医学部のホームページに合わせてアップ予定でしたが、全くアップされる気配がありませんので……。
おめでとうございます!
昨年末、第11回愛媛大学医学部医学科Best
Teacher賞の臨床実習(いわゆるポリクリ)部門で、熊木天児先生が4年連続して選ばれました。月曜日および金曜日は地域医療学講座サテライトセンターであります久万高原町立病院で、火曜日〜木曜日は大学病院で熱く学生の指導にあたられております。

以下、熊木先生からのコメントです。
またまた今年も選んで頂き、嬉しい限りです。最新ニュースになりますが、新専門医制度導入を見据えて当院でも3月1日から総合診療科外来が新設され、開設日(火曜日担当)にトップバッターとして診療にあたることになっており、とても楽しみにしております。まだ実習などのカリキュラムには取り入れられておりませんが、学生や研修医が注目している、世の中で求められている重要な分野です。これからも熱く後進の指導にあたりつつ、共に学んで行きたいと思います。
八木専先生の学位論文が投稿していたInflammatory Bowel Diseasesにacceptされました。しかも、special acceptというほぼ聞くことのない、一発acceptの特別バージョンです。すなわち、編集委員から外部の専門家へ査読が回ることのないacceptです。
Wow! アンビリーバボ~!

メールを受け取った日浅教授と八木先生自身も半信半疑でした。見て下さい、この満面の笑みを。無事、大学院卒業ですよ。
八木先生、おめでとうございます!
以下、八木先生およびオーベンの阿部先生からのコメントです。
八木先生:
森先生、山西先生、阿部先生、池田先生、日浅先生をはじめとした第三内科の先生、免疫学の山下先生、さらには菅原さん、藤野さん、谷本さんをはじめとした技官さん、本当に大きな大きなバックアップに助けられ一つの形になったこと、今は感謝の言葉しか見つかりません。
内容としては「炎症性腸疾患モデルマウスを用いた炭酸脱水酵素Iエピトープの同定とその腸炎抑制効果」という論文です。潰瘍性大腸炎は今や日本は世界第2位の患者登録数となり増加の歯止めがきかない状態になっています。我々はこれまで炎症性腸疾患の病態に主要な腸内細菌抗原である炭酸脱水酵素I (Carbonic anhydrase I:CA I)が関与していることを同定し、同抗原でパルスした制御性樹状細胞を用いた細胞療法と経口免疫寛容療法が、炎症性腸疾患モデルマウスにおける腸炎抑制に有用であることを報告してきました。本研究では、同抗原による免疫治療の開発を想定して、CA Iのアミノ酸配列の中で免疫寛容を誘導するエピトープ領域を同定し、同CA Iペプチドによる腸炎抑制効果をみることを目的として研究したものになります。
今回の成果はほんの一握りですが、これまでこの実験を築き上げていただいた村上英広先生、山西浩文先生、森健一郎先生から受けついだバトンをまたさらに磨いて次へバトンを渡せるよう努力していきたいと思っています。繰り返しにはなりますが、今回一番お世話になりました阿部雅則先生にこの場をお借りしまして深く感謝申し上げます。今後も初志貫徹、大学院の経験を生かし精進して参りたいと思いますのでご指導ご鞭撻の程よろしくお願いします。
阿部先生:
八木先生おめでとうございます。本研究成果については、八木先生自身の努力は言うまでもありませんが、御指導を頂いた免疫学 山下政克教授や実験を手伝って頂いた技官の皆様のお陰と思っております。CA-Iと炎症性腸疾患に関する研究は恩地森一前教授時代に村上英広先生の発案で始まり、山西浩文先生、森健一郎先生が発展させてきたもので、諸先生方の御尽力により教室の研究の大きな柱の一つになってきました。八木先生には今後も研究を発展して臨床応用に向けて大きく飛躍してほしいと思います。
大晦日に現在関東の病院で初期研修中の岡田正也先生が入局されました。

愛媛県育ちの岡田先生は大学および初期研修時代こそ県外で過ごされましたが、この度地元へ戻られることを決意されました。

学生時代より消化器内科に最も関心があり、病院見学にも来て下さいました。以来、当科のことが頭から離れることがなかった様です。

4月からは消化器内科での後期研修。見るからに体育会系。容赦なくガンガン行きますよ~。頑張って下さい!
第3内科は専門領域であります消化器・内分泌・糖尿病のみならず、プライマリケア・地域医療、そして女性医師支援にも力を入れております。興味のあります学生および研修医の皆さん、県外からの帰省や転科を考えている皆さん、気軽に声を掛けて下さい。皆さんのキャリアアップを支援します。
〇Glinide Renaissance in 松山
日時:1月16日(土)17:00~18:30
リジェール松山 8階 クリスタルホール
特別講演
神戸市立医療センター中央市民病院 糖尿病内分泌内科 医長 岩倉 敏夫先生
〇愛媛東洋医学カンファレンス(COME)
日時:1月21日(目)18:30~20:00
リジェール松山 8階 クリスタルホール
特別講演
島根大学医学部第二内科 木下 芳一先生
〇CHC Sciences Forum in 愛媛
日時:1月27日(水)19:20~
松山全日空ホテル 本館4階 ダイヤモンド
特別講演
北海道大学大学院医学研究科 内科学講座 消化器内科学分野 坂本 直哉先生
〇第3回愛媛肝胆膵腫瘍研究会
日時:1月30日(土)17:00~19:20
松山全日空ホテル 本館4階 ダイヤモンド
特別講演Ⅰ
静岡県立がんセンター 病理診断科 参与 中沼 安仁先生
特別講演Ⅱ
三重大学大学院医学系研究科 肝胆膵・移植外科 教授 伊佐地 秀司先生
〇第2回肝臓と糖尿病・代謝研究会 in 愛媛
日時:2月4日(木)19:00~
松山全日空ホテル
特別講演
関西電力病院 院長 清野 裕先生
〇松山IBDセミナー
日時:2月12日(金)19:00~20:20
道後温泉ふなや 3階 光輪の間
特別講演
東京山手メディカルセンター 炎症性腸疾患内科 診療部長 吉村 直樹先生
〇レミッチ効能追加記念講演会 in 愛媛
日時:2月18日(木)19:00~
大和屋本店
特別講演
福岡大学医学部 消化器内科 主任教授 向坂 彰太郎先生
毎年恒例の医局旅行が平成27年12月12日から12月13日の2日間の日程で開催されました。
新入局員として,市立宇和島病院の花山先生、行本先生、橋本先生。大学から小西先生、樫本先生、奥嶋先生、大学で研修中の東野先生と佐々木先生。四国がんセンターの谷水先生にご参加いただきました。
毎年、医局旅行は医局員の投票で行先が決まりますが、今回の行先は、島根です。
1日目は、出雲大社→松江城→玉造温泉で宿泊しました。

出雲大社にて、記念撮影を行いました。

松江城は、松山城よりも若干大きいそうです

井戸の中もしっかり確認しておきました

宴会では、谷水先生が合流され、新たに来られた先生方との交流を深めました


二次会のカラオケでは、熱唱が続き、とても盛り上がりました。


一度握ったマイクは離しません
2日目は、縁結びの聖地と言われている、八重垣神社に行きました。

「鏡の池 縁占い」良縁は、早くやってくるでしょうか?
愛媛に戻る途中の広島三次ワイナリーで昼食を摂り、2日間の旅行を終えました。
今回も、多くの新入局の先生方と終始楽しく過ごすことの出来た医局旅行でした。
先日、四国がんセンター臨床研究センター長の石井浩先生が入局されました。石井先生は千葉大学をご卒業後、主に関東地方のがんセンター系の病院で長らくお勤めの後、本年4月より四国がんセンターへ赴任されました。石井先生のご専門は化学療法ですが、特に膵癌化学療法に関しては我が国の第一人者です。

日浅先生とガッチリと握手
第3内科胆膵グループでは、2011年にEhime Pancreato-cholangiology (EPOCH) Study Group(愛媛胆膵疾患研究グループ)を立ち上げ、愛媛県全域で胆膵疾患の臨床研究に取り組んでおります。漸く実績を残し始めたところですが、今後ますます共同研究が加速しそうです。その結果、診断および治療の向上に繋がることを願っております。

左より池田医局長、日浅教授、そして兄貴分である石井先生を迎えることとなり、ニンマリする胆膵グループ長の熊木先生。いやいや、さらにニンマリしているのは石井先生。
石井先生、よろしくお願い申し上げます!
アメリカ肝臓学会(AASLD:American Association for Study of Liver Diseases)のannual meetingがサンフランシスコで開催されました。平成27年11月13日から11月17日まで、アメリカ合衆国サンフランシスコでアメリカ肝臓学会が開催されました。



例年の演題採択率は50%程度で、すべてポスタープレゼンテーションでの採択でしたが当科から5題の演題が採択され、日浅先生、阿部先生、熊木先生、吉田先生、小泉(洋)先生、山本(安)先生、大学院生の姚立穎さんの7名が参加しました。
特に山本(安)先生のポスターには、多くの参加された先生方が立ち止り、注目を集めていました。中には、本日この内容を見るために来たという方もいらっしゃいました。

何を聞かれるか緊張の面持ちの山本先生、この後、Discussionをされていました。

夜には会食も

街中には一足早いクリスマスツリーも飾られていました。
来年のAASLDはボストンで開催されるようです。参加の先生方、お疲れ様でした。
第104回日本消化器病学会四国支部例会にて研修医の河内孝範先生が『術前診断しえた特発性大網捻転症の1例』で発表されました。

オーベンの壷内先生と河内先生

壷内先生より、堂々とした発表・プレゼンでしたとのことです。河内先生、お疲れ様でした。
12月3日から4日にかけて、名古屋国際会議場で第41回日本肝臓学会西部会が開催されました。

教室からも多数の先生が参加しました。
今回、ポスターセッションで研修医の渡部先生と鶴居先生が発表されました。

オーベンの山本安則先生と渡部浩史先生

発表本番前、入念な準備中です。

鶴居亮輔先生とオーベンの小泉洋平先生

しっかりとしたプレゼンは、他病院の先生からも評判でした。

夜は、済生会今治病院の恩地先生と、研修医の赤瀬先生も合流して、会食。
名古屋を満喫できたようです。
渡部先生、鶴居先生、お疲れ様でした。
先日、初期研修医の岡崎雄貴先生が入局されました。色々と進路に迷われたとのことですが、内視鏡検査と内科診断学に魅せられ、決意されました。とても、まじめなかつ実直な先生です。

教授との握手で硬直する岡崎先生。でも、包み込む様に、教授の手をしっかりと握りしめています。エライ!
第3内科では入局の際に記念品を贈呈しておりますが、その場で確認されると言うチャーミングな姿も見せてくれました。
岡崎先生、何事にもウキウキする初心を忘れることなく、ますます研鑽を積んで下さい。

何が出るかな、何が出るかな♬