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小泉洋平先生の論文がJournal of Medical Ultrasonicsにアクセプトされました。

以下、小泉洋平先生からのコメントです。

論文タイトルは「Noninvasive ultrasound technique for assessment of liver fibrosis and cardiac function in Fontan-associated liver disease: diagnosis based on elastography and hepatic vein waveform type」です。単心室などの先天性心疾患に対するFontan手術後、遠隔期に肝合併症を来たし、肝硬変・肝細胞癌などの肝合併症(Fontan-associated liver disease: FALD)が問題になっています。この論文では、FALD症例に対して肝静脈波形計測を行い、波形パターンが心係数(CI)の評価に有用であったことと、FALD症例に対するElastography評価に影響を及ぼす因子について解析し報告しています。先天性心疾患症例などで病態評価にお困りの際には、大学へご紹介下さい。

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野口病院 甲状腺エコー 診断パーフェクトガイド 第1版が2020年12月18日に発刊されました。

この本には、エコープローブの持ち方、頸部の解剖、報告書の書き方などの総論から、疾患画像についての各論までわかりやすく、頸部超音波検査のエッセンスがまとめられています。甲状腺疾患の診療で全国的に有名な野口病院の圧倒的な診療実績・経験から抽出された、豊富なエコー画像が掲載され、無料の電子版(HTML版)にはたくさんの動画(137本)が収録されています。甲状腺エコー初心者には入門書として、甲状腺エコー上級者には知識を整理する本として、幅広いレベルの方に役に立つ良書です。

甲状腺エコーに興味がある方はぜひご一読ください。

文責:小泉光仁

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広岡昌史先生の論文がHepatology researchにアクセプトされました。

以下、広岡先生からのコメントです。

肝臓においてリンパ液が果たす役割はいまだ明らかにされていません。当教室の広岡らは肝硬変患者において数十倍に増加した血漿類似のリンパ液流量に着目しました。リンパ流量の増加により粘性が増加すると、超音波肝硬度測定において肝線維量以上に著明に硬度上昇することをHepatology Researchに報告し採用に至りました。Shear wave elastographyの測定値が過度に高値の場合は組織においてリンパ管新生が増加しており、臨床的に腹水貯留をきたしやすいことも明らかにしております。

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先日開催されました第93回日本超音波医学会総会において当教室の田中孝明先生が第21回研究奨励賞を受賞しました。フィブロスキャンで脾硬度を測定するためにアタッチメントを作成しfusion imagingを活用することで再現性の高い脾臓硬度測定方法を開発しました。厳しい選考審査のすえ受賞に至りました。当教室での受賞は第9回の広岡以来で、12年ぶりの受賞になりました。

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済生会松山病院の岡本全史先生が入局されました。

以下、済生会松山病院の宮岡弘明院長からメッセージが届いています。

岡本全史先生 入局おめでとうございます。

岡本先生は2019年4月から済生会松山病院で初期研修を行っています。
薬剤師という社会人を経験してからの初期研修です。「約束事を守る」という社会人としての基本がよくできていてかつ謙虚さがあるので、臨床医として今後ますます伸びると思います。
岡本先生は「内分泌・代謝」に興味を持っていて医局にとっても新しいパワーになるでしょう。
岡本先生入局の最大の功労者である三宅先生が都合により不在だったのが残念でした。

済生会松山病院
宮岡弘明

左から徳本先生、宮岡院長、日浅教授、岡本先生、村上先生 左上枠内 三宅先生

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当科の今村良樹先生が第28回JDDWで若手奨励賞を受賞しました。
(完全に投稿することを失念していたことにより、報告が遅くなりました。)

演題名:門脈圧亢進症による膵硬度上昇とインスリン分泌能への影響

受賞した際のイメージ画像です。
(賞状などは届いていないようですので、以前の写真を流用しました。)

以下、今村先生からのコメントです。

先日神戸で開催されました第28回JDDWにて、「門脈圧亢進症による膵硬度上昇とインスリン分泌能への影響」について発表し、若手奨励賞を頂きました。
Shear Wave Elastographyを用いて測定した膵硬度が門脈圧亢進症の影響で上昇しており、インスリン分泌能と相関していたという内容です。肝硬変患者において、Shear Wave Elastographyという簡便な方法で膵硬度を測定するとインスリン分泌能の評価につなげることができる可能性があります。また、その機序には低酸素が関与していることを示しました。今回Webでの発表だったこともあり、現地での発表よりも緊張せず迎えることができました。
このような賞を頂けましたのも、黒田先生、日浅教授、また、指導頂きました諸先生方や胆膵グループなど多くのサポートがあってのことであり、この場をかりて厚く御礼申し上げます。

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済生会今治病院の村上慶匡先生が入局されました。

以下、済生会今治病院内視鏡センター長の川崎敬太郎先生からメッセージが届ています。

村上慶匡先生の入局に際し一筆とのことで、簡単ではありますが紹介させていただきます。

村上慶匡先生は、今治西高校・愛媛大学卒業後、地元今治の済生会今治病院に初期研修医として赴任され、現在も後期研修医として勤務されています。

仕事に対して熱心で、患者さんに接する態度も丁寧で優しく評判の良い先生です。

性格は凝り性で一つのことをとことんやるタイプですが、広い視野も持ち合わせています。
今は下部消化管内視鏡検査を楽しそうにやっています。

個人的には、医局旅行で東北に2年連続で行ったことや新潟県の村上市に行ったことがよく思い出されます。

大分県の野口病院での研修がとても楽しかったとのことで将来は内分泌を中心に働きたいそうで、三宅先生も大変喜んでおられます。
野口病院の村上司先生・檜垣先生ありがとうございました。

今後の活躍を期待しています。

左から三宅先生、徳本先生、日浅教授、村上慶匡先生、川崎先生

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〇糖尿病に合併する眼疾患診療
日時:12月1日(火) 19:30~20:30
会場:ANAクラウンプラザホテル松山3階「ローズルーム」
◆ハイブリッド形式での開催

  講演  

松山赤十字病院 眼科
第一眼科部長 上甲 武志 先生

【WEB配信でも参加頂けます。参加登録方法は下記の添付資料を参照】
糖尿病に関連する眼疾患診療案内状

〇愛媛肝疾患連携セミナー
日時:12月2日(水) 19:00~20:30
会場:ANAクラウンプラザホテル松山南館2階「サファイア」
◆ハイブリッド形式での開催

  講演Ⅰ  

愛媛大学大学院 医学系研究科 消化器・内分泌・代謝内科学
助教(特任講師)渡辺 崇夫 先生

  講演Ⅱ  

松山赤十字病院肝臓・胆のう・膵臓内科
部長 眞柴 寿枝 先生

【WEB配信でも参加頂けます。参加登録方法は下記の添付資料を参照】
愛媛肝疾患連携セミナー

〇第49回愛媛内分泌代謝疾患懇話会
日時:12月7日(月) 19:00~20:35
会場:ANAクラウンプラザホテル松山南館3階「サファイヤ」
サテライト:リーガロイヤルホテル新居浜 2階「宝の間」
      サブライムホール 2階「GRAVIS」

 特別講演  ※京都からWEB配信となります。

京都大学大学院医学研究科 糖尿病・内分泌・栄養内科学
教授 稲垣 暢也 先生

第49回愛媛内分泌代謝疾患懇話会

〇G-STATION Plus
日時:12月9日(水) 19:00~19:40
◆医師向け情報サイト G-STATION Plus から視聴

  講演  

愛媛大学大学院 医学系研究科 消化器・内分泌・代謝内科学
教授 日浅 陽一 先生

【視聴にはG-STATION Plusへの会員登録が必要です。】
登録方法は下記の案内状を参照ください。
G-STATION Plus
 

〇GLP-1 Update Forum in EHIME
日時:12月10日(木) 19:00~20:00
◆Teamsライブイベントにて実施

  講演  

関西電力病院 総長
関西電力医学研究所 所長 清野 裕 先生

【Teamsを利用したweb講演会へのアクセス方法】
下記の案内状を参照ください。
GLP-1 Update Forum in EHIME
 

〇Sys-Loco therapy Meeting in 愛媛
日時:12月10日(木) 19:00~20:40
◆Zoomにて実施

  講演  

近畿大学医学部 消化器内科 主任教授 工藤 正俊 先生

【Zoomを利用したweb講演会への視聴申し込み方法】
下記の案内状を参照ください。
Sys-Loco therapy MT in 愛媛

 

〇第5回愛媛肝代謝病態研究会
日時:12月11日(金) 19:00~20:40
◆Zoom配信に変更になりました。

  特別講演  

原土井病院 院長 野村 秀幸先生

【Zoomを利用したweb講演会への視聴申し込み方法】
下記の案内状を参照ください。
第5回愛媛肝代謝病態研究会プログラム

 

〇高血圧治療 Webフォーラム
日時:12月16日(水) 19:00~20:00
◆Teamsライブイベントにて実施

  特別講演  

大分大学医学部 内分泌代謝・膠原病・腎臓内科学講座
教授 柴田 洋孝 先生

高血圧治療web

 

松山赤十字病院 越智裕紀先生の論文がJournal of Gastroenterologyにアクセプトされました。

論文名 Direct-acting antivirals improve survival and recurrence rates after treatment of hepatocellular carcinoma within the Milan criteria.

著者名 Hironori Ochi, Atsushi Hiraoka, Masashi Hirooka, Yohei Koizumi, Michiko Amano, Nobuaki Azemoto, Takao Watanabe, Osamu Yoshida, Yoshio Tokumoto, Toshie Mashiba, Tomoyuki Yokota, Masanori Abe, Kojiro Michitaka, Yoichi Hiasa, Kouji Joko

以下、越智先生からのコメントです。

本論文は「Child-Pugh Aのミラノ基準内の初発肝細胞癌」でHCC治療後にDAAを使用した群(DAA群)と使用してない群(untreated群)でpropensity score matchingをして、DAA群とuntreated群間で様々な比較をした後ろ向きの研究です。データを松山赤十字病院と愛媛大学と県立中央病院の3施設からご協力頂き論文を作成して、日本消化器病学会の英文誌のjournal of gastroenterologyにacceptされました。

結果としてはDAA群のほうが
・生存期間を延長させる
・無再発生存期間を延長させる(特に初回治療2年後以降の無再発生存期間を延長させる)
・予備能(ALBI score)の悪化を防ぐ
・治療後の初回再発でミラノ基準外再発を少なくする。
という結果でありました。

HCC治療後のDAAについては、アメリカ(Gastroenterology 2019)、ヨーロッパ(Journal of Hepatology 2019)から報告がでていますが、日本で同様の検討はありませんでした。DAA使用するとHCC治療後でも再発が抑制され、予備能が維持されて予後が伸びる印象はあったので、このような検討をしようと思いました。inclusion & exclusion criteriaや統計方法に頭を使いましたが、実臨床で感じていた印象とほぼ同様の結果でした。日本のHCCサーベイランスの素晴らしさをせたこと、また愛媛の日常臨床から日本のデータを出せたことが大変よかったです。

最後に大変お忙しい中で論文指導を頂きました上甲先生、日浅先生、データ集計で大変お手数をおかけしました広岡先生、平岡先生、小泉洋平先生、また日常臨床で支えていただいてます同門の先生方と松山日赤の当科の全先生方に、この場をおかりして深く感謝いたします。
今後どもご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いします。

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HITO病院の渡邉拓郎先生が入局されました。

以下、HITO病院の石川賀代先生からメッセージが届いております。

渡邉拓郎先生は四国中央市出身です。
地元であるHITO病院の地域医療に携わりたいという熱い思いを持って初期臨床研修医として研修を積んできました。人柄も温厚で患者さんにも優しく、フットワークも軽いので、大学でも頑張ってくれると期待しております。
救急のトリアージ等でも、多くの患者さんに関わっていますので、基礎力のある消化器内科医として彼の成長を私達も見守っていきたいと思います。
同門会の先生方、彼をどうか温かくご指導くださいますよう何卒よろしくお願いいたします!

左から徳本先生、日浅教授、渡邉先生、沼田先生(大学でのオーベン)、小泉(おまけ)

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愛媛大学大学院
消化器・内分泌・代謝内科学
(第三内科)
Department of Gastroenterology and Metabology, Ehime University Graduate School of Medicine
〒791-0295 愛媛県東温市志津川454
愛媛大学医学部本館8F
TEL 089-960-5308
FAX 089-960-5310
mail : 3naika@m.ehime-u.ac.jp