だ明らかではない.そこで,栄養介入を開始すべき臨床像を明らかとすることを目的に検討を行いました.【対象/方法】2021年12月までに当院で診断した初発肝癌患者408例.肝予備能評価にはmALBIを用い, 門脈圧亢進症 (PHT)は食道胃静脈瘤 F2以上/治療歴ありと定義しました. BTR 4.4以下をアミノ酸インバランス(AAI)と定義して後方視的に生命予後を解析しました.【結果】多変量解析で75歳以上, mALBI 2b以下, 筋肉量低下(MVL), PHTが予後因子でした. AAIを予測するALBIは-2.586 (AUC 0.789)でした【結語】PHTがあれば,Child-Pugh AでもmALBI gradeが1から2aに悪化する時期にAAIがすでに起こりはじめており, MVLへの進展を防ぐために栄養介入を積極的に行うべきである.

多くの先生方からの評価を受け、このような栄誉に輝くことは大変光栄であります。今後も、Clinical Questionに対する一助となるよう努めて参りますので、引き続きご指導を賜りますようお願い申し上げます。今後ともよろしくお願いいたします。

 
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愛媛大学大学院
消化器・内分泌・代謝内科学
(第三内科)
Department of Gastroenterology and Metabology, Ehime University Graduate School of Medicine
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