今村先生が10月26日に松本市で開催されたInternational Pancreas Research Forum (IPRF) 2017において,young investigator awardを受賞しました!おめでとうございます.
以下,今村先生からのコメントです.
この度、International Pancreas Research Forum (IPRF) 2017 においてyoung investigator awardに選出頂きました。
フォーラムでは、「Usefulness of laparoscopy and intraductal ultrasonography in a patient with isolated immunoglobulin G4-related sclerosing cholangitis」「A case of pancreatic cancer associated with autoimmune pancreatitis.」の2つの演題を発表してきました。最初の演題については、大野先生が論文化され、フォーラムでの発表前にClinical Journal of Gastroenterologyにacceptとなった内容となっております。大野先生も「Early pancreatic volume reduction on CT predicts relapse in patients with type 1 autoimmune pancreatitis treated with steroids」. 「Clinical features of IgG4 negative autoimmune pancreatitis.」の2演題を発表されました。
準備に大変苦労しましたが、何とか無事に(?)発表して、会場では愛媛をアピールすることができました。英語で発表ということで、ご指導して頂いた熊木先生には大変お世話になりました。また、胆膵グループの先生方にサポート頂き、多くの先生方にもご指導頂きました。この場をかりて厚く御礼申し上げます。
これからも胆膵グループの先輩方の背中を追いかけて頑張りたいと思います。
〇ステラーラクローン病適応拡大記念講演会in愛媛
日時:11月1日(水)19:30~
大和屋本店
特別講演
杏林大学医学部第三内科学 教授 久松 理一先生
〇オプジーボ胃癌承認記念講演会
日時:11月2日(木)19:30~21;00
ホテルマイステイズ松山(旧JALシティ松山)3階 「ドゥエミーラ」
特別講演
大阪大学大学院医学系研究科 先進癌薬物療法開発学 助教 坂井 大介先生
〇第3回Pancreatic Cancer Forum in EHIME
日時:11月8日(水)19:00~21:00
松山全日空ホテル南館4階 「エメラルドルーム」
特別講演
がん研究会有明病院 肝・胆・膵・内科 医長 尾阪 将人先生
〇第1回松山消化管機能フォーラム
日時:11月9日(木)19:00~20:30
いよてつ会館3階 「ロビンルーム」
特別講演
兵庫医科大学 内科学消化管科 主任教授 三輪 洋人先生
〇第17回愛媛東洋医学カンファレンス(COME)
日時:11月17日(金)18:30~20:00
愛媛大学医学部 臨床第2講義室
特別講演
かげやま医院(大阪府堺市) 院長 蔭山 充先生
〇愛媛肝疾患連携研修会
日時:11月18日(土)16:30~18:00
大和屋本店2階 「大和の間」
特別講演
佐賀大学医学部 肝疾患センター 特任教授・センター長 江口 有一郎先生
〇愛媛新聞社主催市民公開講座
日時:11月19日(日)14:30~17:00
ホテルマイステイズ松山(JALシティ松山)3階 「ドゥエミーラ」
〇第22回愛媛糖尿病カンファレンス
日時:11月22日(水)19:20~
松山全日空ホテル
特別講演
長崎大学大学院医歯薬学総合研究科 展開医療科学講座 第一内科 准教授 阿比留 教生先生
〇第2回愛媛肝代謝病態研究会
日時:11月28日(水)19:00~
えひめ共済会館4階 「豊明」
特別講演
金沢大学大学院 消化器内科 教授 金子 周一先生
〇動脈硬化性疾患予防講演会
日時:11月29日(水)19:00~20:15
松山全日空ホテル南館4階 「エメラルドルーム」
特別講演
りんくう総合医療センター 病院長 山下 静也先生
世界超音波医学会(WFUMB 2017)が台北で開催されました。10月15日にランチョンセミナーで講演をしてきました。我々が開発に携わってきたナビゲーションシステムを中心に肝がん治療の現状を話してきました。全体に会場は盛況で、我々が行なっている診療が世界レベルの中でも最先端を走っていることが確認できた3日間になりました。
日本内分泌学会 専門医制度において,松山赤十字病院 内科が,愛媛大学 第三内科を認定教育施設(基幹病院)とする連携医療施設 となりました。
これにより,今後,松山赤十字病院 内科で日本内分泌学会の専門医研修を行った場合,最大1.5年間分が研修期間として認められます。内分泌学会の専門医研修を考えておられる先生は,松山赤十字病院 内科での研修も選択肢となります。
ご質問等ありましたら,愛媛大学 第三内科 松浦文三先生(日本内分泌学会四国支部長)までお問い合わせください。
今年も毎年恒例の医局旅行に行ってきました.
幹事は第3内科のガジェットスターこと仙波先生が完璧にこなしてくださいました.
有馬温泉への1泊2日の旅行で,詳細な日程は以下の通りでした.
1日目:大塚国際美術館→ルネッサンスリゾートナルト(バイキングの昼食)→菊正宗酒造記念館→神戸中華街 散策→有馬温泉宿泊
2日目:姫路城 散策&昼食
新たに入局された先生として近藤先生が,また技官さんとしては堀部さんと棟田さんがご参加くださいました.
恒例の日浅教授によるありがたーい挨拶ではじまりました.
大塚国際美術館には数ある有名な写真が並んでおり,みんな心の保養になったようです.
特にH先生は超有名な絵を前にテンションがあがりまくっていたようです.
昼食は,バイキングとは思えないようなクオリティの豪華な食事に,みんな舌鼓をうっていました.
菊正宗酒造では館長よりお酒造りのイロハについて教えて頂いたあと,みんなで試飲を楽しみました.
一部ではコスプレを楽しむ先生もおられました.
その後,神戸中華街の散策に行きました.ここでは人生初だという北京ダックを女性陣3人がむさぼり食っ…いや,召し上がっておりました.
宿は有馬グランドホテルというかなり立派な温泉旅館で,恒例の宴会を行いました.
二次会ではカラオケでW先生の長渕節が炸裂.あまりの迫力にみんな感動の(笑いの?)涙が止まりませんでした.
2日目は姫路城を散策し,1日目に存分にため込んだカロリーを爆発させました.
一泊二日の短い旅行でしたが,とても楽しく懇親も深まり,最高の医局旅行でした.
〇第13回愛媛軽症糖尿病懇話会
日時:10月18日(木)19:00~
道後山の手ホテル 2階「ヴィクトリア」
特別講演
順天堂大学国際教養学部グローバルヘルスサービス領域 教授 田村 好史先生
〇第17回 日本内分泌学会 四国支部学術集会
日時:9月2日(土)10:00~
香川大学 医学部 臨床講義棟2階
〇愛媛消化器超音波カンファレンス
日時:9月2日(土)15:30~18:00
愛媛大学医学部 重信キャンパス 第2臨床講堂
特別講演
愛媛大学大学院医学系研究科 地域医療学講座准教授 熊木 天児先生
〇Next Symposium2017 in Matsuyama
日時:9月4日(月)19:30~21:00
松山全日空ホテル 南館4階「エメラルドルーム」
特別講演Ⅰ
中村・平井・田邉法律事務所 医師・弁護士 田邉 昇先生
特別講演Ⅱ
島根大学医学部 内科学講座第二 木下 芳一先生
〇Liver Sciences Forum in愛媛
日時:9月7日(木)19:00~20:40
松山全日空ホテル 南館4階「エメラルドルーム」
特別講演
大垣病院 副院長 熊田 卓先生
〇第18回愛媛GIフォーラム
日時:9月12日(火)19:00~21:10
ふなや 3階「光輪の間」
特別講演
鳥取大学医学部 機能病態内科学分野 教授 磯本 一先生
〇第23回愛媛NST研究会
日時:9月16日(土)14:00~17:30
南海放送 本町会館
特別講演Ⅰ
国立研究開発法人 国立長寿医療研究センター
もの忘れセンター長 櫻井 孝先生
特別講演Ⅱ
徳島大学医学部 疾患治療栄養学分野 教授 濱田 康弘先生
〇肝臓がんの画像診断と治療の最前線
日時:9月21日(土)19:00~20:30
伊予鉄会館 3階「ロビンルーム」
特別講演Ⅰ
松山赤十字病院 副院長・肝胆膵センター所長 上甲 康二先生
特別講演Ⅱ
近畿大学医学部 放射線医学教室 放射線診断学部門 教授 村上 卓道先生
〇第43回 愛媛内分泌代謝疾患懇話会
日時:9月22日(金)19:00~
松山全日空ホテル 本館4階「ダイヤモンドボールルーム」
特別講演
東北大学大学院医学系研究科 糖尿病代謝内科学分野 教授 片桐 秀樹先生
当院,愛媛県立中央病院消化器病センター,松山赤十字病院肝胆膵センターの多施設で行ったRFAの論文がAm J Roentgenology誌にアクセプトされました.
論文名 Chemoembolization with or without radiofrequency ablation: outcomes in BCLC-B hepatocellular carcinoma
以下,筆頭著者の廣岡先生からのコメントです.
当院、愛媛県立中央病院消化器病センター、松山赤十字病院肝胆膵センターでの多施設共同研究がAJRに採用されました。欧米ではBCLC intermediate stageの肝癌にはTAEが標準的治療として推奨されていますが、今回の研究では特にintermediate stageの早い段階のものにおいてRFAがTAEを凌駕していることが明らかになりました。肝疾患ではEKENにより愛媛県のデータが集約・解析されやすい状況です。今後もエビデンスの構築に寄与できる論文が発信できるように励みたいと思います。
先日、初期研修2年目の矢野怜先生が上甲康二先生(松山赤十字病院副院長)とともに入局のご挨拶に来られました。矢野先生は愛媛大学卒業後、松山赤十字病院で研修中です。消化器内科医であるお父様の影響もあり、学生時代より消化器疾患(特に肝胆膵領域)に関心を持っておりました。
集合写真
矢野先生はとてもモチベーションが高く、6年生の春には日本消化器病学会四国地方会で発表しました。本学会での医学生による発表は初めてでしたが、柔道で鍛えた持ち前の大きな体で堂々とした発表されました。また、質疑応答も難なくクリアし、学会会場を震撼させていました。
学会会場で指導医の熊木先生とともに(2015年6月、高松にて)
また、目的意識がしっかりとしており、将来は専門医取得とともに大学院への進学も考えておられます。今後の活躍がとても楽しみな先生に入局して頂き、スタッフ一同喜んでおります。
日浅先生とともに
第3内科日浅丸就航後4年が過ぎましたが、その間に50人の新入局員を迎えることができました。これからも多くの方を迎え入れられる様、さらに後進の指導に力を入れられる体制を構築していきたいと思います。
宇都宮先生の学位論文が,日本消化器病学会の英文誌であるJournal of Gastroenterology(JG)誌の表紙に選ばれました.
Upregulated absorption of dietary palmitic acids with changes in intestinal transporters in non-alcoholic steatohepatitis (NASH).
Utsunomiya H, Yamamoto Y, Takeshita E, Tokumoto Y, Tada F, Miyake T, Hirooka M, Abe M, Kumagi T, Matsuura B, Ikeda Y, Hiasa Y.
J Gastroenterol. 2017 Aug;52(8):940-954. PMID:28062946
以下,宇都宮先生からのコメントです.
この度は私の学位論文をJournal of Gastroenterology誌の表紙に選んで頂き、誠に光栄に感じております。NASHの病因や進展に関しては未だ未解明な部分も多く、この研究がNASH解明の一翼を担えるように発展していくことを切に願っています。今後は本研究で得られた知見を基礎研究に昇華していくことで、更なるメカニズムの詳細な解析や治療ターゲットの特定を研究テーマに邁進したい所存でございます。最後になりましたが、本研究に多大なるご協力を頂きました山本先生、日浅先生をはじめとした諸先生方に厚く御礼申し上げます。本当にありがとうございました。