先日、あいプログラム初期研修医の永松賢介先生が入局のご挨拶に来られました。

永松先生は学生時代から消化器内科に関心があり、1年目の県立中央病院に続き、2年目は愛媛大学病院を中心に初期研修中です。ちょうど第3内科でローテーション研修しておりますが、林先生と同様にもう独立宣言してもいいくらいです。永松先生はご両親が黄蘭会(第3内科同門会)の会員です。将来、消化器へ進むことがほぼ確約されておりました。そのためか、あまり積極的に勧誘を受けていないと初期研修1年目の指導医(県立中央病院消化器病センター)は感じていたとのことです。心配しないで下さい。これからたっぷりと構ってあげます。

と言う訳で、早速オーベンの黒田先生より「まずはパソコンを俺と一緒のMacにすることからや」と指導されておりました。ちなみに実はまだ黒田先生はMac歴1年程度です。今後の活躍に期待したいと思います。まずは形からということで……。
*第3内科同門会(黄蘭会)では次々と2世の先生に入局して頂いております。東京、大阪、名古屋など県外で勤務中の帰省を考えられている先生、いつでも気軽にご相談下さい。
先日、あいプログラム初期研修医の林未来先生が入局のご挨拶に来られました。

林先生は学生時代から消化器内科に関心があり、1年目の松山赤十字病院に続き、2年目は愛媛大学病院を中心に初期研修されております。ちょうど第3内科でローテーション研修しておりますが、既に鍛え上げられており、もう主治医として独立宣言を出してもいいくらいです。それもそのはず、初期研修医が担当可能な愛媛医療センターでの救急診療にも積極的に立候補し、年末の修羅場も乗り切られております。林先生は消化管診療に最も興味を持たれておりますが、新専門医制度のプログラムに対する準備も万端です。

専門分野に偏ることなく、一般内科診療にも情熱を燃やされているとても楽しみな先生です。今後の活躍を期待しております。
*第3内科では新専門医制度に対する指導体制も確立しております。第3内科の指導体制には定評があり、明日以降も入局のご挨拶が続きます。進路を決めかねている初期研修医および医学生の皆さん、いつでも気軽にご相談下さい。
先日、松山市民病院の國分勝仁先生が副院長水上祐治先生とともに入局のご挨拶に来られました。

國分先生は学生時代から消化器疾患診療に関心があり、第3内科の関連行事に顔を出してくれていました。卒業後は済生会松山病院で初期研修を開始され、3年目からは松山市民病院で後期研修に入りました。そして、水上先生、田中先生をはじめとする指導医の下、消化器内科医としての初期トレーニングをまもなく終えようとしております。これから専門分野での診療が本格化するのを契機に入局を決意されました。

2013年4月に日浅陽一教授が誕生して以来、第3内科では入局記念に仲間意識を高めるためにも「同じ時を刻める」記念品を贈呈しております。今まで某社の定番モノを利用して来ましたが、ちょうど入局50人目で残念ながら生産中止となりました。そして、後継として選ばれた記念品第1号が國分先生です。

特に胆膵領域に関心を示されております國分先生、持ち前の明るさで何事も積極的に取り組んで下さい!
論文名:Multicenter prospective evaluation study of endoscopic ultrasound-guided hepaticogastrostomy combined with antegrade stenting (with video).
著者:Ogura T, Kitano M, Takenaka M, Okuda A, Minaga K, Yamao K, Yamashita Y, Hatamaru K, Noguchi C, Gotoh Y, Kuroda T, Yokota T, Nishikiori H, Sagami R, Higuchi K, Chiba Y.
リンク:https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/29055054
共著者である黒田先生よりコメント:
EUS-HGS(超音波内視鏡下肝胃吻合術)にEUS-AS(超音波内視鏡下順行性ステント留置術)を組み合わせた治療の実現可能性や有効性を評価した論文がDigestive Endoscopyにアクセプトされました.本研究は現在和歌山県立医科大学の北野雅之先生が中心となって開催しているEUS-BDに関する研究会(Therapeutic EUS研究会)で行われた多施設共同前向き研究の一つで,本論文は大阪医科大学の小倉健先生がとりまとめてご執筆くださいました.本研究会には愛媛県では当院と松山赤十字病院が参加させていただいており,この度,共著者として掲載していただくことになりました.この場を借りて多大なるご協力をいただきました先生方に深く感謝申し上げます.適応や安全性,技術的な問題もあり,愛媛県ではまだまだEUS-BDが拡がっていないのが現状です.まだまだ課題の多い手技ではあると思いますが,少なくともまずは一つの治療選択肢として認知されるよう努力していきたいと思っております.今後ともよろしくご指導ご鞭撻の程,よろしくお願いいたします.
今年も毎年恒例の病棟忘年会を行いました.今年は道後の老舗旅館「ふなや」で,消化器・内分泌・代謝内科,老年・神経・総合診療内科共同で,さらに技官さんや看護師さんにもご参加いただき大変盛り上がりました.

今年も新人看護師さんと今年帰局された先生方による,究極の宴会芸をご披露いただきました.
前半はS先生の「サンシャイン砂○」.ネタ的にやや古いかと思いきや,クオリティの高さが半端なく,会場は笑いの渦に包まれました.国試見送りでも同じネタで学生さんの爆笑をさらっていったM先生が記憶に新しいですが,それすら霞むほどの爆発力でした.

後半は今年大ブームだった「バブリーダンス」.後列の女装した先生方が目を見張るほどの気持ち悪…,いや,妖艶さで,みんな釘付け状態でした.インスタ映えしそうだなと思いましたが,敢えて自粛しHPに掲載させていただきました.

最後は恒例のビンゴ大会.今年の目玉商品であるNintendoスイッチは,八木先生がゲットしました.帰りに「スイッチ狩り」にあうのではないかと心配しましたが,なんとか無事帰宅出来たようです.
よりいっそう病棟の絆が深まった最高の忘年会でした.
早期消化管癌に対する内視鏡治療として内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)が広く行われるようになりましたが、まだまだ難易度の高い手技であります。今年も神戸大学光学医療診療部の豊永高史先生に来院いただきESDデモンストレーションを行いました。今回は大腸の症例にESDを施行していただきました。治療手技の解説、困難部位への対応の仕方について実際に症例を治療しながら解説していただき非常に勉強になりました。学内の先生や研修医以外に、大学外からも同門の先生方が来院され熱心に見学されていました。豊永先生のところでESDを習得してきた県立中央病院の壷内先生に助手を務めていただき、大変息の合った介助を見せていただきました。また岸和田徳洲会病院内視鏡センター中繁忠夫先生には高周波装置に関わるところを解説していただき理解を深めることができました。
お忙しいところを愛媛まで来ていただきました豊永先生、中繁先生に感謝いたします。また豊永先生は愛媛大学のご卒業でもあります。今後ともご指導の程よろしくお願いいたします。

〇ESDセミナー in Ehime
日時:12月6日(水)19:20~21:00
ホテルメルパルク松山1階 「ボヌール」
特別講演Ⅰ
岸和田徳洲会病院 内視鏡センター 中繁 忠夫先生
特別講演Ⅱ
神戸大学医学部附属病院 光学医療診療部 部長兼准教授 豊永 高史先生
〇愛媛UCセミナー
日時:12月12日(火)19:00~20:45
松山全日空ホテル南館2階 「サファイヤルーム」
特別講演
東京山手メディカルセンター 炎症性腸疾患内科 部長 吉村 直樹先生
〇糖尿病治療戦略in愛媛
日時:1月17日(水)19:00~20:15
松山全日空ホテル南館4階 「エメラルドルーム」
特別講演
京都大学医学部附属病院 院長
糖尿病・内分泌・栄養内科 教授 稲垣 暢也先生
〇第167回愛媛消化器疾患懇話会
日時:1月20日(土)16:00~18:00
愛媛大学医学部 地域医療連携センター1階
特別講演
国立国際医療研究センター国府台病院 院長 上村 直実先生
〇愛媛県C型肝炎フォーラム
日時:1月23日(火)19:00~
松山全日空ホテル
特別講演
国家公務員共済組合連合会 虎の門病院 分院長 熊田 博光先生
〇第4回愛媛下垂体疾患研究会
日時:1月26日(金)
愛媛大学医学部
平成29年11月19日(日曜日)にホテルマイステイズ松山にて市民公開講座を開催しました。
共催いただいた愛媛新聞社様の全面的な御協力により、会場がほぼ満席となる方々に参加いただきました。
まず、肝疾患診療相談センター長の日浅先生から、愛媛県における肝疾患の状況、センターで行っている啓発活動について、またB型肝炎についてお話しがありました。愛媛県では肝がんの死亡率が高く、最新の2016年のデータでは全国ワースト1となってしまったという衝撃の内容から始まりました。B型肝炎については感染経路についてなど基本的なお話しから治療、ワクチンについてまで幅広い内容のお話でした。

続いて渡辺先生から、C型肝炎について話しがありました。C型肝炎に対する内服薬治療の愛媛県における治療成績、治療を行うときの注意点などについて話しがありました。副作用が少なく、高率にウイルスを排除でき、70歳、さらには80歳以上の高齢な方でも治療が可能である。C型肝炎撲滅に向けて、検査を受けたことのない方は検査を受け、C型肝炎を放置している方は積極的に治療を受けてほしいとのことでした。
休憩をはさみ、済生会松山病院の宮岡院長から糖尿病・肥満と肝臓癌についてお話しがありました。普段、病院で検査される血糖値についての理解の仕方から始まりました。続いて脂肪肝の治療 (特に減量とそのコツ)、脂肪肝と肝臓がんとの関係などについて、お得意のダジャレで大爆笑を誘いながらのお話しでした。

最後に廣岡先生から「これから大きく変わる肝がん治療」というタイトルでお話しがありました。2017年に改定された肝癌診療ガイドラインに沿い、RFA治療、これからどんどん進化することが予想される分子標的薬治療、進行例に対する微小球状塞栓物質 (DEB)についてなど詳しく話されました。
Q and Aコーナーは前回好評であったため、今年は40分としっかり時間を設けて行いました。非常に多数の質問があり、最後はそれでも時間が足りなくなるほどでした。

最後になりましたが共催いただいた愛媛新聞社様、後援いただいたウィークリーえひめリック様、御協力どうもありがとうございました。
松山赤十字病院で勤務されていた砂金 光太郎(すなご こうたろう)先生が帰局されました.砂金先生はかねてより肝臓を愛してやまないとのことで,今後は肝臓グループとして活躍してくださるとのことです.また大学院生として研究にも力をいれていくようです.皆さん応援をよろしくお願いします.
